はじめての豆まき大会
数日前に子供とベッドの上で一緒になってピョンピョンと飛び跳ねた次の日から想定外の筋肉痛に悩まされ、ピンピンしている子供を見て悲しくなっていた今年の節分。ようやく筋肉痛も完治し、飲み会の誘いを断り家族で節分の豆まきをしたい一心で速攻で帰宅します。
家に着くと、すでに大豆をポリポリと食べている子供を発見しますが、気持ちを切り替え豆まきをしようと提案します。
着替えも早々に鬼の面をつけて豆まき大会が始まりました。少し鬼らしく怖い感じで「食べちゃうぞ!」などと脅かしながら近寄るとニコニコしながら「エイ!」と一粒豆を投げつけられます。しかし彼が始めて自分に投げてくれた豆はこの一粒が最後だったのです。
調子に乗った自分は子供のほおをグニグニとしながら「悪い子はいないかぁ」などもはや鬼ではなく「なまはげ」の領域まで達し子供を脅し続けると次第にニコニコからシクシクに変わり、やがてエンエンに変わっていきます。
最後は「ママ怖いよぉ」と大泣きしてしまう結果に。なんだかものすごい罪悪感にかられ、かといって豆を投げつけられてもいないのにどうやってこの場を退散するか難しい局面にしばし悩んでいるとそれを察したのか奥さんが豆を投げつけてくれます。
この好機を利用し、まるでヒーロー物の悪役のようなオーバーアクション気味にやられた感を表現しながら玄関へと退散することにします。すかさずお面をとって子供の元に戻ると、すでに泣きやんでいて奥さんに抱っこsれ元気を取り戻していてくれました。
あとで奥さんに聞くと、児童館などで今日子供が出会った鬼はみな優しくいろいろな物がもらえるフレンドリーな鬼だったそうです。たぶん彼の中では鬼のイメージをがらっと変える結果となってしまったことでしょう。
しばらくはいうことを聞かないときに鬼に登場願うことによって抑えることができそうですが、なにかのトラウマにならないことを祈るばかりです。
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