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ハイブリッド車の意外な危険性

2009年7月 04日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

エコカー減税によって今や至る所でハイブリッド車が話題にのぼっています。最近ではトヨタのプリウスとホンダのインサイトの熾烈な争いが繰り広げられていますが、とある調査によるとハイブリッド車など温室効果ガスの排出量が少ないエコカーを購入したい、もしくは購入済みと回答した人は84%に上ったそうです。そのくらいハイブリッド車の社会認知度が高いといえるでしょう。

そんなハイブリッド車なんですが、実は一つ大きな課題があることが分かってきました。それは当初メリットとされてきた静音性なのです。実際街の中でハイブリッド車に遭遇すると恐ろしいくらい走行音が静かなことがわかります。その静音性がゆえに、視覚障害者らから「車の接近に気付かず、危うく衝突するところだった」などの声が上がっているというのです。

視覚障害者だけでなく、健聴者にとってもこの静かさはかなり危険があると言えるでしょう。道を歩いている時に後ろから車が来ていることを把握するのにエンジン音を聞くことによって認識しています。また歩いていて見通しの悪い交差点に差し掛かる際に、車が来ないことを確認するのにもエンジン音を聞くと思います。これがハイブリッド車では大変小さいのです。自分は一度狭い道を歩いていて後ろからクラクションを鳴らされて分かったということがありました。

この問題について、国土交通省が有識者や業界団体、視覚障害者団体など関係者を集めて対策検討に入ったそうです。今後この検討委員会でどのような結論が出され、対策が打たれていくか注目していきたいと思います。

運転者にとっては居住性が向上することから、これまで音が静かだということは大きなメリットとなるものでした。とある車紹介の番組でも、試乗の際に騒音メーターを利用して計測した値を紹介していてある値以下だからいい車だと紹介していたものもあるくらいです。そのメリットが危険と隣り合わせなのだとしたら、こんな怖いことはありません。

今後増えていくであろうハイブリッド車に、どのような仕組みを入れることができるのか車メーカーも巻き込んだ早急な対処が求められるのではないでしょうか。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090703-OYT1T00120.htm


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「日本」をなんと読むか

2009年6月 30日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

自分の国の名前でありながら、「にっぽん」と「にほん」のどちらが正しい読み方なのかと問われると答えに窮してしまいます。「日本橋」という地名についても東京と大阪では読み方が違いますし、どちらが正しいということもないと思います。

そんな疑問について、政府が2009年6月30日に「日本」の読み方について民主党の岩國哲人衆院議員の「日本国号に関する質問主意書」への答弁書を閣議決定しました。その内容によると、「『にっぽん』『にほん』という読み方については、いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はないと考えている」としています。

エッセイストの轡田隆史さんによると、遙か昔室町時代にまでさかのぼると「にふぉん」と読んでいたり「じっぽん」と読んでいたりして、現代になって「にほん」が定着してききたと説明しています。戦前は「にっぽん」が多かったのですが、それは大日本帝国の影響だとされており、それが戦後、現在の憲法である日本国憲法は「にほんこくけんぽう」ということからも「にほん」に徐々に変化していったのだろうと推測しています。

今回、政府が説明しているようにどちらでもいいというあいまいさは、あってもいいのではないかと思います。国に対する思いは人それぞれだし、場所によっても異なります。とある調査では、「日本一」の読み方について、「にほんいち」が51%だったの対し、「にっぽんいち」は49%とほぼ同等であったという結果が出ています。

一律この読み方じゃないといけないと決めるのではなく、時と場合、言葉の使用する場面によって柔軟に変えることによって、様々な表現をすることができるという点でメリットがあるといえるではないでしょうか。

【参考】
・asahi.com
テレビ朝日 日本語研究室


『NHK-CD ラジオ深夜便 にっぽんの歌 こころの歌』

ゲルマニウム効果は期待できない?!

2009年6月 27日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

ゲルマニウムブレスレット

ゲルマニウムを使った商品は数多く存在し、楽天のサイトで検索しただけでも6万件以上の商品が検索されます。その商品の多くに記載されているゲルマニウムの効果として、「疲労を和らげる」「血液をさらさらにする」といったキャッチコピーが記載されているのですが、2009年6月25日に国民生活センターが衝撃的な内容を発表しました。

それは、インターネット上で販売されているゲルマニウムを使ったブレスレット12銘柄を調査した結果、7銘柄でゲルマニウムの含有量が1%未満で、一つは全く含まれていなかったそうです。「疲労を和らげる」「血液をさらさらにする」という記述も薬事法に抵触する可能性があるということで、その信憑性が問われる結果となりました。

ブレスレット自体は、1万円以上する高価なものばかりであり、ブレスレットを購入する人は何らかの悩みを抱えていて、効果を期待して購入しているにも関わらず含有率が0%というのは非常に悪質だと思います。

さらに、国民生活センター自体が様々な調査を行った結果、ゲルマニウムの人体への効果を表す科学的根拠は確認できなかったため、購入者は健康への効果を期待するべきではないとしています。これが事実であれば、これまで売られていたゲルマニウムを使った商品自体に科学的有効性が示されないまま売られていたことになります。

消費者の立場から見ると、ゲルマニウムといえば体にいいような印象を持っているひとが圧倒的に多いことから、本当に有効なのかどうかをいち早く知りたいところではないでしょうか。販売者としてもこのような不安をどのように払拭して説明するかが重要だと思います。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kyousei_news/20090626-OYT8T00346.htm

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