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1日の総活動カロリーを計測しよう

2009年4月 03日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

カロリズム

あなたは、今日どのくらいのカロリーを消費しましたか?

そう言われて、数値を答えることは実は意外にも難しいのではないでしょうか。マラソンを10分したから80キロカロリーだとか簡単な計算方法はありますが、その計算式がどの程度正確なのかを知るすべはありません。食事の消費エネルギーは1キロカロリー単位で書かれているのに対して、活動による消費エネルギーをある程度正確に把握できないというのもなんだか悲しい気がします。

そんなありそうでなかった、1日の総消費エネルギーと活動の状態を表示する計測器「カロリズム AM120」が体重計などで有名なタニタから発売されました。これは家事やデスクワークなどの活動でも消費エネルギーを計測することができる、いわば「活動量計」ともいえる機械なんです。

見た目は万歩計なんですが、歩数計との違いは歩行だけでなく日常のさまざまな活動のエネルギー消費量などを計測する点にあります。こういった活動エネルギーを計測する機械自体は業務用としてはあったそうなんですが、一般向けとして発売されたのは今回がはじめてだとタニタの担当者の方は話しています。

カロリズムの気になる計測方法ですが、計測は「吸気分析法(間接熱量測定)」のデータと、3Dセンサーからのデータに登録した個人の体組成情報を組み合わせ、消費エネルギー量を推定しています。耳慣れない言葉が出てきましたが、間接熱量測定とは呼気中のガスを分析することによって酸素摂取量を測定し、この酸素摂取量からエネルギー量を換算するものです。

体内におけるエネルギーの発生は糖や脂肪を主な燃料としていますが、燃料からエネルギーを作り出すためには酸素が必要です。なので酸素を使った量が分かれば、発生したエネルギーが分かるという考え方に基づいています。

これまで1日の総消費エネルギー量を計測する機器として「ヒューマンカロリーメーター」と呼ばれるものがありました。これは機械の内部で被験者が24時間活動することで、総消費エネルギー量を非常に正確に計測できるというものなんですが、計測器は密室になっていて、日本この機械は4台しかないので一般の人が使うことができなかったのです。

そこで、タニタはこのヒューマンカロリーメーターを使って実際に色々計測してみて取得した膨大なデータから独自のアルゴリズムを考案し、それを万歩計のような取り付けるだけの機械の心臓部として組み込んだのです。ヒューマンカロリーメーターとカロリズムの間で1に近づくほど相関があるとされる相関関係は0.907という非常に高い値を示していることからも正確さはうかがい知ることができるでしょう。

計測ができる主な項目は以下の通り。
・総消費エネルギー
・安静時代謝量
・活動エネルギー量
・脂肪燃焼量
・歩数
・歩行時間
・歩行距離
・運動強度を示す単位の「メッツ」
・運動の量を示す単位の「エクササイズ(メッツ×時間)」

このカロリズムを上半身に取り付けるだけで、家事やデスクワークなどわずかな身体活動の消費エネルギーが計測でき、洗濯物を干すといった上半身のみの活動における消費エネルギー量も測定できるというのですから、まさにこれまでよく分からなかった消費カロリーをある程度正確に把握することができるようになったのです。

これはダイエットやメタボで気になる方も日頃の活動量を考慮して、食事やおやつ、飲酒などをコントロールすることだってできるようになることから強力な助っ人と言えるのではないでしょうか。

【参考】家電watch
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20090401_80230.html


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手料理のカロリーはいくつ?

2009年2月 11日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

メタボに対する社会的な認知が進み、肥満になることは様々な生活習慣病への入り口であるという危機感から女性だけでなく男性の間でもダイエットが行われるようになってきました。先日ブームになった「朝バナナダイエット」も多くの男性がチャレンジしたのではないでしょうか。

そんなダイエット中の方が気にするのがなんといっても「カロリー」だと思います。最近では多くのレストランやスーパーで売られている食品にカロリー表示がされていて、自分がどのくらいのカロリーを摂取したのかが分かるようになっています。

しかし、難しいのは手料理の場合です。自分が作った料理のカロリーはどのくらいなのかを判断することはなかなか難しいと思います。普通のカレーは800Kcalなどと概数で考えることもできるのですが、なかなか分からないものも多いのではないでしょうか。そこでそういった手料理のカロリー計算をどのようにしたらいいのかを調べてみました。

日本食品分析センターによると、一般の加工食品を対象とする栄養表示基準では「修正アトウォーター法」というものを使って計算しているそうです。
・たんぱく質: 4kcal/g
・炭水化物: 4kcal/g
・脂質: 9kcal/g
その他にもあるそうなんですが、ここではこれを中心に使うことにします。

1)まずは、食物中の栄養素を分析します。この段階で、食品の栄養表示等を利用できるものはして、そうでないものはWeb等から素材の栄養分を調べておくといいでしょう。

2)単位量あたりの成分を割り出します。例えば、ある食品100グラム中に炭水化物が20グラム、タンパク質が30グラム入っているとすると、以下のような計算になります。

