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きれいな字の秘訣は「足長」と「主役」

2011年7月 19日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

携帯電話やパソコンがすべて変換してくれ、自分たちは何となくその幹事が正しく変換されているかを知っていればまともな文章を書くことができるようになりました。そういった便利な時代の弊害として、自分で字を書く機会がめっきりと減ってしまったことが挙げられます。どのような字を書くかわからないので、携帯電話を使って変換してみる、なんて事も日常茶飯事です。

しかし、重要な局面ではやはり直筆が求められます。就職の際のエントリーシートや履歴書の作成、役所への提出といった場面の他に、会社でも会議でホワイトボードへ書く際も多くの人の目に自分の字がさらされることになります。こうして考えると、やはり字がきれいであるというのは立派なスキルとなり、様々な場面で有効に働くと考えた方がいいでしょう。

そこで、今回は「大人のきれい字書き方」の通信講座やセミナーを実施されている今井淑恵先生のアドバイスを元に見栄えのいい文字を書くコツを見ていきたいと思います。

◆ポイント1: 足長

見た目として何となくバランスが悪い字の多くは、上下から押しつぶされたようになっています。文字の見た目は全体のバランスが命なので、「足が短い」と全体のバランスが悪く見えてしまい結果としてきれいな字とはいけないものになってしまいます。

ワープロで書かれている文字は、縦長に書かれてはおらず、全体として正方形に収められた四角い文字になりがち。それに慣れ親しんでいる自分たちも知らずに下側や右側を正方形の見えない枠に収めようとして小さくなってしまいます。

これを改善するには、腰の位置を高く、つまり「足長」にすることです。以下例を示します。

「青」という字は、けっこうバランスがとりにくい字のひとつです。下部の「月」の字を考えてみましょう。「月」は、もともと背が高い縦長の字形です。このスタイルを活かすことが「青」の字を美しくみせるコツになります。 それには、あらかじめ「月」の高さを考えておき、上部の3本の横線をつめて高めの位置に収めるよう書くことです。

ほかに下部が背の高いスリムな字の例として、「素」は「糸」、「夢」は「夕」、「季」は「子」、「養」は「良」、「豊」は「豆」など、いろいろあげられます。このような文字は、足が長く見えるよう、上部をつめ気味に書くようにしましょう。

◆ポイント2: 主役

字を構成する点や線を、主役と脇役に分けてあげ、主役をできる限り誇張して書いてあげると全体のバランスとよくすることができるとともに、見る人にメリハリのあるきれいな字を印象づけることができます。

例えば、「春」という字ですが横3本の横線のうち、最後の3本目を上2本よりも長く書いていませんか。こうすると、幅広で寸胴な字になってしまいます。「春」の中の主役は4画目と5画目のハライなのです。

これを誇張して書いてあげ、それ以外の部分は脇役に徹してあげることによってきれいな字を書くことができます。一般にハライがある文字はそれが主役になることが多いそうです。

余裕のある最後の部分を迎えるためにスペースを残しておき、字の中でどの部分を主役にしてあげようか、いつもいつもそんなことを考えながら字を書くことはできませんが、ちょっと時間の空いたときに色々と書き比べてみながら、最も見栄えのする字を見つけていければいいのではないでしょうか。それが自分の中の素敵な辞書になっていくのだと思います。

【参考】COBS ONLINE
・http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/07/post_1037.html
・http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/07/post_1070.html

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すぐ字がキレイになるコツ

2008年10月 08日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

字をきれいに書くことができるということは、それだけで人間がすごくよくできている人だという印象を与えることができるとともに、自分が急いで書いたときでも後で読み返すことができるという利点もあります。

パソコンが高度に発達した今だからこそ、自筆の文字が所々で登場したときにインパクトがあります。自分は、高校生の時に選択科目で書道を選択し、半紙に仮名文字から漢字まで様々な字をかいたことによって、人にきれいに見せる字についてほんの少しですが理解できました。それからの字は確実に変わったと思います。

今こそ字をきれいに書くためにどうしたらいいのかを考えるいい機会なのかもしれません。そこで、とある記事で字がキレイになるコツを見付けたので紹介したいと思います。

<すぐ字がキレイになるコツ>
●書く時の基本姿勢は?
1. 手首だけでなく、腕全体で書く。
2. 体と机の間が、握りこぶし1つが空くくらいが最適。
3. 筆の角度に注意。ボールペンは55?60度くらい、筆ペンは60?75度くらいが最適。

●情報を速く伝えるには?
1. 中心線:左右の幅を均等にするため、縦の中心線を字の中心に。
2. 上下の余白:名前を書いた上下の余白を同じ長さに。
3. 字配り:苗字と名前の間に、少し空白を作る。

●メリハリ文字を作る5つの応用技
1. サイズは画数に合わせて:画数が多い字を小さめに、少ない字を大きめに書く。
2. 縦を圧縮:狭いスペースに文字をバランスよく収めるには、字全体を小さくするのではなく、縦棒の長さをそれぞれ圧縮する。
3. はらいは長く大胆に:横に伸ばしたり、斜めに払う線は、やや大胆に長く伸ばす。
4. 上下バランスは同じに:上下の部首で構成する文字は、基本的には上下の縦幅を同じにして書く。
5. 左右バランスは右を左の倍に:左右の部首で構成する文字は、右の横幅を左の横幅の2倍に書く。

(1)は、例えば「華子」という名前を書くといいそうです。「華」の方が「子」より画数が多く、同じ大きさのマスに書くと、線が多い「華」の方が大きく見えます。そこで小さく見える「子」を大きく書いてバランスを整えます。

(2)は、例えば「市川団十郎」がスペース内に収まり切らなそうな時、各々の漢字の縦棒を少しずつ短くして姓と名前のスペースを確保します。文字全体ではなくあくまで縦線だけ短くするのがポイントといいます。 さらに、ただ縦棒を短くするだけでは不格好になるから、短くする縦線は太めに書き、しっかり止めたり払ったりすることによって、圧縮していても堂々とした字に見せることができるというコツもあるそうです。

(3)は、「進」のしんにょうや「大」の最後のはらいなどを、長くダイナミックに線を引くと堂々として見栄えがいいです。左にもはらいがある場合、右のはらいの方が左より下になっても構いません。

(4)は、「豊」「袋」など上下に分かれている漢字の部首で有効です。

(5)は、「林」「後」など左右に分かれている漢字の部首で、それぞれ1文字を構成している場合に有効です。

自分の名前など、自分の書いた字は顔と同じ印象を与える大切なものです。上記のヒントをもとに、練習して人に字がキレイと思わせたいですよね。

【参考】Biz.ID
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/08/news007.html

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