映画「手紙」から
日本に限らず、世界には数多くの差別が今もなお存在しています。
東野圭吾の小説「手紙」から、改めてその存在を考えさせられてしまいます。
犯罪者の家族、病気、身分、人種といった差別は影を潜めてはいるものの
社会の根底に流れています。
それについて、是非をいうことは簡単ですが、実際問題としてあるということは
疑いようもありませんし、犯罪のようにいつ自分もその加害者になってしまうか
わからないものもあります。
この映画は、その問題提起をしているに過ぎません。
正直、自分はこの問題をどうすべきかという解決策を見いだすことができません。
しかし、それでも、そういった事実があるということを一つ一つ知ることによって
いずれ何かの解決策が見つかるかもしれないのではと思います。
ちなみに全然関係ありませんが、主人公の山田孝之といえば、
どうしても電車男を思い出してしまい、役者って以前にどんな役をやったのかが
すごく大切なんだなと感じました。
また、沢尻エリカも例の完成試写会での出来事をつい思い出してしまい・・・
映画に集中しないといけないですね。すみません・・・
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