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レイモン・ペイネの世界へ

2007/08/18 Category: 日記

レイモン・ペイネ

ちぇちぇんから送られてきたポストカード。

そこには、レイモン・ペイネの「愛の祝福」が描かれていました。まるっきり知らないひとだったので、少しこの人のことについて調べてみます。

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世界中の恋人たちから愛されるフランスのイラストレーター、ペイネ。
「愛と平和のこころ」をテーマに、甘く優しい恋人たちの姿を描き続けました。
ペイネの絵は、男女の愛情や自然、動物との共生といった、誰もが共感する暖かい気持ちと、フランスならではのちょっとしたエスプリに彩られ、私たちの心の大切な部分にじんわりと染み込んできます。
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確かに、素朴な印象でどこか暖かい気持ちになれるタッチですね。

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ペイネの代名詞ともいえる「恋人たち」は、パリ、ヴァランスの野外音楽堂(キオスク)で見た、バイオリン弾きの青年と、彼を見つめる少女に触発されて生まれました。1942年にフランスの雑誌「リック・エ・ラック」に掲載されるや、評判をよび、詩情豊かで愛らしい作風は、たちまちフランスのみならず世界中の人々から愛される画家となります。

ときは第二次大戦のさなか、悲しみや憎しみ、エゴで覆われた社会を肌で体験したペイネは、恋人たちのスケッチ以外にも、数多くの風刺の利いた作品を残しています。このような時代背景をへて「愛で世界中をひとつにしたい」という思いをさらに強くしたペイネ。一見単純にも見える描線のひとつひとつには、深く強い、平和への切なる願いが込められています。
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なるほど。戦時中のように人の気持ちを強く抑えつけられたときほど、人間として最も大切な人を愛する気持ちは大きくなるんですね。見る限りほとんどの作品で2人の恋人が優しく見つめ合っていて、とても仲が良さそうに見えます。

ペイネ美術館が、1986年に軽井沢にオープンし、その他、アンティーブ、ブラサック・レ・ミンヌ(ペイネの母の生まれ故郷の町)、作東町(岡山-日本)の全部で4つあるそうです。

軽井沢は比較的近いので、今度訪れてみたいですね。

【出展】
 ・株式会社シバヤマ: http://www.shibayama-co-ltd.co.jp/peine.htm
 ・アトリエ・ド・パリ: http://atelier-de-paris.jp/SHOP/133726/list.html




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