アンパンマンに見る大人へのメッセージ
なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのは嫌だ
街の人に上の言葉の出展を聞いてみると、偉大な哲学家といった声もあがりますが、正解する人はグッと減っていました。自分もきっとこの言葉だけを眺めると、「人の生」という大きなテーマばかりが気になってしまい正解することなどできなかったことでしょう。
新年の始めの日曜日にふとテレビで紹介されていたのは、先日亡くなられたアンパンマンの作者、やなせたかしさんでした。そんなやなせさんが作詞を手がけたアンパンマンマーチの一説がこれだったのです。
アンパンマンといえば、子供向けのアニメであり、うちの子供達だけでなくおそらくほとんどの子供達が始めに好きになるキャラクターでしょう。やがてアンパンマンの優しさを感じながら卒業し、次のキャラクターへと興味が移っていくのですが、誰もが同じキャラクターを始めに好きになるというのは驚くべきことだと思います。
そんなやなせさんが残したこの言葉。新年を迎えるにあたりこの大きなテーマに自分ならどのような答えを見いだしていくのだろうと悩んでみるのもいいと思っています。
やなせさんはこの歌詞を推敲する段階で、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変えていったといいます。ここに、大きなヒントが隠されているのかもしれません。
今年も公私ともに最高の一年になりますように。そして、これをご覧になられた方にとっても素晴らしい一年になりますように。
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