やったね、寝返り成功!
上の子供と遊んでいたときのこと。
いつものように下の子供はせっせと寝返りの訓練を黙々とやっていました。いつもぎりぎりのところで戻ってきては、できないと泣き叫んでいたのですが、3月14日は違っていました。
いつになく、「やってやる」という決意に満ちあふれていて、いつもならあきらめてしまう部分でも、反対側の足をしっかりと寝返り方向に回して着地させ、後は腰をひねって腕の壁を越えて行ければ成功というところまで来ていました。
そのいつにない雰囲気に上の子供も気がついたようで、いつの間にか下の子供のそばで「がんばれ、がんばれ」と応援しています。その応援の仕方は、魔女の宅急便のラストのシーンでトンボを救おうと奮戦するキキを応援する市民の人々のような口調で、おそらく彼もそれをまねていたのでしょう。
すると、下の子供はぐいっと腰をひねり、見事寝返りに成功したのです。成功した後、「やったぜ」と言わんばかりのはにかんだ笑顔は、とても素敵でした。
初めのうちは、5回に1回くらいの成功率でしたが、今日は3回に1回くらい成功するようになり、みるみる上達しているのが分かります。
まだ、寝返った後に次の動作ができないので、うつぶせになったままどうしたらいいのか分からず泣き始めるのですが、いずれクルンクルン回る時も時間の問題でしょう。
初めての大きな運動を成し遂げた後の誇らしげな笑顔を見ると、本当に親として嬉しくなります。これで、目を離しづらい状況になり、対応も少しずつ変わっていくのだと思いますが、寝返りができたことにまずは感謝と「よく頑張ったね」と言ってあげたいと思います。
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