日本人宇宙飛行士の応募条件とは?
過去には、毛利衛さん、若田光一さんなど多くの日本人宇宙飛行士が登場しています。特に若田光一さんは来年2月から国際宇宙ステーションに3ヶ月も滞在する予定になっています。
小さい頃の「将来の夢」として必ず上がるこの宇宙飛行士。ではどんな条件の人がなれるのでしょうか。とんでもなく厳しい条件かと思っていましたが、実はそうでもありませんでした。
(日本人飛行士の応募条件の例)
・自然科学系(理学、工学、医学、歯学、薬学、農学など)の大学卒以上
・水着及び着衣で75m泳げること
・円滑な意思疎通ができる英語力
・身長158cm以上190cm以下
・体重50kg以上95kg
・両眼とも矯正視力が1.0以上
・長期間にわたる海外勤務が可能なこと
これは、2008年度の資料から抜粋したものですが意外にも敷居は低そうですよね。ただし、枠は超難関といえると思います。今年行われた募集枠はたったの3つ。そこに963人もの人が応募したそうです。倍率でいうと300倍以上という超難関になっています。
応募条件以上に、宇宙飛行士には厳しい訓練にもへこたれない忍耐力と行動力、そして仲間との協調性など精神面での資質も求められるといいます。狭い船内で失敗が許されない協調作業を続けるわけですから、当たり前の要求といえると思います。
肉体的には体力自慢のスーパーマンである必要はないようで、視力はコンタクトなどの使用も可能、虫歯も治療が済んでいればOKで歯に詰め物があってもいいそうです。
万が一、狭き門をくぐり抜け合格を勝ち取ったら、NASAの宇宙飛行士候補者訓練を2年ほど受けて、正式に宇宙飛行士になれるそうです。
今回の募集は10年ぶりということなんですが、次回に向けて我こそはという方は、応募に向けて頑張ってみてはいかがでしょうか。
そういう自分はどうなんだって?あはは・・・・・
【参考】be on Sunday 8月10日
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