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ポイントを貯めると損?!

2009年4月 12日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

家電量販店やドラッグストアなどで支払時に日常的に聞かれる言葉があると思います。

「ポイントを貯めますか?それとも使いますか?」

そしてほとんどの人が貯めると答えるのではないでしょうか。そうすると基本的に損をすることになると「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」の著者である板倉雄一郎さんは言います。

ポイントは貯めずに、その都度使い切って買い物をし、手元に残るポイント数をできるだけ少なくするのが賢いやり方だそうです。

この理由としてポイントには金利が付かずに、期限切れ、紛失、店の破綻などのリスクを伴うことが挙げられます。一銭も使わずにポイントで買い物できると嬉しい気がしますが、これは錯覚で店に無利子で貸していたカネを商品の形で還元してもらっているに過ぎないのです。

そこで買い方にも少しだけ工夫をしてみるといいでしょう。例えば、高額の商品と低額の商品を購入する場合、先に高額の商品を購入しそこで発生したポイントを使って低額の商品を購入します。これによってポイントの残高をできるだけ抑えることができるのです。

例外としては、ポイント加算が大きい特価品を購入する場合です。次回もその店で購入するのが確実であれば、あえて現金で購入してポイントをためた方がお得といえます。この境界線が難しいところではありますが、通常いつでも10%還元しているお店で今回も同じ率なのであれば、現金よりもポイントをできるだけ使って購入する方がいいといえるでしょう。上手にポイントを使って節約したいものです。

【参考】日経Plus1 4月4日

未来のサイフ―マイル、ポイント、カード、おサイフケータイ丸ごと早わかり 未来のサイフ―マイル、ポイント、カード、おサイフケータイ丸ごと早わかり
(2007/03)
不明

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ドラッグストアはなぜこんなに多いの?

2008年5月 06日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →



○○薬局というのが街から消えつつあり、代わりにチェーン店のドラッグストアが街中に氾濫するようになりました。ちょっと前まで全然違うお店だったのに、いつの間にかドラッグストアになっています。

ドラッグストアをそのまま日本語訳すると「薬局」、「薬屋」となりますが、もはやコンビニ化してしまっていて日常雑貨から食料品、園芸用品やDIY関係まで売っている状況です。薬の方が売り場面積的には小さかったりするお店もいくつかあったりします。

しかも、街の中に密集してあることが多いのですが、そんなに密集させて本当に利益が上がるんでしょうか。今日行ったドラッグストアは少なくとも全然人が入っていませんでした。ゴールデンウィーク中ということもあるんでしょうが。

少しこのことについて、立地、囲い込み、フットワークの3つの観点から考えてみたいと思います。

まず立地なんですが、半径500mくらい以内にはやはり出店していないんですよね。薬を買いに行こうと遠くまで買い物に出ると言うよりは、コンビニ感覚で歩いてすぐにいける距離というのは、だいたい500mくらいが限度だと思います。その範囲の中である程度の人数(潜在顧客)がいる場所に多いような気がします。

次に囲い込みなんですが、おそらくほとんどの人がドラッグストアのポイントカードを持っていると思います。赤いヤツや黄色いヤツなど、ほとんどのドラッグストアがポイントカードを発行していて、それを持って使うによって、お得感を演出することができます。100円で1ポイント、特定の日にはポイント10倍、など。ポイントはありきたりですが、やはりあるとそこを中心に利用しようという動機になります。

最後にフットワークですが、上にも書いたように、ドラッグストアはコンビニ化しています。もはや薬を買いに行くためにドラッグストアがあるわけではなく、日用品、化粧品、雑貨を買いに行くために存在するプチホームセンターの役割を果たしています。ドラッグストアも人が入らないと思えばきっと早々に撤退するフットワークの軽さを持っているでしょう。なので店舗の作りも非常にお手軽にできているような気がします。

このように、ドラッグストアは一昔前の薬屋さんではなく、ホームセンターなのです。ですから、そこには安さが求められます。客は1円でも高かったり、特売日が少なかったりすれば、不満を持って簡単に近くのホームセンターに行きます。

そういう意味で、非常に厳しい業界といえるのかもしれませんね。

「OTCメディケーション」虎の巻 (日経DI薬局虎の巻シリーズ 5) (日経DI薬局虎の巻シリーズ 5) 「OTCメディケーション」虎の巻 (日経DI薬局虎の巻シリーズ 5) (日経DI薬局虎の巻シリーズ 5)
(2007/12/06)
日経ドラッグインフォメーション

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