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関西人が還付金詐欺には引っかかる

2008年10月 17日 By: rainbow Category: ニュース 1 Comment →

以前ブログでも紹介しましたが、ちょっと前まで振り込め詐欺が横行していましたね。至る所でオレオレと名乗る人が登場し、自分が実家にいた時にも同じように「オレオレ」と名乗る「自分」からかかってきた電話に出たこともあります。

ところが、関西人は振り込め詐欺にはほとんど引っかかることがありませんでした。ところが、その関西人が還付金詐欺には多くの被害者がでているそうです。その理由をズームインの辛坊治郎さんが解説していました。以下、その理由をまとめます。

【振り込め詐欺に関西人が引っかからない理由】
■これまでの通説
関西人は金銭感覚が優れているから

●そうではなくて
犯人が標準語で電話で話すため、すぐに息子ではないことが分ってしまう。そのために引っかからない。
 
【還付金詐欺に関西人が引っかかる理由】
■これまでの通説
関西人は、「お金がもらえる」に弱いから

●そうではなくて
犯人が標準語で電話で話すが、役所の人が標準語で話すのは当たり前。なので信用してしまい信じてしまう。

うまく表現で聞いているなと感じます。自分も親も標準語なので子供の声が多少違ったとしても、周囲の環境や体調のせいだと思ってしまっても仕方ないと思いますは、そもそも自分の子供が関西弁じゃないという時点で、明らかに他人ですよね。

もちろん、振り込め詐欺の業者も関西弁の要員をアサインしているんだと思いますが、それでも微妙に地域によって言葉が違ったりすることもあるので、難しいでしょう。

その点役所というしっかりとした場所の人であれば標準語で話すという固定概念を見事に利用しているといえるでしょう。いずれにせよ、業者は次の手を既に考えていると思いますので、お金をATM等で振り込むような指示の場合には、気をつけるに越したことはなさそうです。

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(2007/02)
竹山 隆範

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振り込め詐欺被害は所得控除できるか

2008年8月 31日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

最近、振り込め詐欺の手法はどんどん巧妙化してきています。その昔自分の部屋にいたときに母親から、「今、お前から助けてくれって電話来たんだけど、電話した?」と言われ、またかかってくると言うので、今度は自分が出てたところ、電話口の向こうから「○○(自分の名前)だけど、助けてよ。」と言われ、自分であることを告げた途端切られてしまった苦い過去もあります。少し面白かったのですが、自分が家にいなかったら、母親は信じていたかもしれません。

このような振り込め詐欺ですが、不幸にも被害にあった場合の損害は所得から控除されるのでしょうか。所得税法では「災害や盗難、横領による損失のうち、一定額は総所得金額から控除できる」とあります。

しかし、現在では詐欺による所得からの控除は認められていないそうです。ポイントは「災害や盗難、横領」と「詐欺」という違いにあります。

前者は、自分の意志を伴わないものであるのに対して、詐欺は自らの意志で現金を支出し損失を受けたからだというのです。なんか、それって現実的ではないような気がします。詐欺でも、かなり恐喝に近い形で振り込まざるを得ない状況だってあるし、犯罪によって被害を被ったという観点では、同じなんじゃないでしょうか。

しばらくは、法律的な改正などが望めない以上、自己防衛をして未然に詐欺に遭わないように頃が蹴るしか手だてはなさそうです。

【参考】日経Plus1 8/30


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