チームの顔が去るとき
2013年のプロ野球シーズンもすでに終盤を迎え、クライマックスシリーズに向けて準備を進めるチームや最後の踏ん張りを見せるチームなど、この時期ならではの雰囲気となっています。
そんな中、宮本慎也選手や桧山進次郎選手、山崎武司選手など今年も多くのチームの顔である選手達が引退していきました。何人かの選手のセレモニーを見つめたとき、彼らにはやりきった感と後輩への激励、そして周囲への感謝の気持ちが溢れていました。
そして、そんな彼らのことを応援し続けてきたファン。選手の一挙手一投足に一喜一憂してきたファンは、その時々を選手とともに歩んできたのです。応援していた自分の人生を選手に重ね、引退していく選手のことを思うとき、その時の自分を思い起こすのではないでしょうか。
このようにチームの顔となった選手は、1人1人のファンの思い出も背負っているのかもしれません。
しかし、このように引退セレモニーを球団から用意してもらえる選手はほんの一握りで、多くの選手は戦力外通告を受けたりしながらひっそりと去っていきます。
そういった選手達にも思い出を残すファンは必ずいます。彼らが次の人生をどのように歩んでいくのか、そのことにも注目してみてはいかがでしょうか。
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