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人生最期の時

2008年1月 21日 By: rainbow Category: 日記 1 Comment →

人生の最期の時
一体どのような気持ちで死を迎えるのでしょう。

そんなことを考えさせる短編小説でした。
掲載されていたのは、東京メトロの駅で配布しているフリーペーパーであるメトロミニッツ1月号。
藤原新也さんの「尾瀬に死す」の文章です。

著者の友人である澤田は、妻を殺害した殺人罪に問われていました。その頃、澤田は尾瀬に夫人と出かけていました。澤田の夫人は余命数ヶ月と宣告されていましたが、それでも夫人は昔プロポーズされた尾瀬に行きたいという願いを叶えようとしていたのです。

日中でも寒い尾瀬を2人して歩いていると、夫人は昏睡状態に。

携帯電話も通じない尾瀬で、澤田は夫人を必死に担いで麓へと向かいますが、その途中で天国へと夫人は旅立つのです。澤田が担いだ時にできた跡によって、澤田は絞殺したと疑いをかけられます。

裁判になり、澤田は諦めかけ最後にもう一度尾瀬を訪れます。そこで澤田は不思議な体験をするのです。夫人が優しく澤田にほほえみかけ、魔法瓶を差し出します。

澤田は夫人の実家で、その魔法瓶を見つけると中から夫人の遺書を発見します。

その中身について、以下にそのまま引用させていただきます。

「もし尾瀬に行く前に見つかってしまったらいけないので、わたしの生涯の最後のお手紙は魔法瓶の中に隠して行きます(笑)。

わたしは、尾瀬で死にます。
ずっと前から、そう決めていました。
もうこの冬は越せないことは自分でもわかっていますし。
幸夫さんとのあの美しい思い出の場所で死にたいのです。
病院のベッドの上では死にたくはないのです。
わたしをあの天国のような尾瀬で、
そして、幸夫さんのそばで死なせて下さい。
どうか、最後のわがままをきいて下さい。
それからわたしが死んだら、
幸夫さんはいいヒト見つけてくださいね。
そしてそのヒトとお母さんとも仲良くしてくださいね。
さようなら。
そして長い長い間、ありがとう
こんなに感謝の気持ちばかり、いっぱい、いっぱい、
あふれ出してしまうわたしは本当に幸せものでした。
もういちど、
・・・・・・・ありがとう」

澤田は無罪を勝ち取ったそうです。

【引用】メトロミニッツ 1月20日号

簡単ログインって安全?

2008年1月 18日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

「簡単ログイン」ってよくありますよね?

携帯電話でアクセスする際に、確かにIDやパスワードを入力しなくても文字通り”簡単”に”ログイン”できるすごく便利な機能です。

でも・・・・

こんなポップアップでません?

「携帯電話情報を送信してもいいですか?」

はじめこれを見た人は、すごく怖かったに違いありません。これを、”はい”とするとどんな情報が送られちゃうんだろう、電話番号やメールアドレス、住所、氏名、趣味や好きな人まで送られてしまうのではないかと考えてしまうかもしれません。

でも、安心してください。「簡単ログイン」で”はい”と同意したとき送られるのは、携帯電話の端末識別情報です。これは、携帯電話の一つ一つに割り当てられている番号で同じものはありません。ここからその人を特定することは不可能で、個人情報が流出することは決してありません。

その他、サイトに送られ手居る情報は携帯電話のメーカーや機種名、製造番号程度で、普通にアクセスしている程度ではこれも安心です。

怪しげなサイトにクリックしたとしても個人を特定されることはないので安心していいと思います。ただし、ちょっと変だな、これは怪しいと思う疑問を持つことも大切です。

ドコモ PHS終了

2008年1月 06日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

PHS

とうとう7日、NTTドコモはPHSサービスを終了します。

思えば、NTTパーソナルの時代からPHSを使い始め、
携帯電話を使い始めるまでお世話になりました。

その他mopera、@freed、m-stage musicといったデータ通信サービス、
音楽配信サービス、リスモ、みんなPHSの技術を使ったものでした。

時代の流れと言えばそれまでですが、ドコモとしても
ひとつの時代の区切りだと言えると思います。

今後は、ウィルコムの1社だけになりますが、
PHSを使った新しいサービスを生み出し、再び活躍してほしいですね。