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コートの脱ぎ方にもマナーを

2009年2月 21日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

少し暖かくなってきたと思ったら、また寒い日が続くようになり手放すつもりだったコートにもまだまだ活躍して欲しい日が続きそうです。そのコートなんですが、相手先に訪問するときにどう扱っているでしょうか。おそらく相手に会う際には気をつけて事前に脱ぐことを忘れることはあまりないとは思いますが、実はそれだけではマナー違反だったのです。

それは、外から持ち込むチリなどに気をつけていないことにあります。訪問先でチリを出すことに対しても細心の注意をはらってできるだけ避けるようにしないといけません。具体的には玄関前でコートを脱ぐようにします。さらに、表向きのままたたんでしまうと表面の埃を中に入れてしまうことになるので、裏返してたたむようにするとベターでしょう。

玄関先では受付の方もいらっしゃることが多いので、こういうちょっとした心遣いを見せることで自社の印象をずいぶん高めることができると思います。結構そういう姿を見ているそうですよ。気をつけないといけませんね。

【参考】日経Plus1 2月14日

図解ビジネスマナーの教科書 図解ビジネスマナーの教科書
(2008/03/19)
中川 美恵子

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聞き上手になるポイント

2009年2月 13日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

自分の意見を正しく相手に伝えることも大切です。しかし、自分の考えだけを相手に一方的に押しつけられたらあなたならどう思うでしょうか。きっと次からその人と話をしたいとは思わないでしょうし、相談したいとも思わないでしょう。つまり自分が話をしたい、人間関係を築きたいと思うのであれば、相手の話を「聞く」ことが重要なのです。この簡単そうな「聞く」という動作がなかなか難しかったりします。そこで聞き上手になるためのポイントを紹介したいと思います。

<聞き上手になるポイント>
■聞くことのメリットを理解する
・提案力が向上
 相手の置かれている状況や希望を把握します。始めは相手が何について語っているのかをしっかりと確認することが大切です。相手の話を聞くきっかけとしてYes、Noで答えることがないようなオープン質問をするといいでしょう。

・交渉力をアップ
 本音を引き出し、交渉時の自分のカードを増やします。必ず相手もこうしたいという思いがあるはずです。否定することなく、どうしたいのかを聞き出しましょう。

・対人関係が円滑に
 きっちり聞く姿勢を示すことで信頼関係を築きます。「この人は自分の話を聞いてくれているんだ」と思うと、もっと話したくなりますよね。同じことを相手にもすればいいのです。

■相づちを効果的に打つ
・1種類の言葉ではなく、多くの種類を使う
 「はい」に加え、「ええ」「なるほど」「そうですね」などを使うといいでしょう。こうすることで聞き流していると誤解を受けずに済みます。

・相手の使うキーワードを繰り返し、興味を示す
 声が大きくなる言葉や繰り返し使う言葉に注目します。

・キーワードに「プラスアルファ」の質問をする
 話題への関心を示し、話に参加していることをアピールします。上記のキーワードを盛り込み、相手の話を疑問系ににして返すだけでも、聞いているんだということを相手に印象づけることができます。例えば、「私、車が欲しいんですよ」に対して、「車が欲しいんですね?」とする等。

・視覚にも訴える
 話にあわせてうなずきます。身振りや手振りを加え、聞きながらメモをします。

■気持ちよく話してもらう
・服装や装飾品などをチェック
 相手の趣味や好みから広げます。

・声のトーン、大きさ、話すスピードに合わせる
 相手にあわせ話しやすい環境を作ります。

相手の話を聞く上で大切なのは、否定をしないことだと思います。否定は相手の話したいという欲求を抑制するものであり、相手の真意をつかむことができなくなってしまう危険性をもっています。ひととおり相手が話し終えた後、相手を肯定した上で自分の意見を言うとより効果的に相手に伝わるのです。

自分が話しやすいと思う人は、このようなテクニックを基本的会話の中で確立している人が非常に多いのです。なぜ話しやすいかをその人と話をしているときにほんの少しだけ考えてみて、それをまねてみるのもいいかもしれませんね。

人間関係はこういった些細なところでより強くなっていくのです。

【参考】日経Plus1 2月7日

上手な聞き方が身につく技術 [スーパーラーニング5] (スーパー・ラーニング) (スーパー・ラーニング) 上手な聞き方が身につく技術 [スーパーラーニング5] (スーパー・ラーニング) (スーパー・ラーニング)
(2008/09/12)
宮崎 聡子

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会話の中に相手の名前を

2009年2月 06日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

話をしていると親近感がわいたり、なんとなく自然体な感じを受けることがよくあります。もちろんその相手の方の性格というのもあるとは思いますが、そこには知らず知らずのうちに多くの人が行っているある動作が関係すると言われています。

それは、話し終わった後別れ際に相手の名前を呼ぶことだといいます。電話の時でも何かをお願いするときでも、「それでは○○さん、お願いいたします。」と相手の名前を呼ぶことによって、誠実さを受け取ってくれ、少しだけこの人のためにやってあげようという気持ちが強くなるのです。また、自分がお願いしていたことをやってくれたときなども「△△さん、ありがとうございました」と言うことによって、また次回につながる人間関係を構築することができます。

最後だけでなく、言葉の節々に相手の名前を呼んであげるとより一層親近感を与えることができます。自分の名前を呼ばれると誰でも「なんだろう?」と意識が話し手に向きますよね。そこでひきつけておくことによって、相手の心に自分の言葉が届きやすくなります。

また、もう一つの親近感の沸かせ方として挙げられるのが、ボディタッチです。先日男女が一つの車に乗って旅をする番組の中で紹介されていたのですが、女性が男性に対して話の最中にボディタッチをすることによって、相手の男性としては「気があるかも」と期待してしまうといいます。恋愛の世界だけでなく、普段の生活の中でも誰かと話をしているときに、さりげないボディタッチは人間関係の構築にプラスになると思います。

ただし、異性の間であったり、誰かに触れられるのを嫌がる人も多いので、ボディタッチをしてもいい人なのかどうか、人間関係はそこまでできているのかを見極めながら行うのがいいでしょう。昔からこのようなノンバーバルコミュニケーションの重要性は様々なところで紹介されてきましたが、自分の武器としてうまくケースに応じて使えるといいですね。

ほんの少しの工夫によって、相手に与える印象はぐんと良くなります。すぐにうまく伝えることはできないので、いつでも使えるように意識の片隅に置いておき、会話の中で積極的に使ってみることによって徐々に上達していければいいのではないでしょうか。

【参考】日経Plus1 1月31日

感性がビジネスを支配する
(2009/02/05)
木暮 桂子青木 かおり

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