あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



重圧を感じる上司の言葉

2012年4月 15日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

新入社員が入ってくる季節ですが、いつの時代にあっても「近頃の若者は」という愚痴ではないでしょうか。自分たちが新入社員の頃にも同じように先輩たちに思われていたはずなのですが、その自分たちもまた新入社員に対して知らずのうちに「近頃の・・・」と思っていたりします。

そんな新入社員時代に最も重圧を感じた言葉はなんでしょう、という質問を2年目にした調査がありますので、その内容から自分たちが言っていないか見てみたいと思います。(ライオン調べ)

1位: 「言っている意味、分かる?」 (35.2%)
2位: 「そんなことも分からないのか」 (24.0%)
3位: 「期待しているよ」 (23.6%)
4位: 「あれ、どうなってる?」 (22.4%)

これを見てみると、1位の言葉は確かに解釈の仕方によっては重圧であり、気分を害してしまう内容につながりかねないことがわかります。2位は完全に嫌みというか、上司や先輩のイライラ加減が直接新入社員につながりそうです。それ以外は、新入社員に重圧をかけるつもりがないものばかり。これで重圧を感じるということは、日常の仕事の会話でどのようなことに留意しなければならないのか、わからなくなります。

こういったストレスに対して新入社員は下痢や、胃痛、腹痛といった体調不良をおぼえ、それを解消するために仕事外の人とコミュニケーションをとったり、トイレで一人の時間をつくるといった一人だけの空間で自分の心を解放しているといいます。

上記のような言葉をかけるとき、人間同士の関係ができているかどうかによって、受け手も感じ方が全く替わってくるもの。仕事以外の話をしたり、趣味などの会話から少しずつ心の接点をもうけていくのが最短距離といえるのではないでしょうか。

【参考】日本経済新聞 2012/04/15

自分中心で会話する人への対処法

2011年8月 26日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

新入社員だった頃、会社の研修でお互いの相互理解を深めるという目的から2人ペアになって向き合って、それぞれ自分の自己紹介をしてコミュニケーションをとってください、という課題がありました。そこで自分とペアになった女性は、持ち時間の3分間のうち、2分50秒くらい一方的に話し続け、自分がほとんど質問もしないという異様な会話となったのです。その後も彼女とは仕事でご一緒したのですが、同じ状況であったことは言うまでもありません。

このように、相手の話にはあまり興味を示さずに自分のことを話したがる人はかなり多くいることを少しずつ社会人になって学んできました。そういった人に対する対応を誤ると恐ろしいので、今まではひたすら聞き手に回っていたのですが、あるサイトにて有効な対処法が紹介されていたので見てみたいと思います。

◆対処法1:  「でもー」「けどさー」と反論しない
自分のことばかり話す人と会話中に、こちら側が「でも、それは違うよ、XXだよ」とか、「けどXXみたいだったよ」など、話の腰を折ると、相手はますます自分の意見を言ってきます。「そうじゃないのになー」と思うにとどめ、口に出さないほうが、論争になったりせず、話が早く終わります。

◆対処法2:  「それってなに?」「それでどうしたの?」など質問しない
自分のことばかり話す人と会話中は、素朴な疑問がわいても「それってなんのこと?」「そのお店、どこにあるの?」など、質問をしないようにします。質問をきっかけに話がどんどん広がり、ますます長くなってしまいます。わからないことや気になったことは、後で自分で調べたり、違う人に聞いたりするほうがベターです。

◆対処法3:  聞かれたことは簡潔に答える
自分のことばかり話す人と会話中に、「ちょっとどう思う?」とか「海外旅行に行ったことある?」など、質問されることがあります。「質問してくる」ということは、相手は「そのことを話したい!」ということです。ここで自分の意見やエピソードを嬉々として話してしまうと、「私はね、」と、さらに相手に話をさせることになってしまいます。質問されたら「それはたいへんだったね」とシンプルに共感したり、聞かれたことだけを手短に答えるようにして、話題が深まらないようにします。

◆対処法4:  違う人に、別の話題をふる
自分のことばかり話す人を交えて、複数で会話中のときは、話が一段落したら、すかさず「そういえばあの件はどうなったの?」など、他の人に、違う話題をふります。おそらく他の人たちも「XXさん、また自分のことばっかり話してるなー。長いよなー。その話、こないだも聞いたよー」と、思いながら聞いていたはずです。話題と話す人が変わることで、話の内容が新しいほうに流れて、場が新鮮になります。

