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2011年の漢字は「絆」

2011年12月 12日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年恒例になっている「今年の漢字」が日本漢字能力検定協会より発表され、京都・清水寺の森清範貫主が舞台の上で大きな和紙にその漢字を書き示しました。

選ばれた漢字は「絆」です。この漢字は今年をよく表している漢字だと思います。3月11日に発生した東日本大震災を契機に、改めて家族や恋人、仲間といった人々が自分にとってかけがえのない大切なものであると再認識させられた年は、これまでになかったものでしょう。お互いに知らない人であっても、同じ境遇であったり、心から何かをしたいと思う人々は日本だけでなく、世界中が絆という1つのつながりができました。

さらに、サッカー女子ワールドカップで日本代表のなでしこジャパンが優勝しチームとしての絆が深まったり、中東の民主化で、ソーシャル・ネットワーキング・サービスによる人の絆が注目を集めたことなどが、「絆」を1位に押し上げる有力な理由となったといいます。

2位以降には、比較的震災に直結した内容となっていることから、その中でも人間の、そして日本人の心温かさを映し出す漢字が1位に選ばれたことは、さいわいだったのではないでしょうか。このような前向きの漢字が来年以降も選ばれる年にしたいと心から思います。

以下、2011年の「今年の漢字」1位から10位までを紹介します。

1位 「絆」
2位 「災」
3位 「震」
4位 「波」
5位 「助」
6位 「復」
7位 「協」
8位 「支」
9位 「命」
10位 「力」

過去の「今年の漢字」(漢検ホームページより)

1995年 「震」 (阪神・淡路大震災やオウム事件などに「震」えた年)
1996年 「食」 (O-157事件や税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発)
1997年 「倒」 (山一證券などの大型倒産、強豪倒してサッカーW杯初出場)
1998年 「毒」 (和歌山カレー毒物混入事件や環境ホルモンなど“毒”が問題に)
1999年 「末」 (世紀末、「世も末」な事件の多発)
2000年 「金」 (シドニー五輪の金メダル、朝鮮半島の「金・金」首脳会談など)
2001年 「戦」 (米国同時多発テロの発生、世界的な不況との“戦い”)
2002年 「帰」 (北朝鮮から拉致被害者が帰国、リバイバルブームなど)
2003年 「虎」 (阪神優勝や「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など)
2004年 「災」 (台風や新潟中越地震、記録的な猛暑、凄惨な殺害事件の発生)
2005年 「愛」 (紀宮様ご成婚、愛・地球博の開催、各界のアイちゃん活躍)
2006年 「命」 (悠仁様のご誕生、いじめ自殺や飲酒事故など命の重み痛感)
2007年 「偽」 (食品偽装や政界・スポーツ選手まで「偽」が発覚)
2008年 「変」 (世界経済大変動、日米政治変化、生活環境の変化、気候変動など)
2009年 「新」 (新内閣発足、イチロー新記録、裁判員などの新制度、新型インフル)
2010年 「暑」 (夏の全国の平均気温が観測史上最高、チリ鉱山事故で暑い地中から生還)

【参考】
・YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111212-OYT1T00581.htm

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(2011/12/05)
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2010年の漢字は「暑」

2010年12月 11日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年恒例になっている「今年の漢字」が日本漢字能力検定協会より発表され、京都・清水寺の森清範貫主が舞台の上で大きな和紙にその漢字を書き示しました。

選ばれた漢字は「暑」です。これを見る限りでは猛暑というイメージが湧きますが温暖化が叫ばれている昨今、それを言い出すと来年以降もずっと同じものを選ばなくてはならなくなってしまうのではないかと思ってしまいますが、応募した人にとっては今年の記録的な猛暑が非常にこたえたのでしょう。

その他の要因としては、野菜の価格高騰や野生動物の出没、チリの落盤事故で暑い環境に耐えた作業員らの救出劇といったものを挙げる人が多かったといいます。

野菜の価格高騰や野生動物の出没については、「暑」という言葉に直接結びつかないような気もしますし、チリの落盤事故についても暑いというよりも本人たちは命をつなぐことしか考えていなかったでしょう。

森貫主は「地球の環境はこのままでいいのだろうか、とみなさんが思ったことだと思う」とおっしゃっていたそうです。このお言葉からこれからずっと続いていくであろう温暖化に対して、自分たちが何かをしないといけないと気がつき始め、家に太陽光発電装置の設置やエコ対策などを取り始めた元年であると考えるのが自然だと思います。そういう意味で今年は「暑」であり、そうならないように考えていかなければならないのです。

応募総数は285,406にも及び、1位の「暑」に14537票を集めたといい実に全体の5.1%になります。数多くの感じがある中での値ですから、同じように感じた人が多かったといえるでしょう。ちなみに2位は5810票で「中」ということで、圧倒的大差で「暑」だったことがわかります。

以下、2010年の「今年の漢字」1位から10位までを紹介します。

1位: 「暑」
2位: 「中」
3位: 「不」
4位: 「乱」
5位: 「異」
6位: 「国」
7位: 「高」
8位: 「嵐」
9位: 「熱」
10位: 「変」

来年こそは、プラス要素があるような楽しい漢字が選ばれることを願ってやみません。

【参考】
・47News http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121001000473.html
・YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/

 

 

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日本で一番パンを購入している意外な地域

2010年2月 24日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

あたなの朝食はご飯派ですか?それともパン派でしょうか。自分は多くの場合パンを食べています。奥さんがパン焼き器で作ってくれたものの他、スーパーなどでロールパンが安く売られていることが多いこと、そして短い時間の中で一気に食べることができることが主な要因でしょう。なので、旅行などに行ってゆっくりと朝食をとることができる場合はご飯を食べるようにしています。

ご飯の1世帯当たりの購入量が最も多い地域は静岡市で年間105キログラムにものぼるといいます。2位は金沢市、3位は富山市で逆に再会は岡山市だそうです。静岡がトップの理由として海産物が多いのでご飯もすすむからだと言われていますが、そもそも米を県内で作っている量が少ないため、購入せざるを得ないという状況も加味されているためではないかと見られています。北陸の地域は本当にご飯に合うような食べ物が多く、以前金沢に行った際にはあまりにもイカ大根と塩辛が美味しかったのでおかわりをするくらいでした。

一方のパンなのですが、なんと購入量1位は京都市の62キログラムなのです。京都といえば和食の代名詞ともいえる地域にも関わらず、堂々の一位。その理由として以下が挙げられています。
・西陣の職人が仕事の合間に食べ始めたのがきっかけ
・京都人は新しい物が好きで合理主義であるから
・学生などの若者が多いから

パン食が少ないのは山形市、福島市、青森市と米どころが並んでいます。伝統を重んじ、新しいモノや人を寄せ付けないイメージがあっただけにパンのような洋風で外来のものを受け入れる京都人の懐の大きさを感じます。しかし、購入量だけを比較するとまだまだ米の方が多いことがわかり、当分日本人の主食としてのご飯の地位は揺るぎそうにないでしょう。

ご飯には、食べたあとにほっとする何かがあるような気がします。急いでご飯を食べることがなかなかできないのですが、そこには自分の知らないところで日本人としての本能が眠っているのだと思います。いざ大切な日などはご飯が食べたくなりますし、1日の中でご飯を食べない日はないくらい。あと数十年後、時ぶんったいの子供の世代になったとき、日本人の心は「パン」にとってかわっているのかもしれません。

【参考】日経Plus1 2010/02/06

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