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密かに大人を刺激する「位置ゲー」の魅力

2009/04/28 Category: 日記

携帯電話のゲームは留まることを知らず進化を続けています。一昔前ではJavaアプリをダウンロードしてテトリスや麻雀などのゲームを自分の手のひらだけでやっていたものが、次第にパケット代の定額制の時代を迎え、パケット代を気にすることなく対戦型のゲームなど無限の広がりを見せています。

そんななか、今密かに大人の間ではまっている人が増殖中のゲームが「位置ゲー」と呼ばれる分野です。この言葉、ご存じでしたか?位置を使ったゲームであることは分かるのですが、ぱっと聞いた感じではあまりよく分からないかもしれません。位置ゲーとは携帯電話のGPS機能を使ったゲームの総称のことでとあるゲーム会社が言い始めた言葉なのです。

その位置ゲーが昨年からさらに加熱しているのです。その代表例が「ケータイ国盗り合戦」や「コロニーな生活☆PLUS」ではないでしょうか。以下に簡単にこれらのゲームについて紹介したいと思います。

◆ケータイ国盗り合戦
日本全国の地域が600 の「国」に分かれ、ユーザーはそれぞれの国で位置登録をすると、「国盗り」ができる。国盗りをした数が増えると称号が増え、ゲーム内での地位が上がるという仕組みになっています。国盗りの仕方は非常に簡単で、携帯電話の基地局をもとにした位置情報を使って大まかな位置を特定しています。そのためGPS機能がなくても参加することができるのです。

◆コロニーな生活☆PLUS
ユーザーはコロニーと呼ばれる「島」を与えられ、そこに土地や資源などを設置して住民が住めるようにし、島を街として育てていくゲームです。ユーザーが位置登録をすると移動距離が計算され、その移動距離に応じて「プラ」と呼ばれる仮想通貨をGETすることでき、そのプラを使って街を育てていくというシムシティに少し似ているゲームになります。こちらも基地局を使った位置情報を利用しています。

ケータイ国盗り合戦は現在20万人弱、コロニーな生活☆PLUSは11万人程度のユーザー数があり、20歳以上だけで7割を超える程の大人に大人気のゲームとなっています。これらのゲームの特徴は、定期的に見に来ることによって様々なイベントがあるということ、そして日本をリアルに旅行することによって、スタンプラリーをしているかのような旅行気分を味わうことができるのが魅力と言えます。

自分もこの両方をやっているのですが、ケータイ国盗り合戦は一度はまってある程度の国をおさえることができるようになったら、すぐにはまってしまうと思います。男女比は6:4だといいますが、男の方がこういうコレクション的なものにはまりやすいのではないでしょうか。コロニーな生活☆PLUSは、会社の後輩から勧められ、今やその担当ほぼ全ての人がやっているというはまり具合。しかしこちらはなかなか街を成長させることができずに、苦戦しています。長続きしないので、初めてまもなく規模が小さいうちに脱落してしまいましたが、なんだか移動するのが楽しくなるのがすごくよく分かります。

今回はGPS非対応でも利用可能なゲームでしたが、GPS対応の携帯電話は増えており、今後はさまざまなゲームやサービスが登場することが予想されます。ちなみにどちらもユーザーから見ると無料のこのゲームの気になる収益源ですが、ケータイ国盗り合戦の場合、広告とマピオンの地図サービスと連携した有料サービスが中心だといいます。またコロニーな生活☆PLUSも位置連動型広告やアフィリエイト広告、ユーザーからの寄付で成り立っているとのこと。

位置ゲーはこれからもどんどん成長していく分野だと思います。その位置ゲーが単なるゲームだけでなく、ウォーキングや二酸化炭素排出量などと融合したとき、全く違った側面のゲームも生み出すことができる無限の世界を秘めている分野ではないでしょうか。

【参考】
・毎日.jp
http://mainichi.jp/life/electronics/cnet/archive/2009/04/17/20391895.html
・ケータイ国盗り合戦
http://kntr.jp/
・コロニーな生活☆PLUS
http://colopl.jp/


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