レジ袋をなくそう
そんな言葉がよく聞かれるようになってきました。
「レジ袋いりません」
そう言うと、ポイントを多くつけてもらったり、スタンプカードを押してもらってそれがある程度までたまるとお買い物券に引き替えてくれるといったサービスも登場しています。
そうやって、具体的にどんな嬉しいことがあるのかを明示することによってレジ袋を断る習慣をつけることはすごく大切なことだと思います。メリットもないのにわざわざ面倒なことをしなければならないというのであれば、その取り組みの裾野は広がっていきにくくなってしまうからです。
しかし、同時に自分たちがそうやって取り組んでいることが地球環境にどのように貢献しているのかも、同時に知っておく必要があると思います。
例えば、先ほどのレジ袋について。
現在、レジ袋を一人が年間平均300枚使うと言われていて、レジ袋を1枚作るのに必要な原料と製造エネルギーを原油に換算すると約18.3mlになります。これは大さじ一杯強にあたります(日本ポリオレフィンフィルム工業組合HPより)
一人当たり一年間に5リットルもの原油を削減することができるのです。
すごいと思いませんか?
他にもこのように身近な問題として環境問題をブレークダウンして提示してもらうべきものがたくさんあるのではないでしょうか。
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