あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



自分でも納得?!七夕まつり

2012年7月 08日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

昨年に引き続き、上の子供の幼稚園の七夕まつりが行われました。

開催時間が午後4時からということもあり、子供のいつもの生活パターンとは異なるという家庭もあるようで、来る途中、昼寝中の子供を父親が抱きかかえている子供もいて、上手く疲れ具合をコントロールしてベストな状態でまつりを迎えるという難題が親たちに降りかかります。

それでも一度経験すると、こうした方がいいというノウハウが蓄積されるため、昨年やってしまったミスも上手くカバーし、完璧な状況で幼稚園に向かいます。

ちょうど良く天気も回復し、子供を指定席まで運ぶと、親の仕事は次の撮影部隊に移行します。

ベストなポジションを取り、子供のベストショットをとるという使命がある親にとって、場所取りは重要です。
ところが、この幼稚園の親の皆様は大変感じが良く、学年が違う場合には快くお互いに場所を譲り合っているのです。こういうところにも幼稚園の良さというのは出るのかもしれません。

とうとう演技の時間。家では断片的にしか見せてくれずまったくよくわからなかったのですが、実際に見てみるとものすごく上手く踊れていました。周りよりも上手いんじゃないかと奥さんと話す自分たちは完全に親ばかなのだと思います。

同じクラスの友達と仲良く談笑したり、じゃれ合っている姿を見ると、この子も成長して自分の世界を作り出しているのだとしみじみ思います。

最後に、「すごくよく踊れていたね、上手だったよ」と感想を述べてあげると、一言「うん」と誇らしげな顔をした彼。ものすごくかわいいと感じる瞬間です。

改めて子供の成長を感じた一日であるとともに、これからのイベントがますます楽しみになりました。

「七夕」を「たなばた」と読む理由

2010年7月 08日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

7月7日は七夕の日で、多くの人が願い事を短冊に書いてお願い事をしたのではないでしょうか。今日は会社も七夕ライトダウンのため残業なしで早く帰ることに。帰りながらふと素朴な疑問がわき上がってきます。

「どうして「七夕」って、「たなばた」と読むのだろう?」

普通に読めば、「ななゆう」となってしまうのですが、そこをあえてたなばたと読むのは何らかの理由があるに違いありません。そこで、「七夕」を「たなばた」と読む理由について調べてみることにします。

七夕の日である7月7日付近は、ちょうど稲の開花期で水害や病害のことが気になる時期にあたります。そこで人々は祈りを捧げることになります。収穫の無事を祈り、棚機女(たなばたつめ)という巫女が水辺の棚の上に設けられた機屋で棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機を使って先祖に捧げる衣を織りあげ、それを祀って神の降臨を待つという禊(みそぎ)の行事があったそうです。

もともとは7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)と呼ばれていたものが、次第にこの行事から、棚機(たなばた)にちなんで七夕(たなばた)という読み方に変わっていったのがきっかけといわれています。

一方、七夕の日である7月7日には、古代中国で行なわれていた乞巧奠(きっこうでん)という行事が行なわれていました。乞巧奠では、有名な織姫と彦星の恋物語が展開され、このふたりの逢瀬を祝い、織姫にあやかって機織りの技が上手くなるように、手芸や手習いの上達を願って、巧みになるように乞う祭り (奠)と言う意味の「乞巧奠(きっこうでん)」が催されるようになり、日本でも宮中儀式として取り入られるようになったといいます。

七夕は古代中国の乞巧奠と、日本で行なわれていた豊作の願いなどを祈念する行事とがうまく融合して今のような形になっていったのです。七夕の日に対する古の人の思いを感じると、ほんの少しだけ楽しみ方にも厚みが出るような気がしてきます。

【参考】All About
http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20060620A/index2.htm

マジカルナンバー7

2009年7月 07日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

人間が瞬間的に覚えることができるものは7つが限界であると言われています。考えてみると日常生活の中で7つセットになった言葉というものが実に多いことがわかります。数え上げればきりがないのですが、以下にその例を示します。

・虹の色
 非常にたくさんの色が実際は見えているにも関わらず、虹の色は七色と表現します。
・音階
 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの7つの音から成り立っています。
・1週間
 言わずと知れた7日です。
・郵便番号
 以前5桁だったものが7桁になりました。
・不思議
 もっとたくさん不思議なことはあるのですが、七不思議といわれています。
・親の七光り
 子供にとっては超えるべき大きな存在です。
・七草
 春の七草など有名です。自分は七つの野菜を全部言える自信がありませんが。

このように、7という数字は本当に七つしかないという場合と、「たくさんある」ということを示す場合があるようです。アメリカの心理学者であるジョージ・ミラー教授が発表した論文「マジカルナンバー7+-2」のなかで、個人差を含めると2つの誤差があるが7つを超えると脳の構造上覚えたり、認識したるすることが難しくなることを発見しました。

つまり人間の脳は、その限られた領域をうまく使って覚えるしかないということがわかります。自分たちは日常生活の中で暗記したり覚えたりする必要がある場面にいくつも遭遇します。その中で多くのものを一度に覚えるのではなく、このジョージ・ミラー教授が示すマジカルナンバー7を応用し、多くの数の覚えるべきことを7つという区切りで覚えることによって、効果を得やすいのではないでしょうか。

7月7日の七夕を迎えるにあたって、7という特別な数字について改めて考えてみるといいのではないでしょうか。

【参考】日経Plus1 2009年7月4日

認知心理学入門―その基礎理論と応用 認知心理学入門―その基礎理論と応用
(1995/04)
岡林 春雄

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