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子ども同士の喧嘩に親がどこまで入るか

2009/05/31 Category: 子育て

子供の成長が進むに連れて増えてくるのが子供同士のトラブルではないでしょうか。毎日様々なところへ子供を連れ出してくれる奥さんによると、実に様々な子供がいるらしく楽しく一緒に遊んでくれる子供もいれば、自分のおもちゃを取られると思いっきり相手に手を出す人までいるそうです。

また親にも色々いるらしく、そのようにトラブルになった状況で何も言葉を発しない親もいれば、手を出してしまった自分の子供をしかりつける人までいて、親同士で謝ることもしないこともあるとのこと。その家庭の教育方針もあるので一概に言えませんが、自分の子供が目の前で相手の子供に危害を加えたのであれば、その親は相手の親に対して一言謝るくらいはすべきだと思います。

このように子供同士のトラブルは幼稚園や小学校になるとより頻繁に起こるようになり、子供から「今日、○○ちゃんに突き飛ばされた」という報告も多くなるでしょう。そんなとき親としてはどのような対応を取るべきなのでしょうか。今回はAll Aboutに掲載されている遠藤雅大さんのアドバイスを参考にして考えてみたいと思います。

◆ポイント1 「まず我が子の話をきちんと聞く」
親が聞いたのは子供からの意見だけです。その状況がどうだったのか、どう感じたのか等詳しく子供に聞いてみるといいといいます。そのときなるべく軽く聞いてあげて子供が話しやすい環境を整えてあげることも大切とのこと。状況が分からないと、親だけが先走ってしまうことになってしまうので、必要な作業ですよね。

◆ポイント2 「第三者の意見を考慮する」
昔から一方を聞いて沙汰するなという言葉があるように子供の言葉だけを聞いてそれが事実だと思ってはいけません。もしかしたら単にじゃれ合っていただけなのかもしれません。親がその場にいたのであればある程度状況は見えますが、そうでないのであればその場にいた公平な立場の人(例えば先生など)に聞いてみるといいといいます。

◆ポイント3 「ルールを作る」
いつも行き当たりばったりな対応をすると、子供にとっても自分たちにとっても学校の先生達にとってもこれからどうしたらいいのか悩んでしまうことになります。そこで大切なのが、明確なルールをあらかじめ設けておくことです。1度だけならそのままにしておき、2度目以降同じようなことがあったら、学校に相談するなどというようにする等ルールを決めておきそれを関係者に事前周知しておけば、周囲も迷わないで済むでしょう。

でも、なるべく子供同士の喧嘩には大人は出るべきでないと思います。大人が中途半端に出ていくことによって状況は悪くなることが多いからです。子供は喧嘩をしたり仲直りをしながら成長していくものだと考えます。その中にで止む得ない状況が起こったときには、まずは上記3つのポイントを順番に確認し、迅速に対応してあげることができるように準備をしておいてあげることが親に求められるのではないでしょうか。そのためにも日頃から子供が何を考え、どのような交友関係があるのかをコミュニケーションを通じて知っておくことが大切ですね。

【参考】All About
http://allabout.co.jp/children/papaikuji/closeup/CU20080401A/

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