あしたまにあーな

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上司とばったり会ったときの対処法

2011年5月 03日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

狭い空間で上司とすれ違うことはかなり多くあります。例えば、会社の廊下、トイレ、エレベーターの中など。こういった場所で出会ったときに、気が利く言葉を発することもできなくて気まずい気持ちになる経験は誰にでもあると思います。無視する訳にもいかずに、どうしようもなくなって思わず携帯電話をいじりながら歩いてみたり、下を向いてしまう、なんてこともあります。

どうせなら、上司に対してもすれ違いざまに好印象を持ってもらった方がいいのは言うまでもありません。そのための方法として、コミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんは以下を実践するといいとアドバイスしています。

◆廊下で出会ったとき
笑顔で会釈をします。必ず相手の方に顔を向け目を見ることが重要です。無理に何かを話す必要はありません。

◆トイレで出会ったとき
にこりと会釈をして、「お先に」ぐらいの気軽さで挨拶します。

◆エレベーターで出会ったとき
基本的には笑顔で軽く頭を下げます。

気まずい雰囲気は、笑顔によって打ち消されその後には気持ちよさが残るとしています。実際に笑顔をすることは簡単なようで難しいことではありますが、それが自然にできるようになったとき、自分への印象は必ずいいものになっているのではないかと思います。早速自分も会社で実践してみたいと思います。

【参考】日経Plus1 2011/03/05

必ず、人生がうまくいく「ひとこと」の魔法 必ず、人生がうまくいく「ひとこと」の魔法
(2006/10/19)
今井 登茂子

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新人をほめるための工夫

2011年1月 31日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人を育てるには上手に褒めてあげることが最も近道だといえます。小さな成功体験を積み重ねさせ、それを自信につなげて自分自身で自発的に行動させることができれば、指導は成功したといってもいいでしょう。

新入社員が入る時期になると、どうやって新人の指導を行なうかが大きなポイントとなります。自分たちが考える常識はすでに新人にとっては「当たり前」ではありません。自分たちもきっと当時の先輩から同じように思われてきたはずです。

人間関係を上手に形成するためにいたずらにほめるのではなく、認めるポイントとして3点あるとコミュニケーション塾主宰の今井登茂子さんは言います。以下にその3つについて紹介したいと思います。

1. 身だしなみなど外見で判断できる部分
 着こなしが素晴らしい、清潔感がある、センスがいいというように身だしなみを褒めることによって、緊張感はおのずと解けるといいます。自分が力を入れているものは顔の容姿を褒められるよりも嬉しいものです。

2. 日常の態度
 いつも笑顔で元気がいい、挨拶が素敵、声が明るくて自分まで元気になれる、目を見てちゃんと話ができる、というように、態度を褒めることによって、その人の本質的な性格を褒めてあげることにつながり、よく見ていてくれると信頼されるのです。

3. 仕事内容に関連したこと
 結果だけにこだわるのではなく、その途中経過についても褒めて上げます。その調子で頑張れ、やればできる、など些細なことでもいいのでステップごとに期待通りのことができたら細切れで褒めてあげます。

誰でも何も分からずできない時期はあるものです。いまどきの新人は、と始めから諦めたり突き放すのではなく、同じ視点に立って接してあげることによって、いつかはそれが自分に大きなプラスとなって戻ってくるのです。その先行投資と思って自分も実践していきたいと思います。

【参考】日経Plus1 2011/1/29

人に好かれる言葉ハンドブック―こんなとき、この言い方 人に好かれる言葉ハンドブック―こんなとき、この言い方
(2008/08)
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相手のグチを上手に受け止める秘けつ

2010年7月 18日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

人間は誰でもグチをこぼしたくなるときがあります。自分の思うように事が進まないとき、相手から心許ない言葉をかけられたとき等に直接関係ない人で信頼できる人に「ちょっと聞いてくれる?」と思っていることをぶちまけるのです。

このグチですが、ぶちまける方としては案外気楽なもので、聞いてもらう相手に対して何か意見をして欲しいと思って言っているのではないことが多いのです。とにかく聞いてもらいたい、そして自分の思いを理解して欲しい、というように自分の味方になって欲しいという強い願いが裏には隠されています。不思議なもので、自分の思っていることをすべてぶちまけてしまった後はかなりスッキリとして、平常心を取り戻すことができます。

むしろ、この場面で重要なのはグチを受け止める方にあります。決して相手のグチを受け止めることは楽しいことではなく、気分が滅入ってしまうこともあるのですが、決して「それはあなたも悪いんじゃないの?」「もっとこうしなきゃダメだよ」というように意見はしてはいけません。上述のようにグチをこぼす人は答えなど望んでいないのですから。

その上で、「わかるわかる」「自分も同じようにすると思うよ」と共感や同情の気持ちを持って接し、相手にどんどん話をさせることが大切です。さらに相づちの中で臨機応変に相手を褒めてあげるようにするともっといいでしょう。

例えば「よくそこまで我慢したね」「でも、そんな風に思えるのはさすがです、すごいですよ」といってあげるといいと思います。それによって相手は自信を取り戻し元気になれるでしょう。

人間関係はギブ・アンド・テイク。自分がグチを聞く側から話をする側に立つ時も必ずやってきます。そのときのために、グチを気持ちよく聞いてあげ相手との良好な関係を作ることによって、自分も結果的に救われることになるのです。

【参考】日経Plus1 2010/07/17

あいさつ&スピーチ 言葉につまらずに話す技術 あいさつ&スピーチ 言葉につまらずに話す技術
(2010/03/09)
今井 登茂子

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