あしたまにあーな

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ビールにトマトでアルコールを分解せよ

2011年8月 12日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

この季節おいしい飲み物の一つとしてビールが挙げられます。会社内のイベントでも必ずといっていいほどビアガーデンツアーが組まれ、デパートの屋上では今日も多くの会社帰りの人たちがビール片手に盛り上がっていました。

しかし、飲み過ぎてしまい次の日に二日酔いで苦しい思いをしてはじめて、あんなに飲むんじゃなかったとものすごく後悔することになります。そうならないためにもあらゆる手を使って次の日に持ち越さないような努力が欠かせないのです。例えばウコン入り飲料を飲む前と後で飲んだり、胃腸薬を用意したりします。コンビニではこういった客がまとめ買いをすることを狙って、並べて売ってあるところがほとんどです。

こういう努力とともに欠かせないのが、飲んでいる最中です。従来では所々で水などを飲むくらいしか手立てがなかったのですが、このたびアサヒとカゴメがすばらしい食べ合わせを発見しました。その立役者がトマトなのです。トマトの成分にアルコールの分解を促すものが含まれていることを実験レベルで確認したというのです。
トマトの水溶性成分に含まれる糖類やアミノ酸などの複合物がアルコールの代謝を促進する酵素の働きを高めるそうで、「ビールとトマト」という組み合わせが、見た目にも効果の面でも相性ばっちりだということが示されたことになります。

マウスによる実験レベルではありますが、トマトによってアルコール濃度は3割も減少することを確認したという驚くべき効果をあげています。アミノ酸などの主要成分を人工的に作ったもので実験してもあまり効果が得られなかったことから、トマトに含まれる様々な成分が複合することで相乗効果を生み出しているのではないかと研究者はみています。

トマトに含まれる、セルロース、ペクチン、ヘミセルロースには整腸作用やコレステロール低下作用があるといわれており、緑黄色野菜の中で唯一トマトにだけ入っているリコピンにはがん予防、老化防止、心疾患予防などの疾病予防効果があるといわれています。トマトを摂取することはアルコールを分解して次の日に快適に過ごすだけでなく、現代人が抱える様々な不安要素を低減してくれる様々な効果をもたらしてくれるのです。そういう意味で飲んでいてもいなくても積極的にトマトを食べるようにしたいものです。

【参考】日本経済新聞  夕刊 2011/08/12

寝過ぎると頭痛が起こる理由

2009年7月 20日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

休みの日に不規則な時間に起きたり、寝過ぎてしまったりすると片頭痛がしてその日1日を棒に振ってしまうことがある人も多いのではないでしょうか。痛み止めの薬を飲んで何とかしのぐのですが、寝不足でも一日中眠いことになるので難しい問題です。

頭痛になること自体を防ぐ方法を考えることが根本的な解決なのですが、まずは敵を知ることが大切です。その上で、頭痛になったときの対処方法について考えてみたいと思います。

◆寝すぎで頭痛が起こる理由
医師の山田恵子さんによると、頭が痛いというのは脳の痛みではなく、頭の血管や筋肉が刺激を受けることによる痛みなんだそうです。寝すぎると緊張が緩み、頭の血管が広がることで近くにある感覚神経を刺激してしまい、同時に神経伝達物質などの放出を介して血管の周囲に炎症が広がることによって頭痛が起こる仕組みになっているのです。アルコールには血管を拡張する効果があり、特に赤ワインは血管下記腸作用のあるヒスタミンが多く含まれることから、頭痛になりやすいとされています。

血管が広がること自体素人的にはむしろいいことなのでは、と思うのですが実はそうではなく、普段と異なる状態になっていることから脳内の様々なところに刺激を与えてしまうことになるのです。つまり、痛みを止めるにはこの膨張を元に戻してあげればいいと言うことになります。

◆頭痛を緩和させる効果のあるもの
上記で問題が分かったので、どうすればいいのかというと膨張した頭の血管を収縮させることが重要になります。ここで効果のある飲み物として登場するのがコーヒーや熱いお茶になります。これらの中に含まれるカフェインには血管を収縮させる役割を持っていて拡張して頭痛になっている際には、効果的であるといえます。

せっかくの休みの日に、朝から元気に動くためにも熱いコーヒーと規則正しい睡眠で元気に過ごしたいものですね。

【参考】
・All About http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20070524A/
・頭痛大学家政学部 http://homepage2.nifty.com/uoh/gakubu/kaseigakubu.htm

もう悩まない、つらい頭痛―つらい痛み(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛etc.)の対処法と危険な頭痛の見分け方 (ホーム・メディカ・ブックス) もう悩まない、つらい頭痛―つらい痛み(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛etc.)の対処法と危険な頭痛の見分け方 (ホーム・メディカ・ブックス)
(2003/10)
西村 謙一

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