あしたまにあーな

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日本民家園で太鼓体験

2012年5月 04日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

ゴールデンウィーク中にも関わらず、大雨が降り続き外に出たくても出られない日々が続きフラストレーションがたまっていたのですが、とうとう今日は朝から降水確率0%という快晴が見込めるということで、早速日本民家園に行くことにします。

川崎市立日本民家園では、各地に伝わる伝承太鼓の演奏と太鼓体験ができるイベントを開催していることは奥さんチェック済みであったので、生田緑地に到着するなり日本民家園に直行します。いつもは「疲れた」とぐずる子供も今日ばかりは、自分の手を引っ張って走ります。よほどパワーをもてあましていたのでしょう。

民家園の中に入ったのはいいのですが、肝心の太鼓イベントがどこで開催されているのかまではチェックできておらず、広い園内をとにかく探し回っていると、定刻にはるか遠くから太鼓の音色が。子供を先頭にダッシュで駆けつけると、すでに日陰のベストポジションの観覧席は埋まっていて、ステージ前のベンチも全て埋まっている状態。仕方がないので自分が中腰になり、その膝の上に子供が座りながら太鼓の演技を観覧します。

自分は足がガクガクブルブルですが、子供が楽しめればいいかなと、心の中で「いいパパじゃん」と自分に酔っていると、1曲目の演奏は終了。この太鼓イベントは、東北復興応援イベントを兼ねており、周囲には陸前高田を応援するのぼりが掲げられていました。その中で演奏したのは八丈太鼓という八丈島の太鼓と、ほんの少しだけのアンマッチもこのときはあまり気にもなりません。

それは、次のプログラムが太鼓を実際にたたくことができるというものであったから。並んでくださいと説明が終わる前に子供は列に並びに向かいます。はじめは練習として一緒に重いばちの半分あたりを持って必死にたたき、その次に本番です。

多少、テンポがずれることもありましたが、うまく最後の掛け声までをこなした子供はドヤ顔で戻ってきます。そして、「どうだった?」という問いかけに、「太鼓の達人と同じくらい簡単だった」と誇らしげに話す彼を見ると、こんなことを言うようになったんだと心の中で驚いてしまいました。

この後新しくなった、かわさき宙と緑の科学館(サイエンスプリン)に立ち寄り、軽く館内を探検し、プリン型のドームに登り、もう少し空いているときに改めてゆっくり見た方がいいと判断したのか、早々に外に出て噴水でずぶ濡れになって遊ぶ子供。思えば、彼が1歳の時に太陽の塔前の噴水に飛び込みずぶ濡れで帰ったことを含めると、これで2回目の生田緑地ずぶ濡れ体験。楽しければいいのです。

降水確率0%だったにも関わらず、帰り道は急激な豪雨。早めに切り上げてよかったと帰宅しました。これから生田緑地はますます熱いスポットになりそうです。

生田緑地サマーミュージアム2010

2010年8月 02日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

毎年夏の恒例イベントとなっている川崎・生田緑地で開催されるサマーミュージアムは、ここ数年雨の中での開催となりましたが、今年は雲行きが怪しいながらも最後は最高の天気のなかで実施されました。

生田緑地は、貴重で豊かな自然が多く残っていて、日本民家園、青少年科学館、岡本太郎美術館が存在する場所です。この自然と3つの芸術・文化施設のまとまりは、ここにしかない「フィールド・ミュージアム(屋根のない博物館)」といえます。生田緑地サマーミュージアムは、期間中このフィールド・ミュージアム内で様々なイベントを昼だけでなく夜も使って開催し、場所と時間の魅力を思う存分引き出してくれる数少ないイベントだといえます。

今年は、生田緑地の噴水広場、青少年科学館、SL広場付近が大幅に改修を行なっていることから、開催場所が極端に制約をうけることとなり、奥の池を中心としたセコイヤの木の付近と美術館付近でのみ出店がありました。

それでも多くの家族連れがやってきてかなり賑わっていたように思います。今年は駅から生田緑地まで歩いて行けるようになった子供と、初のベビーカーなしで1日目と2日目に参加することにしました。2日目は奥さんも参加し、様々なイベントに参加することができました。

◆ヒーリングLIVEステージ
今年の最大の目的はこのイベントといっても過言ではないでしょう。昨年も2年前も雨に降られてしまったのですが、しっかりとライブは開催する程のサマーミュージアムの看板イベントです。今年の岡本太郎美術館 母の塔前広場の特徴は、前の方にブルーシートと座布団コーナーがあり、自由に座布団の上の特等席をGETすることができる点でしょう。にもかかわらず、その場所をあえて避けて後ろの椅子席が満帆になるのは不思議ですが、自分たちはしっかりと前方を確保して観戦しました。

