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コカ・コーラによる「コラボ」コーヒーへの挑戦

2012/06/07 Category: グルメ

最もオーソドックスだと思われがちなコカ・コーラのコーヒーに今、異変が起こっています。缶コーヒーはその焙煎方法や豆のこだわり、砂糖の量といったコーヒー本来の部分で、いかに本格的でおいしいものを作ることができるかということに、これまで各社はしのぎを削ってきました。

コカ・コーラもジョージアというブランドの中でこの流れに真っ向から勝負してきたのですが、ここ最近、立て続けにこの路線とは異なるような缶コーヒーを発売しています。そのキーワードは「混ぜる」こと。

コーヒーに、意外なものを混ぜることによって全体的に新しいテイストを提供しています。例えば、コーヒーと抹茶を加えた「ジョージアクロス 和-STYLE」、コーヒーと紅茶を混ぜた「ジョージアクロス UK-STYLE」といったもの。それぞれのうたい文句を見てみます。

「ジョージアクロス 和-STYLE」(ジョージアWebページより)
なめらかに深く、ほろ苦くやさしく甘い、繊細で複雑な美味さ、ジョージアに巧みな和のレシピを取り入れたコーヒーです。

「ジョージアクロス UK-STYLE」(ジョージアWebページより)
豊かなコーヒーのおいしさに、やさしい甘さ、そして、上品なダージリンの後味。ブラジル産コーヒーとダージリンティーエキスが生み出した、華やかなおいしさです。

抹茶を加えたものは、確かに今まで味わったことのない和のテイストを味わうことができるのですが、抹茶が強すぎてしまい、甘い甘味料と合わさってコーヒーなのかよく分からない状況になっています。

紅茶バージョンに至っては、コーヒーと紅茶を別々に飲んで、口の中で合わせた感じがします。この二つを合わせることによって、どんなコラボレーション効果を発揮させることができるのか、小一時間ほど問い合わせしたい気分です。

コカ・コーラとしては、今までにない斬新な味を提供したいという思いからこういった商品を出したのだと思いますが、残念ながら別々に飲んだ方がよりおいしく頂けるのではないかというのが私の感想です。ただし、こういったチャレンジをして、新たな付加価値を見いだそうとする企業としての挑戦する柔軟な姿勢を自分たちは評価すべきだと思います。

シリーズ化しているようなので、おそらくこれからチャイやマテ茶、コーン茶やウーロン茶など様々なバリエーションが登場するものとみられますが、厳しい飲料戦争の中でどれか一つでも定番化してくれる味になってくれればいいと感じながら、新商品が出るたびに消費者である自分もチャレンジしてみたいと思います。

【参考】ジョージア http://www.georgia.jp/x/




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