運動会対策に体育の家庭教師はいかが?
そろそろ本格的に秋を迎えるとやってくるのが運動会ではないでしょうか。学校の運動会だけでなく、卒業しても町内の運動会など大人になっても強制的に運動会に参加しなければならないのが悲しいところではあります。
親としては、ビデオ片手に子供の活躍をおさめたいところ。しかし、子供にとっても親にとっても徒競走でビリになることだけは絶対に避けたいでしょう。他人に見栄だと言われたとしても、一年に1回の出来事でその思い出を一年間ずっと抱えていくのですから、本人としては死活問題だといえます。
そんな多くの人が抱く悩みを解決してくれる存在が「体育の家庭教師」です。こんな職業があるという自体初耳なのですが、うまくなりたい人がいるところに、それを教える人がいるというのはすごく自然なことです。
それでは体育の家庭教師はどのようなことをしてくれるのでしょうか。1つの例として、「30メートル走を走りきること」を目標にしている小学1年生で見てみます。名古屋市にある「スポーツファクトリー・スキップ」から派遣された家庭教師は、走る楽しさを知ってもらうために鬼ごっこを始めます。そして最後に短距離走で締めくくるまでの約1時間のレッスンで、走る楽しさを感じとったようです。
徒競走だけでなく、体育で劣等感を抱きがちな鉄棒なども教えてくれるといい、前日の小学生は、始めブランコにも乗れなかったのが今では逆上がりだってできてしまうくらい上達したといいます。その他野球やサッカーでレギュラーをとりたい、泳げるようになりたい、自転車に乗れるようになりたいといった要望に応えているそうです。
気になる値段ですが、上述の「スポーツファクトリー・スキップ」では1時間5800円と決して安くはありませんが、学習塾や勉強の家庭教師の値段と比較すると、同等であるように見えます。
大切なことはスポーツを楽しむこと。強制的に教え込むのではなく、遊びの感覚で楽しんで遊んでいたらいつの間にかできるようになったというのが理想系といえます。このようなサービスがなかった頃、自分たちは山でターザンごっこやそり遊び等をしながら駆け回って遊ぶことによって、自然と色々なことができるようになりました。今ではそのような環境が少なくなり、体全体で遊ぶ経験が無くなってきたように思います。そんな要因があるのか定かではありませんが、今後も子供たちの遊びながら体全体を運動できる環境がない限り、こういったサービスはどんどんニーズとして高まっていくのではないかと思います。
【参考】asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0924/NGY201009240003.html
体育が得意になる!パパとママのとっておきコーチ術 (パパ!ママ!教えて!) (2009/02) 水口 高志 |
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