「台湾島」表記の地球儀が販売中止
そんなに大事になると思っていなかったのかもしれません。
担当者きっと予約に間に合わせるとか、納期とか色々なしがらみがあって、スケジュールを守るためにやむを得ずにやったことなのかもしれませんが、領土問題というのはその国家にとって、最もシビアな問題です。
しかもそれを表現する地球儀が今回の対象というのですから、すこし考えか甘かったとしか言いようがないです。
その問題になった音声ガイド付きの地球儀、学研グループは販売中止を決めたそうです。
問題になったのは、この地球儀が中国で製造していて、中国政府が「台湾の表記を変更しないと日本への輸出を認めない」と主張し、学研グループがこの指示に従って、台湾を「台湾島」などと表記したことから、日本国内で批判が相次いでいたものです。
色々な考えがあると思いますが、このようなことがあるともう中国でモノを作る事なんてできません。企業が中国で作ったもののうち、中国にとってマイナスであると考えられるモノは全部修正させられる危険性をはらんでいます。
もちろん本とかも、中国では作れないですね。
今後もこの問題は中国との関係に暗い影を落とすことになるかもしれません。
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