あしたまにあーな

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浅田飴と篤姫の意外な関係

2010年11月 20日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

せきやのどが痛いときにとっさに口に含む飴といえば、きっと多くの人が浅田飴を思い出すのではないでしょうか。それくらい浅田飴というものが日本人にとって常備薬となっている心の薬だといえます。

そんな浅田飴が誕生したのは1887年(明治20年)、東京・神田でせきやたん、滋養強壮の薬として売り出されました。当時の名前は「御薬さらし水飴」となんだか重苦しいネーミングでした。それにはきっちりと理由がありました。

それは、将軍家や宮内省にも仕え天璋院篤姫にも重用された最後の漢方侍医である浅田宗伯が大正天皇に処方した薬だったからです。その浅田に仕えていた堀内伊三郎が処方を教えてもらって売り出したのですが、なかなか売れません。

それが売れ始めたのは息子の伊太郎の頃でした。まず名前を「御薬さらし水飴」からシンプルに「浅田飴」にし、様々なマーケティングを行ないます。

「すきはらにめし たんせきに浅田飴」
「良薬にして口に甘し」

これは伊太郎たちが考えたキャッチコピーです。今聞いてもなんだか斬新な感じがする素晴らしい謳い文句だと思います。丁度この頃(1920年)スペイン風邪が大流行したのも後押しをした要因だと考えられています。

数多くののど飴が発売されているにも関わらず、浅田飴は医薬品として売り出されている数少ないのど飴といえます。それは、120年以上人々ののどを守り続けたという自信と実績から来ているのかもしれません。今年も一家に1つは常備しておく必要がありそうです。

【参考】be on Saturday 2010年10月2日

 

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篤姫 第46回「慶喜救出」

2008年11月 16日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

とうとう、薩長軍と徳川家の戦いがはじまりました。俗に言う「鳥羽・伏見の戦い」ですが、この戦いはわずか4日で勝負を決してしまうほどその勢いの差は歴然としたものだったそうです。始め、薩長軍が5000、徳川軍が15000という数字を聞いて、そのあまりにも少ない軍勢に驚きを感じました。関ヶ原の戦いで徳川家康が率いた東軍の数は、7万以上であったことからも、その軍勢の数がいかに少ないかが分かります。

しかし、薩長は外国から仕入れた鉄砲や大砲といった遠隔攻撃手法を確立していたため、関ヶ原当時の戦いとは異なる、近代戦争の始まりといえるかもしれませんね。

いつの間にか、薩長軍の長として西郷吉之助が仕切っているように見えます。いつからなのかよくわからないうちに一番偉い人になってしまったように感じますが、もう少しその課程を描いてあげてもよかったのかなと感じます。

一方鳥羽・伏見の戦い以降、その薩長軍を迎え撃つのは江戸にいる勝海舟、そして天璋院でした。徳川慶喜が勝に言われて渋々会った天璋院は、慶喜に対して最後は家族だからと言って尽力することを誓うのです。本当にここまで権力があったのかどうかは分かりませんが、少なくともここ一番の役割を果たしましたね。

これから展開されるであろう、江戸決戦に向けて勝はどのようにそれを迎え撃つのでしょうか。そして天璋院はどのように大奥をとりまとめていくのでしょうか。段々と焦点が絞られてきて、ますます見逃せなくなってきました。


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篤姫 第39回「薩摩燃ゆ」

2008年9月 28日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

朝廷を政の中心とする考え方が世の中に徐々に広がりつつある中、将軍家茂は朝廷に攘夷は無理だということを伝えにいくのですが、朝廷の取り合わない姿勢に敗北することになります。

会談前に、慶喜からまずは攘夷を認めた上で、話し合いを勧める必要があるという進言に沿ったものだと思っていたのですが、実はそうではなく本当に敗北してしまったんですね。このとき、もはや徳川家の威信はほとんどなくなってしまったことを家茂も悟ってしまうのでした。

そんななか、あえて諸外国と戦ってあっさり負けることによって、攘夷という言葉を沈静化させようという新しい考え方をもっているのが勝麟太郎でした。やはり、北大路欣也さんの存在感は絶大ですね。勝という大きな存在という役割というのもあるのかも知れませんが、それ以上に周りが若い人が多い分、北大路欣也さんの重厚感が、落ち着いて信頼して見ることができるようにさせているのだと思います。

その勝の「あえて攘夷実行しよう」作戦は、長州藩から始まり、その後に薩摩藩においても行われるのですが、いずれも実質は大敗することになります。

自分は今まで薩英戦争は薩摩の勝利だとばっかり思っていたのですが、今回の内容を見る限り、イギリス軍は燃料切れによる退却であって、薩摩に屈したわけではないんですね。
このまま戦っていたら、間違いなく薩摩の国自体がなくなっていたのかも知れません。そのことを一番知っていたのは、小松帯刀なんじゃないでしょうか。天璋院から薩摩を守って欲しいとお願いされたにも関わらず、薩摩城下を火の海にしてしまったのですから。

しかし、勝の考えは薩摩を中心に実現していくことになります。今後、どのように外国と付き合いながら、日本という国を徳川家が守っていくのかが楽しみです。

ちなみに、今週宮崎あおいさんが篤姫のクランクアップをしたということで、堺雅人さんと対面した際に泣き崩れてしまったそうです。宮崎さんの顔はほとんど真っ白の化粧を施されていて、これで49歳を演じたんだと思うと、改めてすごいなと思います。

先が楽しみですね。


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