あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > 妻夫木聡


天地人 第2回「泣き虫、与六」

2009年1月 11日 By: rainbow Category: 2009年_天地人, ドラマ 2 Comments →

天地人が全47回であることが発表され、心なしか話の展開が早いような気がしてなりません。なんでもNHKの思惑で12月にドラマをやるために、どうしても11月中に終わらせる必要があるとのことで、大河ドラマファンとしてはなんとも勝手な言い分だなと感じてしまいます。それでも、短くなった分密度の濃い素晴らしいものにして欲しいと思います。まだ、NHKのWebページのあらすじの部分が50回まで書かれていますが、いずれ亡くなってしまうんでしょうね。

今回は、与六と喜平次の関係が完全に確立します。すでに、上杉輝虎からも与六は特別扱いされていたんですね。確かに他の子供達は薪とりに行っても怖がるし、その他大勢扱いされているのに対して、与六は反骨精神が旺盛という点が目立っているだけの描写にもかかわらず、特別な子供として描かれています。できれば、与六のどんなところが他よりも素晴らしい素材をもっているのかを描いてくれると嬉しかったんですね。

5歳の与六は、和尚などに怒られながらも涙をこらえながら頑張るのですが、5歳の子供が泣き虫なのは当たり前です。その与六が雲洞庵から逃げだし母の元へ帰って行く姿は、思わず自分の子供に重ねてしまいます。そして、何とか実家へ帰っても、母はいったんは優しく抱きしめた後、厳しく接し家から追い出してしまうのです。このときに迎えに来るのが喜平次だったのです。この登場場面でやたらとバックライトガ当たっていたのが気にあるところではありますが、それでも背中におぶりながら戻っていく際に主従関係が確立していくのでした。喜平次は与六にだけ心を許したのです。そのきっかけは分からないのですが、何か言われても必死に耐える姿に自分を重ねたのかもしれません。

そして、とうとう妻夫木君登場です。あっという間に9年ほどの歳月が経ち、14歳になった兼続と同じ家臣である泉沢久秀が武田の様子を探っている最中に、高坂弾正に遭遇し命の危険にさらされながらも武田の怪しい動きを偵察することに成功します。ここで東幹久が突然登場し、びっくりしましたがこれから妻夫木とどのようにやり合っていくのかが楽しみです。次回から、本格的に物語が動き出しそうです。

□■天地人紀行■□
新潟県上越市
?春日山城跡
?林泉寺

天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー) 天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー)
(2008/12)
火坂 雅志小松 江里子

商品詳細を見る

天地人 第1回「五歳の家臣」

2009年1月 04日 By: rainbow Category: 2009年_天地人, ドラマ 2 Comments →

毎回そうなのですが、初回からしばらくは登場人物の関係がわからないので、人物相関図を見ながらになってしまいます。しかも今回の初めてのシーンから妻夫木聡が出てきて、豊臣秀吉が登場してきたものですから、時代設定がどの辺りなのか謎なまま始まりました。

ようやく、後の直江兼続となる与六になって5歳の幼少期が始まります。ここで溺死してしまうのが宇佐美定満ですが、2年前の大河ドラマ「風林火山」で熱演した緒形拳の姿をどうしても重ねてしまうのが残念です。この出来事をきっかけに、後に直江兼続が仕えることになる喜平次が国主である上杉輝虎と密接に結びつくようになり、そこに見初められた与六が仕えることになります。

同じ小さな子供をもってみると、わずか5歳という子供にも関わらずお国のためといって両親の元から離さなければならないという無情さに、初回から涙がうるっときてしまいました。これから逃げ出したり泣いたりするんだと思いますが、懸命に生きていって欲しいと切に願うばかりです。

思ったよりも、妻夫木聡が合っていてしっくり来るような感じがします。これからはやく妻夫木聡の役に変わって、演技を持ってみていきたいと思います。また、今回思いの外演技が素晴らしかったのが、高嶋政伸ですね。おそらく自分もこんな親になってしまうんだろうなと思うくらい、子供には甘くあたふたする親をうまく演じていました。本気で叱るんだけど、すぐに笑いかけてしまったりするところとか、まるで本当の親子なんじゃないかと思うくらいの自然さでした。

これから樋口惣右衛門が与六をどのようにサポートしていくのか、そして与六の弟である与七との関係、上杉輝虎との関係など見どころがたくさんです。今回のタイトルである天地人の真の意味がいつ頃分かるのか、楽しみが満載です。

□■天地人紀行■□
新潟県南魚沼市
?坂戸城
?雲洞庵

天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー) 天地人 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ストーリー)
(2008/12)
火坂 雅志小松 江里子

商品詳細を見る

平成22年大河ドラマは坂本龍馬で主役は・・・

2008年11月 07日 By: rainbow Category: ドラマ No Comments →

いよいよ篤姫も終盤に迫ってきて、徳川幕府の崩壊と共に篤姫がどのようにこの乱世の中大奥をとりまとめ、新しい日本に向けて生きていくのかが焦点になってまいりました。少し気が早いですが、その先は妻夫木くんが演じる直江兼続の生涯を描くドラマ「天地人」が始まります。時代は上杉謙信の死後、世継ぎの上杉景勝を支えた直江兼続を中心に物語は進んでいきます。内容的には、去年の作品である「風林火山」の主人公山本勘助のような素晴らしい補佐役の活躍となりそうです。

そこまでは心の準備ができるのですが、NHKはそのさらに先、平成22年の大河ドラマについて発表しました。それは、坂本龍馬の生涯を描く物語で「龍馬伝」です。驚きはさらに続き、その主人公の坂本龍馬役に福山雅治が演じることになったそうです。福山雅治といえば、現在「容疑者Xの献身」などで大活躍中ですが、その勢いはそのまま再来年というはるか先の大河ドラマまで続くことになりました。

撮影自体は、2009年8月から始まるそうで、まだまだこれからの内容となりますが、本人は「驚きとプレッシャーとともにたいへん光栄に感じています。すでにさまざまな作品を通じて普遍的ヒーローとしてのイメージを持たれている『坂本龍馬』ですが、これからの1年をかけて十分な準備をし、平成22年という時代だからこそ、そして、このスタッフだからこそ表現することができる『坂本龍馬』を作り上げてみたいと思います」とやる気満々です。

つい先週、篤姫の中で玉木宏演じる坂本龍馬が寺田屋で暗殺されてしまった場面を目撃しているだけに、なんだか不思議な感じがしてなりません。しかも、篤姫の中では登場してから勝海舟に見初められ、小松帯刀と仲良くなって、なくなってしまうまではあまりにも早かったため、本当に1年間続くのかなとも感じてしまいますが、人の一生には歴史では分からない多くの魅力が隠されているので、それを見るのが楽しみです。

ちなみに大の福山ファンである奥さんも、今からはしゃいでいてうきうきしていますが、同じように感じている女性はきっと多いんじゃないでしょうか。「実に面白い」ドラマになるよう、今から1年ちょっと待っていましょう。

【参考】NHKニュース
http://www.nhk.or.jp/news/t10015212281000.html

龍馬伝〈野望篇〉 (角川文庫)
(1991/07)
つか こうへい

商品詳細を見る

龍馬伝―青春篇 (角川文庫)
(1995/02)
つか こうへい

商品詳細を見る

龍馬伝〈決死篇〉 (角川文庫)
(1995/11)
つか こうへい

商品詳細を見る

天地人〈上〉 天地人〈上〉
(2006/09)
火坂 雅志

商品詳細を見る

天地人〈下〉 天地人〈下〉
(2006/09)
火坂 雅志

商品詳細を見る