7/31(土)
・17:40 – 18:10学生バンド 専修大学ブルー・コーラル(ジャズ・コンボ)

男女数名によるジャズバンドです。すこし緊張した面持ちでしたが、腕はかなりのもので、子供もジャズという日頃あまり触れる機会のない世界に食い入るように聞き入っていました。
  
・18:20 – 18:50マサツーセッツ(アコースティック ギター・ボーカル)

登戸出身の3人組です。付近のイベントには必ず参加するメンバーですが、しっかりと音楽を聴くのは始めてでした。3人によるアコースティックというのはあまり聞いた経験がないのですが、自分たちの思いを歌詞や音楽に詰めて表現していました。

・19:00 – 19:30プログレッシブロック・バンドTEE(ユーロロック)
今回は、聞くことができませんでした・・・

8/2(日)
・17:00 – 17:30黒田ギター教室(ギター)

黒田ギター教室の室長である黒田さんと洗足学園音楽大学大学院に在籍している方でフルート奏者のコラボによる演奏です。ギターとフルートの2つが結びつくことによって、フルートがよく映える音楽を聴くことができました。

ここで阿部孝夫川崎市長が来ているということで挨拶。こういった活動に対してよく参加する市長で、このように身近に見ることができるのは不思議な感じがします。この後は川崎フロンターレの後援会長ということで、応援に出かけるため去っていきました。

・17:40 – 18:10市民ゴスペル 川崎 コミュニティ・クワイヤ(ゴスペル)

毎回参加しているゴスペルです。一人の男性が中心になってメンバーを引っ張っていく感じの団体ですが、いつになく気合いが入っていて、みなさんおそろいの緑のTシャツを来ていました。ゴスペル音楽は、やはり教会音楽らしくそのノリと楽しさ、盛り上がりが半端ないですね。

・18:20 – 18:50音楽デュオ J&S 陽だまり(日本のうた)

地元に住んでいらっしゃるソプラノ声楽です。昔ながらの音楽を夕暮れ時という丁度いいタイミングでやっていて、心いやされるひとときでした。この頃から子供の集中力が切れ始め、あたりをうろちょろし出します。

・19:00 – 19:30プロ・企画コンサート ウェイウェイ・ウー(二胡)

そして最後は、二胡奏者のウェイウェイ・ウーさんです。この方は、今NHKのダーウィンが来たという番組で、ケニーGと共にエンディング曲を演奏している方で、今回これが一番見たかった演奏の1つでした。二胡というかなり響く楽器を間近で聞くことができて本当によかったと思います。このようにプロの演奏をこれからも織り交ぜながら全体として魅力あるライブが続くといいと思います。

◆ゴルフ場開放

今回、始めて参加したのが隣接する川崎国際生田緑地ゴルフ場の一般開放です。朝から本当は行きたかったのですが、この炎天下でいたら必ずダウンしてしまうと思い、終了の1時間前に到着して軽く遊びます。それでも激しく体力を消耗しました。ここでは、フェアウェイを歩いたり、芝生の上でそり遊びをしたり、簡単なゴルフをすることができます。子供も最後はバテてしまいましたが、元気に芝生の上を走っていました。

◆出店

例年になく狭い場所での出店でしたが、毎年恒例のカニや鮎、亀の水槽では子供も大喜び。彼は恐がりなので残念ながら触ることができませんでしたが、これでもかというくらい凝視してました。一体何を考えていたのかすごく気になります。

売れないという声も聞かれましたが、最後はほとんどのお店で完売していたようです。やはりかき氷や焼きそばといった定番は売れるのも早いですね。お祭りの醍醐味といえます。

今回は、民家園のほうに足を運ぶことができませんでしたが、年代によって様々な楽しみ方ができるのもこの生田緑地サマーミュージアムの魅力の1つといえると思います。来年、さらにその次には、子供と星空観察や民家園散策、自然観察などができるといいと思います。

そして、2011年には藤子・F・不二雄ミュージアムが完成する予定で、さらに生田緑地のミュージアムは発展していくことでしょう。阿部市長によると、この藤子・F・不二雄ミュージアムは、三鷹の森ジブリ美術館と同様に事前予約制になるとのこと。サマーミュージアムも周辺施設もこれからが楽しみです。

