地下鉄の中でもワンセグを見れるように
毎朝、地下鉄を利用して通勤しているのですが、地下鉄に入るまでに携帯電話のWebサイトで見たいものはなるべく見ておき、どうしても見れない程の量があった場合には、まずは見たいものをすべてダウンロードしてしまい、ブラウザの戻るボタンを利用して見るようにしています。こうした涙ぐましい努力によって、地下鉄の中で見たいニュースサイトなどを見ています。
地下鉄の中では、このように何か自分がしたいことを予め見つけておく必要があります。地上を走る電車のように「ながら」や「思いついたら」という行動がなかなかできないのは、携帯電話やワンセグの電波が届かないからという理由も一因としてあるのではないでしょうか。そんな電波ですが、携帯電話はまだ先になりそうですが地下鉄内のワンセグは現実になるかもしれません。
総務省は、地下鉄の駅や車両内で視聴できる全国初の「地下ワンセグ(携帯電話向け地上デジタル放送)」の専用放送局を計画している都内の広告会社に対し、放送用電波の割り当てを検討しているというのです。総務省としては、地下ワンセグが災害時にも役立つと考え、2010年7月にも電波の割り当てを決める方針としています。この電波割り当てを受けて早速「NKB」という「ぐるなび」系の会社が事業を計画しているといいます。
気になる放送の内容ですが、ニュースや天気予報、地域のイベント情報、電車の遅れや地震などの災害時には関連情報、ドラマやバラエティー番組などを想定していて、主に地下鉄の駅構内や周辺の地下街、運行中の車両内などで視聴できるようになるそうです。2010年内に都内の一部地下鉄などで実証実験を行ったうえで、早ければ2011年にも首都圏などで本格的な放送を始める計画というので、すでに実施に向けて様々な準備が始められていると考えていいでしょう。
ワンセグは現在地上波の番組を見ることができるものがほとんどであり、ワンセグ特有のサービスはまだまだ普及していないのが現状です。電車の中でしか見ることができないコンテンツを提供することができれば、地下鉄としての価値を固めることができるようになり、鉄道会社として新たな収入の道を開拓することにもつながるでしょう。利用者も便利になり、企業としても収入を得ることができるワンセグ事業がどんどん広がり、普及していって欲しいと思います。
【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100424-OYT1T01080.htm
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