デッキブラシで全力でこする子供
ゴールデンウィークに突入し、締めきることが多かった部屋や家の様々な所を掃除しようということになり、100円ショップでデッキブラシとほうきを購入することに。
今の時代このようなものまで100円で購入することができるんだと感心しながら家に戻ってくると、子供の目がランランと輝いています。どうやら自分が手に持っているデッキブラシを自分も使ってみたいということのようで、取り上げられフローリングの床をゴシゴシ始めます。このままだと床じゅうが傷つきまくってしまうので、早速ベランダの掃除を開始することにします。
まず、ペットボトルに水道水を汲む際、「ボクも手伝う」といって2リットルのペットボトルを手に持って運んでいこうとするも3歳には重すぎたようで「持てないや」といってあえなく断念。なんか今日はデッキブラシ効果で手伝ってくれそうな雰囲気があり、この気持ちをフイにしたくなったので500ミリのペットボトルに切り替えて「パパ、これ重くて持てないんだ。運んでくれる?」と聞くと、自慢げに「うん!もってあげる」といって運んでくれます。
運び終わると、ベランダに入りデッキブラシ登場です。子供は長靴をはいてお手伝いをするべく、デッキブラシでこすります。ただ、彼としては予想外に力が必要だと分かったのか、すぐにデッキブラシを自分に手渡し、ペットボトルの水を撒く係になると自分で申告し役割交代。さらに、空いたペットボトルをしっかりと奥さんの元へ運び、補充を促す作業までしてくれます。
その後は、撒いて欲しい場所に的確に水を撒いてくれ、そこを自分がデッキブラシでこするというすばらしい親子の二人三脚によって、当初2時間は掛かると思っていた作業も30分前倒しで完了。二人してすぐにお風呂に入り、そこで「パパがお掃除して、ボクが水を撒いたね」と自慢げに話します。そこで「手伝ってくれてありがとう、本当にパパ助かったよ」と子供目線で話しかけると、恥ずかしさの中にもどこか誇らしげにはにかむ姿を見ると、親としても嬉しくなります。
子供のこんな成長ぶりを感じながら、大変な作業も楽しくできるすばらしさを実感した休日となりました。
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