バック・トゥ・ザ・・・ バック・トゥ・ザ・・・
(2010/06/23)
ウェイウェイ・ウー

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生田緑地サマーミュージアム2009

2009年8月 02日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地サマーミュージアム

2008年の第1回はサマーナイトミュージアムだったこの催しですが、2009年は「サマーミュージアム」と夜のイベントに特化しているわけではないことを訴えた催しに変わりました。2009年は、8月1日と2日の両日の開催となったサマーミュージアム。日本民家園、青少年科学館、生田緑地内、岡本太郎美術館と生田緑地内にある施設横断型の大きなイベントになりました。

このイベントに奥さん、子供と3人で2日とも行ってきたのですが、天候的には全く違った2日間となりました。土曜日は暑い1日となり、電車の前の広場にある霧の噴霧器が大活躍していました。子供はこのミストがどうも好きではないようで、顔を近づけると全力でキャーキャー言いながら逃げていきます。人出も先月の夏まつりほどではないにしてもそこそこいて、エコ体験広場では太陽光発電した電力をおもちゃに使ったものが大人気で、多くの人出でにぎわっていました。

昨年に続き、地元のお店も数多く出店していてにぎわっています。亀や鯉、なまずを触ることができるブースでは、子供が亀を上から落とすといった動物愛護団体の方が見たら怒られるのではないかと思うほどの雑な扱いをしていて、肩身の狭い思いをしながら見つめていました。

前回にないイベントとしては、ミニSL運転が行われていたことでしょう。直線20メートルほどではありますが、男の子や女の子が子供の手伝いをしてくれて一緒に乗ってくれます。この催しは本当にありがたいですね。このような小さい子でも体験できるアトラクションがあれば、退屈せずに済みます。

その他のイベントとして、星空観察会や生田緑地散歩が挙げられます。子供と一緒に参加するには少々高度であったため、今回は涙をのんで諦めましたが、そのうち参加してみたいイベントですね。

そして、今回のサマーミュージアムの最大のイベントといえば、夕方5時から始まるヒーリングLIVEステージでしょう。晴れていた土曜日はカフェテリアTAROの前で、土砂降りの日曜は母の塔で行われました。以下に今回の参加者を紹介します。

8月1日(土)
・専修大学 MJAブルーコーラル
 男女4人のジャズ演奏で300日以上練習をしているだけあって腕は確かなものでした。
・TAYUTA
 独特な音楽でした。
・ピラルクー
・木村大

専修大学MJAブルーコーラル

8月2日(日)
・日本女子大学 フォルクローレ愛好会
 南米の楽器を使った演奏で、日本女子大を中心にした大学の混成演奏でした。迫力が本当にすごいですね。難しい音程をうまく操っていて調和ある音楽を聴くことができ子供もノリノリでした。
・日本女子大学 管弦楽団Arc-en-ciel
 女性4人による管弦楽でしたが、少し練習不足だったのか音程がずれる場面が。少しかわいそうになってきました。もしかしたらもう少し人数が多くて当日人が減ってしまったのかもしれません。
・川崎コミュニティ・クワイヤ
前回も登場したゴスペルです。一人の男性が全体を引っ張るような感じで迫力があります。やはり、ゴスペルは、楽しさの表現とリズム、そして迫力が命ですね。
・木村大

日本女子大学フォルクローレ愛好会

日曜日は土砂降りの雨になってしまい、人も本当に少なかったのが残念でなりません。もっと多くの人に知ってもらってたくさんの人に来て欲しいイベントなのですが、PR不足なのか人もまばらな状態。お店の人も暇そうにしていました。

また、雨がひどいにも関わらず昨年のように岡本太郎美術館の中でLIVEをやらずに、母の塔の下という演奏者以外の観客はみんなずぶぬれという状況はありえない状況でした。途中本部の人が館内でできるか調整してくれていたのですが、何らかの理由でNGとなったようです。複雑な理由があったのかもしれませんが、これでは出演者も観客も演奏に集中できるはずもありません。無料ライブなので、あまり無理をいうことはできないとは思いますが、全体のイベントを成功させるためにも、テントを用意したり、屋根のある場所へ変更するなど、来年以降は運営を考えて欲しいと思います。

サマーミュージアムは、昼間の強い日差しの下の木陰、熱さが和らぐ夕暮れ時の涼しさ、人間が寝静まる真夏の夜といった生田緑地の魅力を発見することができる玉手箱なのです。運営をしたすべての方に感謝とお疲れさまの一言を申し上げたいと思います。そして自分たちができるのは、来年もまた訪れて楽しむこと。それまで楽しみに待っていたいと思います。

木村大ベスト・セレクション 木村大ベスト・セレクション
(2008/11/19)
木村大

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