 20(g) × 4(kcal) + 30(g) ×4(kcal) = 200kcal

3)最後に料理の分量分だけかけ算をしてあげます。例えば上の料理が300グラムある時には、今回の料理の総カロリー数は、600kcalとなるのです。

この考え方は、これ以外の成分を含んでいないので概算になりますが、目安にはなると思います。ただ、これを毎回やっていては厳しいものがあります。カロリー計算ばっかり頭がいってしまい料理ができなくなるという本末転倒な状況になりかねません。そこで、すばらしい商品を見つけました。それがTANITAのカロリースケールという商品です。

食材をはかりにのせて、日常よく使う食品937品目、料理540品目のデータが予め登録されているという優れもの。商品をはかりにのせて選択するだけでカロリーを表示してくれます。これなら食品や料理のカロリー数を上記のような面倒な計算や本で調べたりすることなく把握することができます。

1日のエネルギー量の目安は、現在の体重を維持する場合には現在の体重(kg)の30倍した値(kcal)で、減量を狙うのであれば25倍にするといいそうです。食材の種類を多くとりながら、カロリーをうまく計算して計画的にダイエットができれば、長続きするかもしれません。

【参考】
・日経Plus1 2月7日
・日本食品分析センターFAQ


カロリーを知れば食事への意識も変わる!?
カロリースケール

長寿遺伝子でアンチエイジング

2008年12月 22日 By: rainbow Category: ヘルスケア 5 Comments →

近年、急速に平均寿命が延びつつあり人生は60年ではなく80年までになっています。長寿は人々の永遠の希望であり、遙か昔秦の始皇帝は多くの人々を導入し不老不死の薬を探しました。

そんな「健康で長生き」を実践している医者が聖路加国際病院で理事長を務める日野原重明さんです。彼はなんと御年97歳になる現役医師なのです。診察をする患者が全員年下だという日野原さんはすでに4年先の学会発表スケジュールまで決まっているというのですから、驚きを隠せません。

日野原さんに長寿の条件を4つにまとめていただきました。
■条件1:低体温
低体温であることによって、無駄に体のエネルギーを消費しなくて済みます。脳治療の現場でも低温にするのが普通に行われているそうで、日野原先生の朝の体温は35度台といいます。

■条件2:低インスリン
低インスリンダイエットという言葉もあるくらい、広く広まった考え方です。

■条件3:抗加齢ホルモン値が高い

最近では、数年前に100歳の姉妹として有名になったきんさんとぎんさんの遺伝子を研究することによって様々なことが分かってきました。体中にある細胞の中でミトコンドリアと呼ばれるものがあり、ブドウ糖を分解してくれるいい奴あんですが、同時に有害な活性酸素を出してしまい、これが老化の要因の一つとなっています。きんさんやぎんさんの遺伝子は他の人と違い、活性酸素をうまく中和してくれる機能が付いていたのです。これによって老化を抑制することができたと言われています。

遺伝子研究はさらに進み、誰にでも存在する長寿遺伝子があることがわかりました。アメリカ マサチューセッツ工科大学生物学部のレオナルド・ギャランテ教授によると、その遺伝子は「サーチュイン長寿遺伝子」というもので、これによってショウジョウバエの寿命は30%向上、線虫の寿命は50%も増加したそうです。

この「サーチュイン長寿遺伝子」は老化を遅らせ寿命をのばすものであり、ヒトであれば10番目の染色体に存在します。ところがサーチュイン遺伝子は普段活性化していません。活性化する引き金を引くのは「少ない食料」であること。食事のカロリーを制限したときに協力に活性化するそうです。これは、生物として食料が少なくなると子孫を作ることよりも体を維持しようと働く本能から生じています。

日野原さんのお昼ご飯も、牛乳とクッキー2つだけという少なさ。食事は低カロリーが一番であると日野原さんもいいます。年を取れば腹八分目でいいとし、さらに日野原さんはそれよりも1割少ない7割におさめているとのこと。お腹が空いたと感じる人は、集中して仕事をしていないからと笑いをとっているくらいです。そして1日の摂取カロリーは 1300キロカロリー程度でとにかく栄養バランスを考えること、そして1日で使い切れるだけのカロリーしか消費しないこと、さらにカロリーを取りすぎたときには3日で調整することを実践しています。

このように、日頃からエコモードで暮らしていくことによって、元気で楽しく長生きすることができるのです。かつて不老長寿の薬を求めた始皇帝ですが、答えは意外に近くにありました。飽食の時代にあって、ダイエット目的ではなく長生きのためにこれからはカロリー制限をしてみてはいかがでしょうか。

【参考】素敵な宇宙船地球号 12月21日

※読者の方からコメントを頂き、一部情報に誤りがありましたので、訂正しお詫び申し上げます。
(誤) ・・・そして1日の消費カロリーは 1300キロカロリー程度で・・・
(正) ・・・そして1日の摂取カロリーは 1300キロカロリー程度で・・・


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