あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



マテ茶の魅力を探る

2012年5月 02日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

最近、自動販売機で売り始めたコカ・コーラから発売されている「太陽のマテ茶」を、隣の先輩がすごく美味しそうに飲むので少し頂いてみるとものすごい味がし、久しぶりに特徴のある味に出会ってしまったような気がしました。

先輩は「久しぶりにアタリのお茶に出会ったような気がする」と目を輝かせているのですが、自分には、まったく分かりません。個人的には「久しぶりにのどを通らないお茶に出会ったような気がする」のですが。

そんなことではいけないと、マテ茶についてもっと知るところから始めようとして調べてみることにします。そもそもマテ茶の「マテ」とは一体何者なのかなのですが、南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを原産とするイェルバ・マテという葉や小枝を使ったお茶のことで、ビタミンやミネラルが多く含まれることから「飲むサラダ」といわれ、野菜が採れにくい南米では貴重な栄養源になっているすごく貴重なものだそうです。

日本の緑茶のようにアルゼンチンではマテ茶が生活に馴染んでいて、マテ茶にシナモンを加えると「愛してる」、はちみつを入れると「結婚しよう」という意思を表すといいます。

以前から日本でも広く普及活動をしていたというマテ茶ですが、世界的にみるとなんとコーヒーや紅茶に並び世界三大飲料の一つに君臨する代表的な飲み物なのです。日本マテ茶協会なる団体も存在し、マテ茶についてマテ茶キャラクタなど色々と知ることができます。

マテ茶にはカフェインが入っているのですが、含有量はコーヒーの約1/4、紅茶の約1/3、緑茶の約1/2程度と非常に少ないです。母乳をあげている人は少量であれば問題ないですが、飲み過ぎには注意する必要があります。

味は、健康という冠がつくと、多少は「そういうもの」であり健康飲料であると割り切ることもできます。美味しいという人とそうでない人がはっきりと分かれるお茶ではありますが、今後激しいお茶商品の争いにどこまで生き残っていけるかが勝負といえそうです。

【参考】
・日本マテ茶協会 http://www.matecha-kyokai.jp/
・Techinsight http://japan.techinsight.jp/2012/05/matetya-cm-model20120502.html

おいしい紅茶の方程式

2011年6月 27日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

おいしい紅茶を飲むためには、素材にこだわるか、おいしい入れ方を習得するかのどちらかになります。

前者であれば、期間限定で販売された「キリン 午後の紅茶 パンジェンシー DJ1 スペシャルボックス」のようなものがあげられます。午後の紅茶といえば、お手軽においしい紅茶を飲むことができる庶民の人気ブランドですが、そこがオンラインショップにて1万セット限定で、1リットル入りのストレートティーとミルクティーの2本入りで2100円という破格の値段で売り出しました。

そこで使われているのは、ダージリンの中でもわずかしかとれない希少な茶葉「ダージリン・ファーストフラッシュ・ロットNo.1(DJ1)」というもので、ミルクティーには、DJ1のほか紅茶がもっともおいしい時期に作られた上質なウバ茶葉も使ってブレンドすることによって、紅茶の繊細な風味と優雅な香りが単能できるような仕上がりになっているといいます。

しかし、それも後者のおいしい入れ方をマスターしていればこそ生きるものなのです。せっかく高級な素材を手に入れることができても、それを生かすことができなければ文字通り宝の持ち腐れでしょう。

そんなおいしい紅茶の入れ方を科学的に研究したという人がいます。その人は、食品栄養学の専門家であるイアン・ブラウンさんたちで、なんと180時間の研究とボランティアチームによる285杯の試飲を経て、下記のような「おいしい紅茶の方程式」を導き出しました。

「ティーバッグを100度のお湯で2分間 + 10ミリリットルのミルクを入れて6分間待機 = 温度60度になった最高の紅茶の完成」

これをもとにすると、次のような紅茶の入れ方になります。

1. ティーバッグを入れたカップに200ミリリットルの沸騰したお湯を入れる
2. 2分経ったら、ティーバッグを取り出す
3. 10ミリリットルのミルクを入れる
4. そして一番美味しく飲める温度である60度になるよう、6分間待つ
※紅茶を入れてから17分30秒が経つと、温度が45度より低くなって味が落ちるので注意

イアン・ブラウンさんによると、紅茶を楽しむ時、苦味と甘味のバランスが重要であり、10ミリリットルのミルクが自然な苦味となめらかな口当たりをもたらすのに、最適な量だということが分かったと話しています。ものすごく細かいところで味の差が出てくるのです。ちなみに、紅茶にミルクを入れない場合は、紅茶を入れた後に8分間待てば60度になるそうです。

これが285杯の試飲の結果ということで、いろいろなところで試行錯誤した形跡をみることができます。今までなかった紅茶の方程式を組み立てたと発想と明確な答えがすばらしいと思います。

もちろん紅茶の種類や飲む人の好みによって、これらの時間や量は少しずつ変わっていくものとみられますが、一つの目安になる方程式でしょう。この方程式を自分にとってベストになるようにさらに改良を加えてみると、自分だけの方程式を見つけることができるかもしれません。イアン・ブラウンさんは、自分たちにそんな楽しみも残してくれたのではないでしょうか。

【参考】Pouch http://youpouch.com/2011/06/27/112959/

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氷でじっくりお茶を作ると甘み増大

2010年7月 25日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

冷たい飲み物が恋しい季節となりました。ほとんどの家庭に今必ず入っているのが麦茶の入った入れ物ではないでしょうか。夏の風物詩ともいえる麦茶は、一年中存在しますが夏の季節がなぜか一番おいしく感じられるのが不思議です。

ただ、いつも飲んでいて当たり前になっているとはいえ、麦茶ばかりではどうしても飽きてしまいがち。たまには他の飲み物も飲んでみたくなるのではないでしょうか。しかも温かいものではなく冷たい飲み物で探そうとするとおのずと選択肢は狭まっていきます。

今回、麦茶の代わりにおすすめしたいのが煎茶です。しかも温かい煎茶ではなく冷たい煎茶で、なんと氷から作るのです。氷から煎茶を作るというのは、見た目以上に様々な効果をもたらすのですが、それはあとで紹介するとして、氷出し煎茶を実現してくれるのが、耐熱ガラスで有名なハリオグラスから出されている「氷出し茶ポット」です。すごくわかりやすい商品です。茶こしとポット部分が2段重ねになっていて、上の茶こし部分に茶葉を入れその上から氷を満杯に入れます。

この状態で放置しておくこと6-8時間。下に溜まったお茶を飲んでみると上品な甘さがあるお茶を飲むことができるというのです。その秘密なんですが、ハリオグラスによるとお茶は温度によって溶け出す成分が違って、高温だと渋みのもとになるタンニンが溶け出し、低温でゆっくり入れると甘み成分のテアニンが引き出されるというのです。

少々できるのに時間がかかるのですが、その間何かする訳でもないので放置しておけばいいだけ。この手軽さでペットボトルで売られているようなうたい文句である「甘みのあるお茶」を涼しげに飲むことができるのですから、すごく有用なアイテムといえるのではないでしょうか。

【参考】日経Plus1 2010/07/24

ハリオグラス 氷出し茶ポット KDP-2T ハリオグラス 氷出し茶ポット KDP-2T
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ハリオグラス

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