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教師の残業代の実態

2008/02/10 Category: 日記

公立中学校の先生って、「残業代」が支払われていないんですね。

これは、教職現場では「教員の勤務は自発的なもの」との理念から「残業」という概念がないかららしいんですが、それではあんまりなので、給与月額の4%を残業分とみなした「教職調整額」が一律支給されているというのです。

4%??

ということは、給料が30万円の先生の残業代は、100時間くらい残業しようと一律1万2千円?時給に換算すると時給120円とマクドナルドのバイトよりも全然低くなっているんですね。

そのマクドナルドの店長が管理職じゃないから残業代を支払うという話になったのは話題になりましたが、教師はそれ以上ということになります。

そんな過酷な条件に対して、文部科学省は公立小中学校の教員給与に、時間外勤務手当を導入する方向で検討に入ったそうです。今まで仕事のどこからが残業かを明確に区分することが難しいとされてきましたが、勤務実態に応じた公平な配分に改める方針に変換するそうです。

ただでさえ、教師の仕事は精神的にも体力的にも大変な仕事で、しかもすごく大切な仕事なんです。それが、このような現状の給料では、モチベーションを上げることもできず、精神的にも参ってしまうでしょう。先生の質を上げる為には、こういった職場環境も併せて改善していく必要があることが浮き彫りになった問題だと思います。

【参考】時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b6%b5%b0%f7%b5%eb%cd%bf%a4%cb%bb%c4%b6%c8%bc%ea%c5%f6&k=200802/2008020900046




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