あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



第8回たまたま子育てまつり

2010年9月 19日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

子供が生まれて毎年行っているこのお祭りも今年で3回目になりました。自治体でこのように子供のためのイベントを毎年盛大に開催してくれるのは本当に嬉しいことです。今年も奥さんと子供と3人で出かけます。昨年と違うのはもはやベビーカーを利用しなくても行けるということ。

ベビーカーは1階のロビーで預ってもらえるのですが、あるのとないとでは全く手間が違ってきます。お祭りに出かけるというとそれまでぐずっていた子供も途端にてきぱきと身支度をし始めます。いつもはなかなか始めない着替えも自ら率先して着替え、そして極めつけは自分で日焼け止めクリームを取り出して自分の顔や腕、足に塗っているではありませんか。これには驚きました。顔や手足中真っ白になりながら、彼のこのお祭りへの執念を思わず感じる場面です。

会場に到着すると、すでに多くの親子連れで賑わっています。今年はコンサートは当選しなかったので、予め午前中まで遊ぶことにして行く場所の目星を付けます。行った順番は以下の通り。

1.ダンボール基地で遊ぼう!
2.多文化カフェ 世界の広場(自分、奥さん)
3.パパママのためのストレッチ&リズム(奥さん)
4.お父さんと子どものたまりバー2010
5.わくわく食育エンジョイゲーム
6.11ぴきのねこたちと楽しくあそうぼう!
7.ママとあそぼう、パパもね!

今回の目当ては、ダンボール基地と太鼓です。まず始めに目星を付けたのはダンボール基地でした。始まってすぐに会場へダッシュ。まだ基地をガムテープで補強しながらのオープンです。ここは最初に行かないと、原型をとどめていない基地で遊ぶことになってしまうので、始めに行くのが絶対条件なのです。子どもも裸足になるや否やダンボールのトンネルの中に吸い込まれていきました。

もみくちゃになりながらも子どものたくましさを感じていると、昨年は市長がやってきたのですが、今回は地元選出の笠浩史民主党議員がやってきます。ものすごいがっちりとした体型で来ていた水色のスーツがピチピチでした。子どもは関係なくマイペースで遊び続け、この場でなんと1時間半も飽きずにくぐったり飛んだり跳ねたり、何かを作ったりします。

次の狙いは中野島・元気組さんの太鼓です。ここでは太鼓を実際に叩かせてくれるので、子どもに大人気なのです。演奏までの間にたまりバーで風船を使った犬を自分と子どもの二人で作ります。この頃奥さんはストレッチ体操に参加中。

犬の体型のほぼ全てを自分が作成し、目の部分だけ子どもが書くという分担で完成させます。それにしても簡単に風船が自分の手によって曲がっていく姿はなんか気持ちよく、病みつきになりそうです。

太鼓は、大きなばちをGETし終始楽しそうに教わりながら叩いていました。みんなとリズムをとりながら叩くのは子どもだけでなく楽しいですよね。自分もやってみたかったのですが、周りは子どもばっかりで自分がやったら周囲のママたちに冷たい視線を浴びてしまうこと必至なので、心の中でその欲求をしまい込みます。

もう一つ、大人気だったのがわくわく食育エンジョイゲームです。生協の方が運営している場所で、野菜の重さあてゲームや魚釣りゲーム(これはこの他3箇所でやっていた)など大盛況。景品をもらえるので子どもだけでなく親も楽しめるところが人気の秘密なのでしょう。子どもがやりたかった制限時間内に豆を箸でつかむゲームは長蛇の列だったので諦めさせます。

ママとあそぼう、パパもね!では、ゴムマット上での飛びはね遊びに夢中で、踏まれたり上ののしかかられてもニコニコしながら飛び跳ねていました。なんだか嬉しくなって写真を何枚も撮ったのですが、動きが激しすぎて全部ボケボケで使い物になりません。こういう激しい動きをうまくカメラにおさめることができる技術を磨きたいものです。

こうして、あっという間に今年の子育てまつりが終わりました。帰りにポップコーンを食べながらご機嫌で帰った子どもは、この後昼寝もせずに夜まで何とかこらえながら起き続け午後7時には爆睡。夢の中でも遊んでいるのかもしれません。速くも来年が楽しみです。

 

食育は実体験から始まる

2009年10月 14日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

食育という言葉が一般の人の間で広く使われるようになりました。食育という言葉の意味を調べてみると、「国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組み」のことを指すそうです。(財団法人食生活情報サービスセンターによる)

