あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > コンビニ


セブン-イレブンの食パンがうまい

2013年5月 05日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

家の近くにあるセブン-イレブンが新装開店し、かなりの常連客になりつつあります。

セブン-イレブンの商品は、他のコンビニエンスストアにはないような「こだわり」が随所に見える形であって、それらが多少高くても美味しければ買ってしまおうという心理を上手く突いているような気がします。

その中で、今最も自分の中でアツイのが「セブンゴールド 金の食パン」です。「セブンゴールド」は、セブンプレミアムのワンランク上のラインとして展開しているプライベートブランドなのですが、中でも「金の食パン」は1斤6枚入で250円と、ほかの一般的な食パンに比べるとやや高めの価格になっています。

しかし、シンプルなデザインとは裏腹に、セブン&アイグループ限定仕様のスペシャルブレンド小麦粉を100%使用するなど素材にもこだわっていて、それがしっかりと分かるほどの甘みのある味とふんわりとした食感が「買ってよかった」と思わせます。

通常、多少高いプレミアムものは一度ためしてみて自分の中で他の商品との差異を明確に判別できないときは次回以降買わないものですが、これは次回以降もやっぱり買おうと思えます。事実、発売開始からの販売個数が、15日間で65万個を突破したそうで、同じようにこの商品に対して費用対効果があると感じている人が多いのでしょう。

コンビニの商品であっても、スーパーや近所の専門店に引けをとらない商品群を並べ、コンビニならではの総合力で、それをどのように食べたらもっとおいしくなるかを提案し、あわせて同じ場所で買うことができる、そんな食の総合コンシェルジュのような存在になって欲しいと感じます。

【参考】ナリナリドットコム http://www.narinari.com/Nd/20130521487.html

コンビニおにぎりの海苔がパリパリな理由

2012年3月 12日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

ある日、コンビニで買ったおにぎりを食べていたときのこと。セロファンでくるまれたおにぎりを丁寧に剥がして巻き付けた後に、ワクワクしながら一口食べるとパリパリという音と共にきれいに口の中にかじった分だけのご飯と海苔が滑り込んでいきます。

このとき、ふと「どうしてコンビニおにぎりの海苔はこんなにきれいにちぎれるのだろう」と不思議に思いました。家にある大きな海苔でおにぎりを包み、それを食べるとなかなかちぎれなくてご飯もぼろぼろになってしまった経験は誰にでもあるはず。ところがコンビニおにぎりにはそのような失態はありません。

当たり前のことにも、必ず理由があると誰かが言っていますが、この場合のコンビニおにぎりの海苔にも同じような何か隠された秘密があるに違いありません。そこで調べてみると、そこには東京・大田区にある町工場の技術が活用されていたのです。

コンビニおにぎり用の海苔に、2ミリほどの穴を特殊な四角形の歯を使って碁盤の目のようにたくさんあけるのです。これによって、歯で簡単にちぎることができると共に海苔自体の風味も格段にあがるといいます。2ミリですから普段はよく目をこらしてみないと見ることができないレベルではありますが、この技術によってコンビニおにぎり自体の価値を思い切りあげることに成功したのです。

こんなすばらしい技術を開発したのは、大田区にある精密機械工場であるクマクラです。この町工場のWebページを見てみると、海苔の裁断を行う機械なども作っているそうで、まさに日本の光り輝く中小企業の技術を見たような気がします。

穴はすごく小さいけど、なくてはならないもの。そんな縁の下の力持ちとして町工場はしっかりと存在感を示すと共に、おいしいおにぎりを食べることができる当たり前に改めて感謝ですね。コンビニおにぎりに最先端の町工場の技術が集まっているという不思議なギャップ、まだまだ他にもたくさんありそうです。

【参考】JAPAN QUALITY REVIEW http://jqrmag.com/?p=406

コンビニのレジ前に団子が置かれている理由

2010年10月 22日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

ほとんどのコンビニで、レジに並んでいるとその前に団子や饅頭と行った和菓子が並んでいるのを目にします。あまり普段は気にすることはありませんが、よく考えてみるとどうして和菓子が並んでいるのでしょうか。この和菓子を手にとって購入する人があまり多くいるとも思えませんし、コンビニに来てわざわざ団子を買う人も多くはないでしょう。

レジ横という場所について考えてみると、想像通り一番売れる場所といえます。レジに並んでいてついでに置いてあるものが気になって手に取ってしまうことを狙った効果的な販売手法なのです。

では、団子などの和菓子はお店にとって利益をもたらす魅力的な商品なのかというと実はそうでもないといいます。それに、一日平均44万円程度の売上げの中で和菓子の販売は1日平均で約1000円。たったの0.2%の売上げでしかも利益率も良くないのです。

ということは、このレジ前という魅力的な場所に3本で100円の団子をおくことに対して、謎が深まるばかりです。お店として一番売れる場所なのであれば、一番売れる商品を置くか、一番売りたい利益率の高い商品を置くべきなのに、なぜか多くのコンビニは和菓子をおいているのです。ここには、何か秘密があるに違いありません。その謎を船井総合研究所の笠井清志さんが明かしてくれました。

和菓子を購入する中心層は高齢の方になります。コンビニというと若者というイメージがありますが、街の中で営業をする上で高齢層の存在を忘れてはいけません。数が多いのもそうですが、街とコンビニが一体化するためには、その街に長く住んでいる高齢層に愛される存在であり続けなければなりません。

そう考えると、高齢の方にお店に来てもらうための工夫を店舗内に施す必要があります。その1つの戦略として和菓子やせんべいをレジ前に置くのです。もしも売上げだけでを考え、店の奥におかれてしまったら、高齢の方が来て見つけることができず、「このお店には自分の欲しいものがない」と思われてしまい、二度と来なくなってしまうでしょう。

もちろんすべてのコンビニで、上記のように考えて戦略的に和菓子を置いている訳ではないと思いますが、高齢者に優しい店舗づくりを促進した結果の手法が元々の考え方であることがわかります。

であれば、それをもっと訴求するともっと効果を上げるのではないでしょうか。和菓子が置かれていることが分からなくらいひっそりとレジ横に置くのではなく、高齢者に優しくすぐに欲しいと思っていくことができるようにディスプレイしたり、若者も和菓子を食べたいと思うような施策を打つことができれば、まさに一石二鳥だと思います。

本来の目的だけなく、売上げを上げるという本来の目的も達成できるディスプレイと施策が効果的に働いたとき、もしかしたら和菓子ブームが訪れるかもしれません。

【参考】COBS ONLINE
http://cobs.jp/jijinews/trend/2010/10/18_1.html