あしたまにあーな

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身の回りにあるものが一番楽しい

2008年11月 11日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

いつの間にか自分たちが普段いるところに、楽しみや喜びを感じられなくなっていたりはしませんか?

そこにあることが当たり前になってしまっていて、まるで空気のような存在になってしまっているもの。そのことを忘れていつの間にか遠くから物事を見ようとしてしまってはいませんか?

その結果見えてくるものはつまらないもので悲惨なことばかり。

楽しいことは常に自分の身の回りにたくさん転がっています。そのことを信条として進んでいるのが、宮崎駿さんと柳家小三治さん。この二人は全く共通性がないように見えますが、実は大きな共通点があります。それはエンターテイナーとしての役割です。

宮崎さんはNHKの番組であるプロフェッショナル「仕事の流儀」で、上記のようなことを次のような言葉で表現しています。

”半径3メートル以内で仕事をする”

また、柳家小三治さんは人を笑わせようとするのは限界があることを説明した上で噺の原点を次のように言っています。

”人の普段の営みが一番面白い”

とても簡単なことのようでいて、それを実現するのは実は本当に難しい2つの行動といえます。いつも見ているものは、それが当たり前という固定概念にとらわれてしまっていて、そもそも見ているようで全く記憶に残らない、つまり「見えていない」のです。

そのことを経営コンサルティングの小宮一慶さんは「発見力」と呼びます。例えば、セブンイレブンのマークの最後の「n」が小文字になっているのをご存じですか?駅の改札口には一つ一つ番号が付いていることを知っていますか?いつも見てみるはずのものが見えていないんだということがよく分かると思います。

その「いつも見えていないもの」が見えるようになるためには、意識するしかないのです。楽しいことがないかな、人ってどんなことを考えているのかなと興味を持とうとすることが、いつものことをいつもでないことに変えてくれるのです。

何かを極めている人であるからこそ、最も基本に忠実で、基本を忘れないんだということを改めて感じます。

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自分で考えることで効率化を

2008年4月 15日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

工場の生産ラインの無駄を排除し、余ったところに新しい付加価値のある生産ラインをもう一個作る。

仕事の流儀という番組で、山田日登志さんはそういいます。この方は、これまでソニーやキヤノンといった大きな工場で劇的に作業効率を工場させるアドバイスを加えてきました。

細かいことを分担してやるのではなく、一人の人が考えなら多くの仕事を自分のやり方でやった方が生産性が高くなるというのです。プラスアルファの効果として作業者のモチベーションも上がったと言います。この方式を「セル生産方式」(流れ作業ではなく1人が複数のまとまった作業工程をこなす方式)といいます。

工場だけじゃないんですよね。細かく細分化された仕事をするよりも全体を見ながら、自分の仕事をいかに効率化していくのか考えられるようになれれば、仕事へのモチベーションは格段に上がると思います。

日々の仕事の中で、自分の動きの中に「無駄」がないか今一度確認するいい機会ではないでしょうか。

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