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キノコの二日酔い対策効果はシジミの5倍!?

2013年8月 25日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

ビールが美味しい季節ですが、どうしても飲み過ぎになってしまう傾向にあります。自分は数年前から飲んだ次の日につらい状況になるので、なるべく家でも飲み会でも飲まないようにしています。それでもどうしても飲まないといけないときもあるのですが、そんな時にはウコン入りのドリンクを飲むなど対策をしてから望むようにしています。

そんな二日酔い対策ですが、飲み過ぎてしまった次の日にはシジミ汁と相場は決まっていました。通常よりもオルニチンの量が多い味噌汁も数多く売られていて、一定の人気を持っているシジミですが、実はそれよりももっと効果のある食材があるというのです。それがキノコ。

有名なシジミにはアルコールの分解を助けてくれる栄養素オルニチンが豊富に含まれていますが、最近の研究でブナシメジには、シジミの5倍から7倍のオルニチンが含まれていると分かってきたそうです。

しかもキノコ料理はお酒の席でもよく出されるもので、ブナシメジのホイル焼、エリンギのソテー、まいたけきんぴら、キノコ雑炊など色々あります。このお酒の席で一緒に食べることによって、二日酔いへの効果が高いといいます。

その他、アルコール燃焼効果もあるのでメタボ対策にも役立ち、疲労の原因ともなるビタミンB1の欠如もキノコによって補うことが出来ることから、夏ばてにも効果があるといわれています。

このように、身近な食材で数多くの効果を得ることができるキノコ。この夏は人気を呼ぶことになるかもしれませんね。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20130824_207319.html

飲んだ翌日の二日酔い運転にご注意

2012年5月 23日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

飲酒運転で事故を起こした場合、取り返しのつかないほど刑事的にも社会的にも制裁をうけることになります。うちの会社でも、そういう場合には厳罰に処せられ、懲戒免職になる可能性がかなり高いと警告し、節目節目で上司からも「決して飲酒運転はしないように」と指導を受けます。

ほとんどの企業や大学などで厳し処分を下している飲酒運転なので、それでもしようという人は少ないのですが、今、とある飲酒運転に関する事故が急増しているといいます。それが午前6時から正午にかけて起こるもので警視庁が2011年度に起こった飲酒運転事故238件を調べたところ、そのうち約32%にあたる76件がこの時間に発生しているといいます。

ここで注目したいのが時間帯です。深夜帯であれば飲んで運転するという構図が見えますが、この時間はそういうケースは少なく、飲んだ翌日に運転していて事故を起こすといったケースが該当します。

肝臓のアルコール分解能力は、個人差や年齢・性別による違いはあるものの、日本人の成人であれば1時間あたり約4グラムであるといわれています。これは、ビール500ミリリットルを飲んだ場合で、完全に分解されるのに要する時間が5時間程度に相当し、この間に睡眠をしていた場合には、さらに分解速度が遅くなることから、もっと時間がかかるのです。

ということは、深夜に帰宅しすぐに眠って翌朝早くに運転をした場合には、アルコールがまだ体内に残存していて、事故などを起こした場合には酒気帯び運転となってしまうことになります。「一晩寝れば大丈夫」という何の根拠もない自信は、早々に捨てた方が良さそうです。

ちなみに飛行機のパイロットの場合は、会社によりますがANAは搭乗前12時間以内の飲酒を禁止していて、かつその前までの飲酒もビール1リットル、焼酎200ミリリットル、日本酒2合までと定めているといいます。これも残存するアルコールのことを考慮した値なのです。

例えば、土曜日にゴルフに行くのに朝の5時に起床し運転する必要がある人が、前日の金曜日に会社の飲み会で終電まで飲んでいた、というケースも少なからずあるでしょう。飲み会なので、ビールジョッキ1杯のみということにはなりにくく、翌日の運転はかなりの確率で酒気帯び運転になるということ。

これで事故を起こして罰金だけでなく職を失うことになったら、悔やんでも悔やみきれないでしょう。そういったリスクを少しでも排除するためには、一人一人が翌日のスケジュールも踏まえて、適度な飲酒を行うことが求められるということを今回、改めて気付かされるのではないでしょうか。

【参考】日本経済新聞 2012/05/23

ビールにトマトでアルコールを分解せよ

2011年8月 12日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

この季節おいしい飲み物の一つとしてビールが挙げられます。会社内のイベントでも必ずといっていいほどビアガーデンツアーが組まれ、デパートの屋上では今日も多くの会社帰りの人たちがビール片手に盛り上がっていました。

しかし、飲み過ぎてしまい次の日に二日酔いで苦しい思いをしてはじめて、あんなに飲むんじゃなかったとものすごく後悔することになります。そうならないためにもあらゆる手を使って次の日に持ち越さないような努力が欠かせないのです。例えばウコン入り飲料を飲む前と後で飲んだり、胃腸薬を用意したりします。コンビニではこういった客がまとめ買いをすることを狙って、並べて売ってあるところがほとんどです。

こういう努力とともに欠かせないのが、飲んでいる最中です。従来では所々で水などを飲むくらいしか手立てがなかったのですが、このたびアサヒとカゴメがすばらしい食べ合わせを発見しました。その立役者がトマトなのです。トマトの成分にアルコールの分解を促すものが含まれていることを実験レベルで確認したというのです。
トマトの水溶性成分に含まれる糖類やアミノ酸などの複合物がアルコールの代謝を促進する酵素の働きを高めるそうで、「ビールとトマト」という組み合わせが、見た目にも効果の面でも相性ばっちりだということが示されたことになります。

マウスによる実験レベルではありますが、トマトによってアルコール濃度は3割も減少することを確認したという驚くべき効果をあげています。アミノ酸などの主要成分を人工的に作ったもので実験してもあまり効果が得られなかったことから、トマトに含まれる様々な成分が複合することで相乗効果を生み出しているのではないかと研究者はみています。

トマトに含まれる、セルロース、ペクチン、ヘミセルロースには整腸作用やコレステロール低下作用があるといわれており、緑黄色野菜の中で唯一トマトにだけ入っているリコピンにはがん予防、老化防止、心疾患予防などの疾病予防効果があるといわれています。トマトを摂取することはアルコールを分解して次の日に快適に過ごすだけでなく、現代人が抱える様々な不安要素を低減してくれる様々な効果をもたらしてくれるのです。そういう意味で飲んでいてもいなくても積極的にトマトを食べるようにしたいものです。

【参考】日本経済新聞  夕刊 2011/08/12