おんな城主直虎 第23回「盗賊は二度 仏を盗む」
今回も引き続き頭こと、龍雲丸の一団との話しになります。前回の最後で家来にならないか酔っ払いながら打診するのですが、幼い頃に武家に対して辛い思いをしてきた龍雲丸にとってはもの凄く難しい決断を迫られたことでしょう。そんな中で発生したのが近藤康用からも本尊を盗まれたという申告でした。
近藤たちから見ると、盗人がいるのならその人の仕業ではないかと疑うのは仕方の無いこと。それでも直虎は龍雲丸たちがやってわけではないと信じ、彼らを逃がそうとします。その裏で同じように考えていたのが政次でした。政次は表向きはみんなから嫌われていたとしても、誰よりも井伊のことを思っている、それを実践した出来事でしたね。
そこまでして守ってくれた直虎に対して他の武将ではないなにかを感じた龍雲丸ではありましたが、結果として士官の道は選ばずに自由を取ることになります。ここ数回龍雲丸を中心に描かれていましたが、これによって直虎の人心掌握する魅力を伝えたかったのだと思います。歴史上の大きな出来事やはらはらドキドキ感というものは特にありませんでしたが、この数回が今後にいい影響をあえてくれるといいなと思います。
◆直虎紀行◆
愛知県新城市
- 宇利城跡
◆関連する記事◆