あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



恐ろしい薬の取り違えリスク

2009年8月 05日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

徳島県の病院で、患者さんに抗炎症剤である「サクシゾン」を投与しようとしたのですが、誤って筋弛緩剤である「サクシン」を投与してしまって患者さんが亡くなってしまうという事故が発生しました。サクシゾンは解熱効果がある薬なのですが、サクシンは麻酔の際など筋肉の動きを弱める薬です。

医療に従事する関係者の証言を色々と調べてみると一様にありえない間違いだとしていますが、人間が行うことなのでミスを想定した対策が求められてきました。この問題について製薬会社はサクシンの名前を「スキサメトニウム」と改めました。しかし、厚生労働省によるとこの他にも名前が類似しているために取り違えてしまった薬が存在しているそうです。以下にその組み合わせについて示します。

◆アマリール(糖尿病=血糖降下薬)
 アルマール(高血圧症、狭心症=降圧薬)

◆タキソール(卵巣ガン、肺ガン=抗ガン剤)
 タキソテール(乳ガン、肺ガン=抗ガン剤)

◆ノルバスク(狭心症、高血圧症=血管拡張剤)
 ノルバテックス(乳ガン=ホルモン療法剤)

◆アロテック(気管支ぜんそく=気管支拡張剤)
 アレロック(アレルギー性鼻炎=アレルギー治療薬)

◆ウテメリン(切迫早産、切迫流産=子宮収縮防止)
 メテナリン(人工妊娠中絶など=子宮収縮促進剤)

◆テオドール(気管支ぜんそく=気管支拡張剤)
 テグレトール(てんかん=抗けいれん剤)

◆プレドニン(副腎皮質機能不全=ホルモン剤)
 プルゼニド(便秘症=下剤)

新薬を承認する際には既存の薬と混乱しないかを確認するのですが、すでに存在しているものを変更するのは製薬会社としても難しいとしてきたそうです。しかし今回のように死亡事故が明るみにあって必然的に対応を迫られているのが現状なのです。まず第一に考えるのは患者のことであり、それを支える医者のことを考えた製薬事業が求められます。

よく見ると上表の中では、類似した名前にも関わらず降下が全く逆のものが存在することから、利用者としては確認を十分にすることができないため恐ろしい状況といえます。利害関係が多く存在するこのような場合には、厚生労働省などがトップダウンで薬の名前に関する是正を求めていく必要があるのではないかと思います。すべては患者のためなのですから。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090725-OYT8T00565.htm

くすりの事典〈2010年版〉―病院からもらった薬がよくわかる くすりの事典〈2010年版〉―病院からもらった薬がよくわかる
(2009/05)
小林 輝明

商品詳細を見る

市販薬の正しい飲み方

2008年9月 07日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

夏もそろそろ終わりを迎えようとしている今、結構疲れが溜まってきているんじゃないでしょうか。そんなときに医者に行くまでもなく、市販薬を使って寝ていればいいということで利用する人は自分も含めて多いと思います。

自分は、頭が痛くなるとバファリンプラスを利用しているのですが、使い続けているとそのうち効かなくなってくるんじゃないかと不安になることもあります。しかし、市販薬の注意書きにもあるように、使用上の注意を守らないと何が起こるか分らないんですよね。
そこで、とあるサイトに市販薬に詳しい専門家の方に話を聞いた誤った使い方があったので、これを反面教師としてどうしなければならないかを考えてみたいと思います。

■薬は飲み過ぎると効かなくなるのか
通常、薬は体にとって異物だと認識されるので、体は防御反応を示し、肝臓などで解毒しようとする。こうした代謝のサイクルは、一度行われると体が覚えてしまうので、同じ薬を飲み続けると、薬が本来の効果を発揮する前に早々に分解されてしまい、効きにくくなる。

■一度にたくさん飲んでいいのか
胃が荒れたり、眠気を誘ったりする等の副作用が必ずあるのですごく危険。薬が効かない理由は、必ずしも「慣れ」とは限らず、ほかに重大な病気が潜んでいる可能性もありますので、必ず医師に相談すること。

また、薬は最終的に血液のなかに入って正作用が発揮されるのだが、そのときの血中濃度が最適になるように設計されている。そのため、一度に飲むと一時的に血中濃度が高まり、副作用も強く現れてしまううえ、持続性がないため、効果としても薄くなってしまう。

ここからわかることは、たくさん飲んだからと言っても効果はあまりないということ。そればかりか、多くの副作用を伴う可能性があることから、避けたいですよね。

市販薬は元々常用するものではないので、本当にいたいときだけ使用し、それ以外の時は極力使わない様にすることが、いざというときに一番効く方法だといえるでしょう。

【参考】exciteニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1220447264093.html


災害時の必需品!約20人の外傷応急手当が可能です。【送料無料】災害多人数用救急箱(20人用)

薬の使用期限

2007年5月 27日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

そんなものあったんだ!?

自分は頭痛、生理痛(?)、歯痛にバファリン愛用者なんだけど、
よおく見ると使用期限欄を発見。

2007年5月31日かぁ(^O^)まだ一年・・ないじゃん!!

あと数日しかない。しかもまだ30錠くらい残ってるし!

薬だけに、はやく消費しなきゃとはなれず、かといって使用期限を越えて使うのも怖い。

捨てるのもったいないなぁ。

使いたくないけど使ってしまいたい微妙な気分(´Д`)