ポイントを貯めると損?!
家電量販店やドラッグストアなどで支払時に日常的に聞かれる言葉があると思います。
「ポイントを貯めますか?それとも使いますか?」
そしてほとんどの人が貯めると答えるのではないでしょうか。そうすると基本的に損をすることになると「おりこうさん おばかさんのお金の使い方」の著者である板倉雄一郎さんは言います。
ポイントは貯めずに、その都度使い切って買い物をし、手元に残るポイント数をできるだけ少なくするのが賢いやり方だそうです。
この理由としてポイントには金利が付かずに、期限切れ、紛失、店の破綻などのリスクを伴うことが挙げられます。一銭も使わずにポイントで買い物できると嬉しい気がしますが、これは錯覚で店に無利子で貸していたカネを商品の形で還元してもらっているに過ぎないのです。
そこで買い方にも少しだけ工夫をしてみるといいでしょう。例えば、高額の商品と低額の商品を購入する場合、先に高額の商品を購入しそこで発生したポイントを使って低額の商品を購入します。これによってポイントの残高をできるだけ抑えることができるのです。
例外としては、ポイント加算が大きい特価品を購入する場合です。次回もその店で購入するのが確実であれば、あえて現金で購入してポイントをためた方がお得といえます。この境界線が難しいところではありますが、通常いつでも10%還元しているお店で今回も同じ率なのであれば、現金よりもポイントをできるだけ使って購入する方がいいといえるでしょう。上手にポイントを使って節約したいものです。
【参考】日経Plus1 4月4日
未来のサイフ―マイル、ポイント、カード、おサイフケータイ丸ごと早わかり (2007/03) 不明 |
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