あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



生まれ変わった生田緑地

2011年5月 16日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

久しく改修中だった川崎・生田緑地が、長かった期間を終えてついにオープンしました。桝方山で子どもとスポンジをつかったゴルフをして遊び、元気な子どもは桝方山から「ボク坂道好きなんだ」といいながら、ニコニコ顔で駆け下ります。下り終わる頃、ふと工事中だった生田緑地の中心部を見てみると工事フェンスがなく、なんかきれいになっていたので、そっちに方向転換。

早速新しくなった生田緑地に足を運んだ途端、子どもの第一声は「噴水どこ行っちゃったの?」でした。

自分は工事フェンス越しに中央にある噴水がどんどの埋め立てられていって、青い塔だけになってしまっているのを見ていたのですが、彼は自分の背の高さ以上のフェンスによって、中でどのようになっているのか知るよしもありませんでした。なので、噴水がないことに少なからずショックを受けたのでしょう。

芝生で埋め尽くされたきれいな公園の風景よりも、噴水がない事実。彼は何度も自分に「なんで噴水なくなっちゃったの?」と聞き続けます。思えば、彼がまだよちよち歩きだった頃から噴水の近くまでいって、淵に登って楽しんでいました。また、定期的に噴水が噴出するときには、「わぁ」といって喜んでいました。そんな彼にとっては大好きな思い出深い噴水がないのですから、自分たちが思う以上に衝撃的だったのだと思います。

そのショックがどこまで引きずるか分かりませんが、自分ができることはこの新しい場所で、あたらしい思い出を作っていくこと。小さい記憶はいつか心の奥底に眠ってしまい大人になって思い出すことはほとんど無くなります。その時に、この場所での思い出は楽しいことばかりにしてほしい、そう心から思っています。

芝生は6月末まで養生中のため中に入れないので、ベンチでジュースを飲みながらまったりすることにします。歩道は木のチップがひかれていて本当に歩きやすく、雰囲気もすごくいい感じです。虫たちも気持ちよかったのか、ベンチの向こうから尺取り虫がやってきました。可愛いなと思っていると子どもはざざざっと逃げ、「こわい、あっちいく」と走り出します。虫は大の苦手のようです。

その他、新しい公園は池や小川などがあり、すごく自然を感じることができる設計になっています。早く芝生の上で遊べるといいなと思いながら、帰りにもう一つ新しく改装された場所をみつけました。それは、菖蒲園の木道です。かなり傷んでいたので、昨年改修工事がここでも行なわれていました。新しい木道は木のいい匂いがして、歩いていて気分が良くなります。きっと菖蒲が綺麗に咲き誇る頃、多くの人が楽しむんだろうなと思います。

ますます魅力的になった生田緑地は、これから新緑の季節を迎えます。

生田緑地 菖蒲園が見頃

2010年6月 06日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地のばら苑が最終日となった今日、子供と2人でばら苑ではなくあえて菖蒲園に出かけることにします。丁度お天気もよく絶好の鑑賞日和となった訳ですが、いつもの通り、子供は入り口の車ゲートが面白いようで、30分ほど延々と彼曰く「ギーガタン」を眺め続けます。

ずっと眺めていると駐車場係のおじさんがやってきて、「ぼく、そんなに好きならおじさんと一緒に仕事しない?」と笑いながら話します。すると子供は「仕事しないです」となぜか敬語になって丁重にお断り。おじさんは子供のために空いている車ゲートを動かしてくれて、これで満足して帰れるのではないかと思うくらい子供も大喜びです。

しかし自分は全然面白くもないので、子供を連れて菖蒲園に向かいます。すると、青や紫、白の菖蒲が満開になって咲き誇っていました。冬場は何もなくなってしまうこの場所。例年この時期を迎えるために、大勢の方がしょうぶ田の手入れしているのを見てきたので、なんだかこうやって綺麗に咲いてくれると嬉しくなってきます。(自分は何にもしていないのですが)

たくさんの人がカメラを片手に菖蒲園の中をゆっくりと散策しています。この生田緑地の菖蒲園の良さはなんといっても、このように周囲をゆったりと散策できる小路があることではないでしょうか。その小路は少しずつ変化していき、場所によって全く違った趣のある菖蒲の姿を鑑賞することができるのです。一番人気は正面の看板がある場所、そしてそれと同じくらい人気があるのが屋根のついた高床になった場所です。ちなみに子供たちに人気なのが、小川の流れる場所。ザリガニがいたりアメンボがいたりして、足を入れて水を楽しむことができます。

子供も「パパ、アメンボがいるよ」とアメンボという生き物を知っていて、すごく嬉しくなってしまいました。いつの間にかたくさんの言葉と経験をしているんだと改めて実感します。こうやって、少しずつたくさんの経験をさせていきたいものです。

毎年6月中旬頃に見頃を迎え、紫や白色のハナショウブ約2,800株が一面に咲き誇る生田緑地の菖蒲園に足を運んでみてはいかがでしょうか。つかの間の涼しさと菖蒲の花の美しさに心が洗われるひとときを過ごすことができますよ。

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今が見どころ 生田緑地の菖蒲園

2009年6月 04日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地 菖蒲園

そろそろ本格的な梅雨の季節がやってこようとしています。雨降りばかりでなんだか心まで沈んでしまいがちになりますが、この時期美しくその姿をみせてくれる植物がいます。そんな姿を見ると沈んでいた心までウキウキしてくるから不思議です。

その代表的なものが菖蒲です。今、生田緑地の菖蒲園が見どころを迎えています。生田緑地の正面から入り、駐車場の奥に菖蒲園が広がっています。紫と白のコントラストが非常に映えていて、その数の多さが素晴らしい景色を作りだしているのです。

今日は、仕事の関係で日中は家にいたので子供と2人で生田緑地に出かけました。駐車場のバーにばかり興味を覚えている子供を抱きかかえるように菖蒲園に向かいます。菖蒲園に着くと、子供も「わぁー」といいながら指を指しています。この景色に対して1歳ながらに何か感じたのかもしれません。

他には子供連れのお母さんや犬を連れた女性グループがいたのですが、菖蒲園と書かれた標識に6匹くらいの犬がきれいに並んでいて、それを一眼レフの望遠レンズ付のものすごいカメラを抱えた女性達が一斉に撮影している風景に出会います。犬たちはまりでグラビアアイドルのような感じで動かずにポーズをとっていて、必死に写真を撮りまくっている女性たちに、自分は怖くて聞けなかったのですが、通りすがりのおじいさんが「すごいね」というと、一人の女性が「この子達も慣れていますよ。私たち狂ってますから(笑)」といいながらまた撮影に没頭していました。

この菖蒲園ですが、すでに数ヶ月も前から多くの人たちが湿地に入って整備してきていたのを何度も見ていたので、そのような人たちの努力の賜物だと思います。こんなに綺麗な菖蒲を見せてくれて本当に感謝したいですね。もう少し見ることができると思うので、是非生田緑地に出かけて見てはいかがでしょうか。様々な人にも出会えるかもしれませんよ。


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