これを見ていると、なんだか悲しい気持ちになって来てしまいますが、話の流れ上どうしても質問しないといけないような場面だったり、他に人がおらず相手と自分だけといった場面もあります。そんなときに最低限意識しておきたいのが、反論しないこと。さらに、話を早く切り上げたいと切に思うのなら、対処法3も有効でしょう。

相手を傷つけず対処することができれば、人間関係を損なうことなく自分も過度にいやな思いをしなくてもすむのでまさに一石二鳥なのです。お互いがイライラしないためには、自分が大局的に振る舞う術を身につける必要があるのだと思います。

【参考】nanapi http://nanapi.jp/7219/

気持ちが伝わる話しかた―自分も相手も心地いいアサーティブな表現術 気持ちが伝わる話しかた―自分も相手も心地いいアサーティブな表現術
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森田 汐生

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自然な話題づくりの方法

2010年12月 09日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

初対面の人と気軽に話をできる人とそうでない人がいます。自分は後者に近いのですが、自然な話題がどんどん出てきて話が盛り上がってくると、話を仕掛けた人がなんだかすごい人のように思えてきます。どうせなら、相手に喜ばれ楽しく話せたら、人間関係ももっともっと楽しくなりますよね。

そんな話のプロとして、銀座のホステスがいます。彼女たちは毎日お客様に喜んでもらえるように様々な努力をしているといいます。その彼女たちから会話術を学んでいきたいと思います。

◆聞き上手になる
勘違いしがちですが、話のネタをたくさん用意すればそれだけ相手と楽しい話ができると思いがちです。そのため雑学などを色々頭に入れたりすることがありますが、実はこれでは話がうまい人にはなれないのです。

大切なことは、相手が話をしたいことを聞き手になって質問することによって話を膨らませていくことなのです。相手としては自分の話を聞いてくれる人の方がいいイメージを持つといいます。

◆初対面の人と会話を続ける3つのステップ
その際に気になるのが話題探しです。相手の興味のある話題を早く探してあげることによって会話の空白期間を少なくすることができます。その話題探しの仕方には大きく3つのステップがあるといいます。

・Step1 まずはシンプル質問を
 まずは当たり障りのない会話をすることによって、声を出して話をしやすい状況を作ります。そのために相手には気軽に声を出してもらわなくてはいけません。そのために、相手があまり考えなくても自然に答えやすいYes、Noといったシンプルな質問がいいでしょう。
 例えば、「今日は寒かったでしょう?」「外は雨が降っていましたか?」など。

・Step2 相手をほめる
 次に、自分と話をすることによって気持ちよさを与えます。そのためにすることは相手を褒めること。ネクタイの柄、シャツの色、髪型、カバン、時計など目に入ったものはなんでもいいので褒めます。相手は必ずどこかに自分のこだわりを持っているです。そこから、会話の糸口を探します。
 例えば、「そのネクタイ、季節をよく表現していますね。よく似合ってますよ」など。大切なのは自分が本当にいいなと思ったものをなるべく具体的に褒めることです。お世辞、テレなどの余計な感情は抱かないようにします。

・Step3 話題を広げ深める
 話ができる雰囲気ができてきたら、趣味や興味があること、好きなお酒など、会話を広げていきます。大切なことは相手が興味がなさそうなら次々に話題を変えることです。
 相手が少し食いついてくる話題があれば、次にそれを深く聞いていきます。このとき、相手が楽しそうならどんどんその話題を深く具体的に聞くことが重要です。どこか自分を自慢して知って欲しいというものがあるはずなので、その得意げな表情や雰囲気をつかみ取っていくのです。

◆自分の話を2、相手に8くらいの気持ちで
自分の体験談を話してもいいですが、早々に切り上げ相手に会話のボールをすぐに投げ返すようにします。例えば、「昨日こんな失敗をしちゃったんです。(失敗について簡潔に話した後)○○さんはそんな失敗はありませんか?」など。

◆感情をなるべく出して
相手の話を聞いている際に、なるべく笑いや驚きといったリアクションをとりながら聞くことによって、相手からみると「この人は話し上手だ」という印象を与えることができるといいます。反応があると、どんどん話をしてあげたいという気持ちになるのをうまく活用するのです。

いかがでしょうか。銀座のホステスという話題づくりがうまくないと生きていけない場所で戦っている女性の教訓は、それ以外の日常生活を生きる人にとってもすごく有意義で活用できるものばかりなのです。人はかならず誰かとコミュニケーションをとりながら生活しています。そのコミュニケーションによって、毎日の生活が少しでも楽しくなるのなら、こんな素敵なことはないと思います。

【参考】AllAbout http://allabout.co.jp/gm/gc/313355/