あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



事故を予知する方法

2009年8月 08日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

1対29対300

この比率を見てなんだか分かりますか?これは、「ハインリッヒの法則」と呼ばれる比率で危険な事故を予知するのに非常に役立つ考え方とされています。

このハインリッヒの法則は、自分たちの身の回りでも日常的に使われています。例えば、ある交差点で1件の死亡事故が発生したとします。その裏には29件の軽いケガを伴うような事故が起きており、さらに300件のヒヤリハット体験が隠されているといいます。つまり、1件の事故は氷山の一角に過ぎないということになります。

この確率のピラミッド構成は、以下のような様々な場面で当てはめることができます。
・自動車・飛行機・列車などの交通事故
・公園遊具による子供の事故
・病院の人為ミス
・お客様からのクレーム
・体調不良で休む人

この他にも多くの場面で使用されるこの考え方ですが、逆に300件の方から考えることによって命に関わる重大事故を予知したり防止することができると東大名誉教授の畑村洋太郎さんは話します。失敗学の権威である畑村教授によると、身の回りでうっかりミスが多く出るようなことが起き始めたら、大事故の予兆と考え放置せずに何らかの対策をすぐに行うことが大切だとアドバイスしています。

人間は誰でも失敗するものです。300件のヒヤリハットであればいくらでも取り返しをすることができますが、重大事故につながると取り返しのつかないことになってしまいます。日常生活の中でひやっとしたことなど好ましくないことが起きたときに、どうしてそれが起こったのか考え、その再発を防ぐにはどうしたらいいのかを考えてみるといいと思います。ミスや事故が何もおこならいことで、効果を実感することができないのですが、それこそが一番の効果なのです。

【参考】日経Plus1 2009年8月1日

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(2008/05)
守安 洋子二宮 洋子

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水の事故から身を守る方法

2009年7月 29日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年この暑い夏の季節に悲しい水の事故に関するニュースが次々と伝えられます。楽しいはずの海水浴や川遊びが一転惨劇となってしまうのはあまりにも悲しすぎます。海水浴場での事故は、小さい子供だけではなく20代の体力が十分ある人でさえ被害に遭うこともある恐ろしい場所でもあるのです。

◆恐ろしい離岸流
その原因は「離岸流」です。離岸流は、岸に打ち寄せた波が沖合に戻る流れのことで、流速は最大で秒速2メートル程度にもなります。この離岸流は海岸に一定間隔で存在することが知られており、遊泳禁止区域になっています。この離岸流に乗ってしまうと岸に戻れなくなってしまいます。

離岸流に巻き込まれてしまった場合、まっすぐ岸へ泳ごうとしても、流れが速いためなかなか進みません。離岸流は幅が10?30メートル程度なので、岸と平行に泳ぐことによって抜け出しやすくなるといいます。

◆急激な川の増水
川遊びでも同じように危険が待っています。川が教えてくれる危険信号には以下のようなものがあります。
・上流方向に黒い雨雲が見えたり、雷鳴が聞こえる
・川が濁ったり、流木や落ち葉が流れてくる
こうなったら、急に増水する恐れがあるのですぐに川から離れた方がいいといいます。

その他、海や川での注意事項を海上保安庁が紹介しているので、目を通しておき最悪なケースを回避したいものです。頭の片隅にあるかどうかで全く結果は違ってくるのです。何かあってからでは遅い事故であることを改めて肝に銘じておきたいと思います。

<海や川での注意点>
1. 海水浴
・準備運動は念入りに
・アルコールを飲んだら泳がない
・過労や睡眠不足の状態で海に入らない
・水分補給と日陰での休息を
・保護者は子供から目を離さない
・高波や深みに気をつける

2. サーフィン
・天気予報などで注意報が発令されている時や悪天候が予想される時は中止する
・十分なウオーミングアップを
・単独行動は避け、グループで監視し合う
・遊泳者らに気をつける
・ボードが流されると危険なので、手放さない

3. 川遊び
・天気予報や上流を含めた川の情報をチェックする
・避難方法を確認する
・ライフジャケットを着る
・中州は増水で取り残される恐れがある
・大雨や洪水などの注意報や警報が出たらすぐに避難する

【参考】毎日.jp
http://mainichi.jp/life/housing/news/20090729ddm013100189000c.html


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硬貨返却口に潜むワナ

2008年12月 25日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

硬貨返却口

2008年12月21日、奈良県で起こった事故です。それは2歳の男の子がゲーム機の硬貨返却口に左手の人差し指を挟まれ、第1関節付近を切断してしまったという恐ろしいものでした。硬貨返却口は内側に開く金属製のふたが取り付けられていて、引き抜こうとしたときに挟まれてしまったのが原因とされています。

実は先週、家族で新宿に遊びに行った際にも1歳4ヶ月になる子供が、ガチャガチャやゲーム機の硬貨返却口に手を入れて遊んでいたことがありました。なのでこの事故を聞いて驚きと共にものすごい恐怖を感じました。きっとお子さんをお持ちの親は同じ気持ちだったと思います。そのくらいこの事故は大きな爪痕を残してしまったといえるでしょう。

このような事故が一度でも起こってしまえば、子供を硬貨返却口に触らせることなどできません。おそらく子供がすごく嫌がるとは思いますが危険から少しでも遠ざけたいというのは親として当然の気持ちでしょう。痛い思いをしてとゆくなっていく類の経験もありますが、この事故は子供の一生を左右しかねない重大な危険です。そのようなものが普通に子供用として世の中にあることが不思議でなりません。

今回の問題の重大な点は、特殊な操作ではなく、至って普通の動きの中で事故が起きてしまったことです。誰もがやらないようなレアなケースであれば、メーカー側を一方的に責めることはできませんが、「硬貨返却口に手を入れる」という本来の操作で起こった事故だけにメーカー側の事前の危険回避責任を問われてしかるべきでしょう。

抜本的な解決をして、再発の防止を行うだけでなく、自動販売機など同様な事故が発生する可能性があるものについても対策を行って欲しいと思います。しばらくは子供から目を離すことはできなさそうです。


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