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仕事で得する話し方

2009年3月 24日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

会社で人を観察していると、同じことをやっている2人でも上司から見ると全く印象が異なっているように見える事があります。場合によっては同じ結果をもたらしたとしても、評価が異なることもあるのです。それはひとえに、話し方や説明の仕方によるものが大きいということが分かります。

どうやら話し方には「コツ」があるようです。そこで、週刊SPAに掲載されている内容をもとに、どうしたら仕事で得する話し方ができるのかを考えてみたいと思います。

■「やります」と断言する
「頑張ります」や「できると思います」という言い方は、聞いた方から見ると、本当に大丈夫?と逆に心配になってしまったりするものです。そこで、できますと断言しましょう。それによって、自分も逃げ道がなくなることから真剣に取り組むことができるでしょう。ただし、できますといって失敗が続くと、信用されなくなってしまいますから要注意です。

■「どう思いますか?」と聞く
仕事の会話は「9割聞き、1割話す」程度でいいといいます。たくさん聞き出すために相手への質問は、YES,No形式ではなく、HowやWhyというように文章を引き出しやすい質問をするようにしましょう。

■「なぜ?」と5回尋ねる
自分の部下などから話を聞く場合、頭ごなしに色々指示を出すのではなく、「なぜそう思うの?」「どうしてこのようなことが起きたの?」というようになぜを5回は使うようにします。それによって質問された部下も考えるようになるでしょう。

■自分の意見は最後に言う
多くの人は、部下に控えめな態度を求める傾向にあります。相手に気持ちよく話してもらうためにも、じっくりと相手の話を聞いた後、最後に自分の意見を言います。順番を変えるだけで効果は大きいでしょう。

■話は、タテ・ヨコに広げる
雑談ができない等の悩みはこれで解決します。時間軸をさかのぼってみたり(タテ)、同じ視点で違うものをみたり(ヨコ)して話を広げてみましょう。

■「聞いてません」は禁句
この言葉の裏側には私のせいではないという言い訳が隠されています。もし自分がそのように言われたら、いい気分はしませんよね。逆に「聞き漏らしてしまいました。すみません、もう一度お願いいたします」とはっきり言うといいでしょう。時には潔さも大切です。

このように、短期間で相手に好印象を残すには、はきはきとしていることなのです。相手には自分にないものをもっているすばらしい人であると考え、そこから色々なものを自分のものにしようとする貪欲さが必要なんだと思います。

【参考】週刊SPA 3月24日号

他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う! 他社から引き抜かれる人は「話し方」が違う!
(2009/03)
古川 裕倫

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短い会話ではマイナス点を先に

2009年3月 18日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

あなたは友人が作ってきたというパンを試食したとします。試食した後2つの感想を持ちます。一つは味がさっぱりしていて美味しいこと、そしてもう一つは少し固いということ。そこであなたは、この感想を友人に伝えるとしたら次のどちらを言いますか?

A「さっぱりしていて美味しいけど、少し固いね」
B「少し固いけど、さっぱりしていて美味しいね」

どちらも伝えている内容は同じ2つの感想です。これを聞いて友人はどちらの方に喜ぶのでしょうか。きっと多くの人はBを選択すると思います。Aは結局なんか愚痴っぽく聞こえてしまう可能性すらあり、場合によっては友人を怒らせてしまうかもしれません。

その他、ある仕事を頼んだ相手から「ありがとうございました。すごく勉強になりました。やってみてよかったです。ちょっと大変でしたけど。」と言われると、相手は感謝の気持ちを述べているのかもしれませんが、聞いた方にすると大変な仕事をさせちゃって申し訳ないと思うでしょう。

では、この違いはどこから来るのでしょうか。コミュニケーション塾の今井登茂子さんによると、短いワンフレーズの中では最後にくる言葉がより強調されて相手に伝わるためとしています。なので、先ほどの例でいうと「大変だったけど、勉強になってよかったです。ありがとうございました。」と言うことによって感謝の気持ちと共にやる気を相手に伝えることができる言葉に変身することができるのです。

最後にポジティブな言葉を残すことによって、相手も自分も明るくなるような気持ちになりますよね。明るい印象を持つ人の所には楽しい話や楽しい仲間、素敵な仕事が舞い込んできます。短い言葉の中でマイナスとプラスふたつの気持ちを相手に届けるときには、感謝や喜びなどプラスの言葉を最初に持ってくるように意識するといいと思います。

【参考】日経Plus1 3月14日

人に好かれる言葉ハンドブック―こんなとき、この言い方
(2008/08)
今井 登茂子

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上司が陥る10の勘違い

2009年3月 07日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

管理職という仕事は人間関係の上でも、上下の関係をうまく保ちながら自分の役割を確実こなしていくという点で非常に難しいポジションにあるといえると思います。ひとつ間違えると部下からは上司に対する不満として士気が下がる結果になってしまいます。一生懸命部下とコミュニケーションをとろうとしているうちはいいのですが、部下をまとめることすらできないような考え方になってしまうと、もう手のつけようがありません。

そこで、今回は人材派遣企業ロバート・ハーフ・ジャパン調査による、「管理職者が陥りがちな思い違い」に対する10の見解を紹介したいと思います。ここから今部下の立場であっても将来上司として同じ過ちをおかさないように知っておきましょう。

<上司が陥る10の勘違い>
1. (解雇されずに)仕事があるだけ運がいいと思え
2. 達成不可能な場合でも、君ならできる、と仕事を振ればできるはず
3. 部下と管理職は一心同体だ
4. 長時間働く部下はいい部下だ
5. 景気好転は待つしかない
6. 噂は放っておけばいい
7. 仕事を達成し、成果が見えた段階で褒めてあげればいい
8. 優秀な部下は放っておいても目標達成できる。そのまま放置しておけばいい
9. 部下は意思決定をする必要はない
10. 経費削減の一貫として、研修費も削減すべき

どれも、部下から見るとやる気が下がるような勘違いばかりです。1位についてですが、この発想は1970年代前半のオイルショックなど不景気な時ほど顕著になる勘違いだそうです。4位については多くの人が感じたことがあるのではないでしょうか。残業時間が多いほど評価が高く、早く帰る人にはなんとなく冷たい対応をされる等、全く逆な評価となっています。残業が少なく結果を出せるならそちらの方がいいし、残業をしても効率が下がってしまうことも考えられます。

上司としては、まずは部位が仕事をして様子を上から目線で見るのではなく、出来が悪いようならアドバイスする、自由にやらせてみて失敗したらフォローするといったいいみで任せることが大切なのではないでしょうか。

【参考】Biz.ID
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0903/05/news098.html

「できる上司」のものの言い方―その「ひと言」をやめるだけで、部下は伸びる!(East Press Business) 「できる上司」のものの言い方―その「ひと言」をやめるだけで、部下は伸びる!(East Press Business)
(2009/02/19)
吉田 典生

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