自分が食べている食事がどのような原料からできており、おいしくて健康によく、なおかつ永く食文化として維持していくことができるようにすることが食育という言葉が持つメッセージなのです。子供の頃、野菜を畑で収穫しそれを生のまま食べることが大好きでした。とりたてのトマトやキュウリはどこか甘い味がしてそれだけで食べることができるのです。食べ物がどのように作られるかを知ることによって、その食べ物に対する関心が高まります。その結果、おいしく食べよう、大切に食べようとする気持ちが芽生えてくるのも食育のひとつも目的といえます。

しかし、近年その栽培過程をしらなくてもスーパーなどで並んでいる食材を自由に食べることができます。それによって食材へのこだわりが徐々に薄れていってしまい、結果として食べ物を粗末に扱ってしまったり、おいしく食べられない人が増えているような気がします。それは徐々に低年齢化し小さな子供の頃から、食べ物への関心がすでになくなってしまっているのではないでしょうか。

欧米では、乳幼児の発達・発育段階で味覚を重視する考え方が広まっているといいます。まるで英語教育や音楽教育を早くから行うことと似ていますね。味覚はご存じの通り五感の一つで、人間の発育や人間形成において非常に重要な一部分といえます。欧米の食育の例として実際に体験することを挙げています。様々な種類の野菜を手に取らせ、色や形、香りなどをじっくりと観察させた後、自由に扱ったり印象を話し合わせるのです。その後は、実際にそれを試食して甘い、辛い、酸っぱい、苦い等の基本的な味覚を言葉で表現させ実感させます。

言葉に出すことによって意識の底に眠っていた感情を意識化することができるのです。食体験を通じて子供の想像力を創造力にかえることが欧米における食育の目的だったのです。すべてのことが日本や実際の家庭で当てはまるとは限りませんが、一緒に色々な味の食材を食べてみて、それがどのようにできたのか、味はどんな感じかなどの感想を子供に言わせるようにすることはできると思います。そして大きくなってきたら、その食材が抱えている問題などを話してみるのもいいでしょう。小さな時に、小さなことから食べ物の勉強をこつこつすることによって将来の状況がもっともっと好転していくのではないでしょうか。

【参考】日経Plus1 2009/10/10

0~5歳児の食育―これだけは知っておきたい 0~5歳児の食育―これだけは知っておきたい
(2006/11)
岡崎 光子

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中学校にも弁当配達の時代

2009年10月 02日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

最近、奥さんはお弁当作りに凝っていて毎日お弁当を作ってくれます。それ以前は近くの弁当屋さんへ400円するお弁当を買い出しに行っていたのですが、それもなくなり非常に楽になりました。お弁当の利点は多くのおかずを食べることができることで、特に子供にとってはメリットがかなり多いと思います。

思えば、お弁当生活は長く小学校を卒業してからずっとお弁当生活でした。先日友人と話をしていたところ公立中学校で給食がないことが珍しいと指摘を受けました。自分は神奈川県に住んでいるのですが、どうも全国的に見ると中学校で給食がないのは稀なようです。都道府県別の公立中学校の給食実施率を低い順は大阪府(10.4%)、神奈川県(15.9%)、三重県(45.3%)の順になるそうです。いかに大阪と神奈川の給食率が低いかが分かると思います。

そんな大阪府で始まったのが「デリバリーランチ」というサービスです。これは、事前にお金を払っておき、お昼休みなるとお弁当屋さんが中学校までやってきて弁当を手渡すもので、400円前後だそうです。どうしても忙しいときにコンビニ弁当や菓子パンにするのではなく、このようなサービスを利用することによって栄養バランスがしっかりと考えられた御飯を食べることができるのです。

しかし、この民間業者に調理を委託し、学校で配膳する「スクールランチ」事業は、まだまだ始まったばかりで様々な問題を抱えています。例えば、利用者がクラスに一人しかいない場合には食べたくても利用しづらいですし、400円という値段もやや高い感じがします。この制度に対して自治体の補助があればもう少し安く提供することも可能だと思います。

大人よりも子供の世界は、周囲との関係がより重要な要素であり、食事の時間は特にその関係を構築する上で大切なひとときでもあります。毎日菓子パンやジュースだけという人だけでなく、中には教室の隅で水だけを飲んでいる人もいるといいます。食育という言葉が話題になりつつある今、食事を通じて横通しの人間関係を築く上でもみんなでこのシステムが一般的になり、特別なことではなく気軽に利用することができるようになって始めて制度は生きてくるのです。

【参考】日本経済新聞 2009/10/02

辻学園 辻クッキング監修 こはるのDSうちごはん。 食事バランスガイドつき 辻学園 辻クッキング監修 こはるのDSうちごはん。 食事バランスガイドつき
(2007/10/04)
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