あしたまにあーな

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赤ちゃんがティッシュやビニール袋を好むのは

2012年3月 31日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

生後半年を超えた子供は、最近何回も回転しながらおもちゃがある方に転がり手にしては遊んでいます。よく見てみると、おもちゃとして与えた歯固めよりも紙切れ、ティッシュ、ビニール袋など大人が通常使っているもので遊んでいることが多いような気がしていました。

赤ちゃんがおもちゃ以外のものに惹かれてしまう理由をゆうメンタルクリニック総院長のゆうきゆう先生が説明しているので紹介したいと思います。

◆ おもちゃの制限

赤ちゃんは、何でも手加減無しで全力で振り回したり自分にぶつけてしまったりします。そうなった時にけがをしてしまうと企業として問題を指摘される懸念から、衛生面や安全性が優先され、「大人が手入れしやすい」「怪我をしづらい」といった、大人の都合で考えられて作られることが多いといいます。

確かに、抗菌をうたっているおもちゃも数多くあり全体的にとがった部分はないので、その当たり十分に気を使っているのでしょう。その結果として、赤ちゃん用のオモチャはどこか似通っていたり、素材や感触が制限されてしまうのです。

赤ちゃんとしては、新しい感触に飢えているのかもしれません。

◆ ティッシュやビニール袋は新鮮

赤ちゃんは普段、柔らかい布に囲まれていることがほとんどですから、ティッシュやビニール袋は、衛生面から見てあまり望ましいとは言えませんが、その感触は非常に新鮮です。また、鈴などの耳障りのいい音よりも、ビニールのガサガサした音の方が落ち着くという話も様々な本で紹介されています。

これはビニール袋がこすれる音が、胎内の血流音に似ているなど、色々な説がありますが、赤ちゃんはオモチャにありがちな高音よりも、低音を好むと言われています。

◆ 赤ちゃんは本物志向!?

世の中には、実際に汚されてしまっては困るので、模擬的なおもちゃを与えるという人もいるでしょう。しかしその多くがあまり遊んでくれないという残念な結果になってしまいます。赤ちゃんにとっては、本物のティッシュで周囲を散らかしてしまう方が楽しいといいます。

それは、引き抜くときのシュッという音や、取り出すときに抵抗が無くなる感覚、ティッシュペーパーそのものの感触などは、やはりオモチャとは違うのです。また、大人の反応を見て楽しんでいる場合もありますが、そのは「関心を引きたい」という意味合いが強いでしょう

つまり、大人の反応でさえも、赤ちゃんにとっては新鮮な出来事になるということになります。遊びの中で色々な要素が詰まっていて、少しずつ遊ぶことによって学んで成長していくといいますが、大人の反応を見ながら興味を柔軟にかえていく姿勢にも、その成長が現れているということから、これからは少々の散らかる遊びも許容しつつ、わかりやすいリアクションをするように心がけたいとおもいます。

【参考】Exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1332607669571.html

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周りのものに興味を

2012年1月 30日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

4ヶ月になる子供は、寝てばかりいる中でも着実に成長をしており、最近では様々なことをするようになりました。

まずは寝返りの練習。機嫌がいいときでも悪いときでも、自分の体をくの字に曲げながら、一生懸命にひねってひっくり返ろうとしています。しかし、自分の肩を越えてひっくり返るという難しさに直面し、また戻るという繰り返しをずっとやっています。

この寝返りができるようになると、自分たちとしては嬉しい反面、新しい危険が生まれるため目が離せなくなっていきます。それまでは、しばし放置してもベッドから落ちたり、窒息してしまうということを考えないでいられそうです。

もう一つの変化が、手でいろんなものをつかもうとすること。子供のお腹に顔を持って行くと決まって髪の毛を思い切り引っ張られます。また、抱っこしているときに目の前に揺れると音が鳴るオブジェや、洗濯物があるとそれをつかんで揺らそうとするのです。ものすごい笑顔でキャッキャと言いながらつかんでいる子供を見ると、なんか微笑ましく思えてきます。

こうして色々なものに興味を持ちはじめながら、着実に成長していく姿を見ていると、乳幼児の成長はまさに日進月歩だなと感じます。今日できなかったことが明日できるようになる、今月の子供と来月の子供は全然違うという当たり前のことが、とても貴重に思えてくるのです。

明日の自分も、今日よりもなにか成長していたいと感じます。

子供が車内で泣きわめく理由

2011年12月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

通勤途中のラッシュの中、小さな子供を連れたお母さんをたまに見かけます。こんなに混んでいるのに大変だなと思うのですが、さらに大変だろうと思うのは泣きわめくときでしょう。周囲の視線もすごく怖く、優しい言葉をかけてくれるのは比較的年配のおばあさんだけ、それ以外はものすごく迷惑そうな顔をしています。

自分も2児の父親であるので、大変だなと思いますが、それでも居心地がいいものではありません。おそらくもっとムカムカとしている人は若い人を中心に多いのではないでしょうか。

そんな泣きわめいている子供がなぜ、そんなに狂ったように泣いているのか。今まであまり深く考えてこなかったこの問題に対してAllaboutのライターである藤原千秋さんがすばらしい指摘をしていたので紹介したいと思います。

おそらく小さな子供が泣いている理由は以下であると考えるのが普通でしょう。

1. おむつが濡れている
2. お腹がすいている
3. 退屈している

しかし、よくよく考えて見ると1のおむつは現在の高吸水性のあるおむつではあまりないでしょうし、もしそうならすぐに換えているでしょう。2についてもお菓子をあげればすむこと。これも普通の親であれば実施しています。3についても同様であり、退屈していれば自分から色々と動き回ったり、何らかの要求を冷静にするでしょう。

となると、いったい何に対してそこまで我を忘れて泣いているのでしょうか。その理由として藤原さんは、「眠いけど眠れない」ということにあるといいます。小さな子供は眠りに落ちる時に死(あの世への移動の予感)の恐怖を味わっていることから、眠いけど怖くて眠れないというのです。

その恐怖に対して、抱っこしてもらったりおっぱいを吸ってその瞬間をごまかしながら眠っていくのだといいます。それが満員電車などの環境で子供に満足感を与えることができず、子供としても疲れすぎて眠れないといった状況が起こると、泣きじゃくってしまうことにつながります。

こうなったら、しばらくは厳しいので環境を変えてあげるか、抱っこしてあげるといった安心させる動作を繰り返すしかなさそうです。

周囲としても、泣きまくっている子供に対して、「あー、眠いけどなかなか眠れないんだろうなー」といった温かい目で見てあげられるようにほんのちょっとの思いやりがあるといいですね。泣きまくっている子供を見ても何の対処もせずに、誰かと談笑している親などいないでしょう。親が一番焦っていて恐縮しているのです。そういう目線で見てあげることも思いやりの1つなのではないかと改めて感じます。

【参考】MAMApics http://mamapicks.jp/archives/51907186.html

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