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2010年の漢字は「暑」

2010年12月 11日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年恒例になっている「今年の漢字」が日本漢字能力検定協会より発表され、京都・清水寺の森清範貫主が舞台の上で大きな和紙にその漢字を書き示しました。

選ばれた漢字は「暑」です。これを見る限りでは猛暑というイメージが湧きますが温暖化が叫ばれている昨今、それを言い出すと来年以降もずっと同じものを選ばなくてはならなくなってしまうのではないかと思ってしまいますが、応募した人にとっては今年の記録的な猛暑が非常にこたえたのでしょう。

その他の要因としては、野菜の価格高騰や野生動物の出没、チリの落盤事故で暑い環境に耐えた作業員らの救出劇といったものを挙げる人が多かったといいます。

野菜の価格高騰や野生動物の出没については、「暑」という言葉に直接結びつかないような気もしますし、チリの落盤事故についても暑いというよりも本人たちは命をつなぐことしか考えていなかったでしょう。

森貫主は「地球の環境はこのままでいいのだろうか、とみなさんが思ったことだと思う」とおっしゃっていたそうです。このお言葉からこれからずっと続いていくであろう温暖化に対して、自分たちが何かをしないといけないと気がつき始め、家に太陽光発電装置の設置やエコ対策などを取り始めた元年であると考えるのが自然だと思います。そういう意味で今年は「暑」であり、そうならないように考えていかなければならないのです。

応募総数は285,406にも及び、1位の「暑」に14537票を集めたといい実に全体の5.1%になります。数多くの感じがある中での値ですから、同じように感じた人が多かったといえるでしょう。ちなみに2位は5810票で「中」ということで、圧倒的大差で「暑」だったことがわかります。

以下、2010年の「今年の漢字」1位から10位までを紹介します。

1位: 「暑」
2位: 「中」
3位: 「不」
4位: 「乱」
5位: 「異」
6位: 「国」
7位: 「高」
8位: 「嵐」
9位: 「熱」
10位: 「変」

来年こそは、プラス要素があるような楽しい漢字が選ばれることを願ってやみません。

【参考】
・47News http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121001000473.html
・YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/

 

 

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2009年の漢字は「新」

2009年12月 12日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年恒例になっている「今年の漢字」ですが、今年は実施している日本漢字能力検定協会の不祥事がきっかけとなり存続が危ぶまれていました。この時期の風物詩ともなっているイベントなので、協会の問題とは切り離して実施してほしいと思っていたのですが、協会の体制が一新されたとして、無事に今年も清水寺で開催される運びとなりました。

さて、早速2009年の漢字について見ていきたいと思います。今年の結果は次のようになりました。

1位:新
2位:薬
3位:政
4位:病

昨年の漢字が「変」であっただけに、今年も同じような漢字が登場するのではないかと考えていたのですが、さすがに2年連続はなかったようです。ズームインで橋本五郎さんが予想したのは「鳩」だったのですが、個人的にはそれはないなと思っていました。鳩といえば鳩山さんくらいしか思いつかず、その他の言葉を総合することが難しいのではないかと思います。

そんな中、今年は「新」。新しいということから考えられるのは、なんといっても新政権でしょう。その他、日本漢字能力検定協会自体も新体制になったということ、新型インフルエンザの流行、イチロー選手の記録など様々なスポーツ界での新記録ということから推薦されたのでしょう。

1位の新の得票率は約8.7%で、16万通の応募の中で1万4千通あまりの得票を得たということになります。このことからも、候補の漢字は分散されていることがわかります。2位の薬については新型インフルエンザの他、様々な事件の影響を受けているのでしょう。前者はともかく、後者のような事件に関する言葉が今年の漢字に選ばれるのは本当に残念で、1位にならなくて本当によかったと思います。昨年もすごく感じたことではありますが、来年も今年のように未来に希望がつながるような漢字がつく一年になってほしいですね。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091211-OYT1T00753.htm


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中国で流行中の文字「冏」の利用法

2009年1月 17日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

ネットの世界からは、実に多くの言葉や文字が生まれます。そのなかで「2ちゃんねる」からは断トツで多いのではないでしょうか。例えば、もうダメだと肩を落とすことを表現する「orz」、激しく同意という意味の「禿同」など数え上げればきりがありません。そんな中最近ネット社会が急速に広まっている中国でも、とある顔文字が急速に広まっているそうです。

その文字が「冏」です。発音は「jiong」と読み、まるで機動戦士ガン○ムに登場する架空の兵器を思わせます。その使い方は「今日テストで0点取っちゃったよ冏」という感じで、落ち込んだ状態を示す顔文字だそうです。この漢字は日本語でもあり、自分は「けい」を変換することで出すことができました。また自分が使っている携帯電話はドコモのP-01Aなのですが、そこでも「けい」で変換に成功しました。

日本語や英語圏では顔文字は、数個の文字で成り立たせることが多いと思いますが、中国のように漢字一文字で表現できるというのは、すごく使い勝手がいいのではないでしょうか。漢字による顔文字表現が今後女子中高生を中心に爆発する、もしくは2ちゃんねるの世界で盛り上がれば、日本でも根付いていくのかもしれませんね。

【参考】Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000104-nna-int

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