あしたまにあーな

日産リバイバルプランを見事に成功させたカルロス・ゴーン

日産リバイバルプランとは、当時ルノーからきたゴーンが掲げたスローガンで、
2002年度までに、以下を実現することでした。
・連結ベースで1兆円のコスト削減
・有利子負債を1兆4,000億円から7,000億円以下に削減
・コスト削減により連結ベースでの売上高営業利益率4.5%
何よりすごいのは、これを2年前倒しして達成してしまったこと。

そんなゴーンさんが、朝日新聞の連載で会社選びについて語っているので引用したいと思います。

■会社選びのコツ
キャリアに求めるものが人それぞれなので一概には言えません。仕事に情熱を燃やす人や生活のためだと割り切る人もいるでしょう。まず自分がキャリアに何を求めるかを把握しましょう。

■関心はあっても情熱までは・・・という時
そんな時は自分にとって大事な項目を書き出して優先順位を付けてみましょう。私の場合、当時大事な順に、?ブラジルで働く?給料がいい?車の関連業界、となり、最終的にミシュランを選びました。単純でいいんです。「恋人の近くで働く」とかね。

■良い会社とは
私は刺激をくれ、挑戦させてくれる会社が良かった。キャリアを重視する若者なら「好きなようにしていいよ」という楽な会社は選ばないでしょう。誰も自分の潜在能力がどのくらいあるのかわからないんです。適度なプレッシャーのもと、より高い目標を目指して努力する過程で見えてくるものです。

最近、３年でやめる人、などという本がよく売れていたりします。それぞれに立場や状況も違うと思いますが、少なくとも納得した会社に入りたいですよね。

そんなときに、優先順位を付けてみるという作業は今後の社会人生活においてもすごく大切なことだと思います。

自分で考えるいい会社像をもう一度考えてみるいい機会なのかもしれません。

【出展】be on Saturday (6/7)

カルロス・ゴーンの言葉