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夏至の夜はキャンドルナイト

2010/06/22 Category: 環境問題

6月21日は二十四節気の1つである「夏至」の日にあたります。夏至は昼間の時間が一年で一番長い日であり、東京では日の出が4時25分、日没が18時59分と実に14時間半もの間、太陽が自分たちを照らしてくれたことになります。

そんな夏至の日である21日と前日の20日には、日本全国で夜の一定時間だけ電気を消して静かに心穏やかに過ごしてみようというキャンドルナイトというイベントが日本各地で行なわれています。

このキャンドルナイトというイベントの良さは、環境問題を全面におすのではなく、自分たちの生活の中でゆったりと過ごす時間を少しだけ作ってみませんか?というコンセプトであることだと思います。電気を消すことが環境対策にするための手段ではないのです。電気を消してふと自然光の中で過ごしたとき、人は自然に心が穏やかになるんじゃないでしょか。そんな思いが伝わってきます。

自分の会社もこのキャンドルナイトに賛同し、残業自粛デーでした。早く会社を出てふと空を眺めてみると、そこにはあかね色に染まる夕暮れが広がっていました。

電気が消されるのは20時からなのですが、自然の光の綺麗さに思わず見とれてしまいます。ふと周囲を見てみると同じように写真に撮ったりぼーっと眺めている人がかなりいることが分かります。下ばかり見ていては感じないこと、地下では分からないことが、ちょっと歩いてみると分かることもあるのです。

このように夕暮れやろうそくのような自然の淡い光は、人の心を穏やかにする力をもっているのです。あなたも、生活の中にほんの少しだけそういう時間を作ってみてはいかがでしょうか。ちなみに次回のライトダウンイベントは7月7日だそうです。




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