欽ちゃんが危ない?!
とうとう、明日8月18日に萩本欽一さんが日本テレビの24時間テレビで70kmマラソンに挑戦します。
ところが!
今はむちゃくちゃ暑いんです。40度を超え史上最高気温を更新しているさなか、欽ちゃんは66歳。
24時間マラソン挑戦として、こちらは過去最高齢ということらしく、運動経験に乏しく、ヘビースモーカーとしても知られています。
熱中症に詳しい横浜創英短期大学の則岡孝子教授はこう言っています。
「神奈川県大和市では35歳の男性が熱中症で亡くなっています。熱中症は、高齢者や幼児に起こるものと考えられがちですが、若い人でも普段、汗をかく習慣のない人は危険です。萩本さんのマラソンには、健康管理のサポートスタッフが付くでしょうが、生中継で全国に走る姿が流されます。少し走ったところで体調に不安が出ても、競走を中止できないプレッシャーがあるはず。せめて走るのは夕方から朝にかけてにすべき。そうでなければ、非常に危険です」
欽ちゃんは、「66歳をおじさんと呼ばせない!」と気合い十分ですが、さすがに気合いだけでは70kmもの距離を炎天下の中で走り続けるのは厳しいのではないかと思います。しかもテレビ放映中で、全国の人たちが自分の病気やつらいことを欽ちゃんに重ねて、乗り越えようという重いテーマを背負わなければなりません。このマラソンは普通のマラソンではないです。
仮に欽ちゃんが途中でリタイヤしたとしても、それを暖かく見守ってそこまでよく頑張ったと心からお疲れさまといってあげることが僕等にできることではないでしょうか。決してGOALがすべてではないことを予め心にとめておきたいものです。
【出展】ゲンダイネット
http://news.livedoor.com/article/detail/3270252/
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