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気をつけよう!ネットでの選挙応援

2009年8月 22日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

選挙のシーズンとなり、街中で候補者の必死な呼びかけが続いています。新聞やテレビなどではすでに情勢が大きく一つの政党に傾いているという報道が流れているのですが、候補者は最後までわからないこの戦いに必死に取り組んでいます。

そんな選挙戦ですが、インターネット上のブログやSNSで安易に書き込みを行ってしまうと公職選挙法違反に問われかねない事態に発展する可能性があるというのです。それは候補者個人が発信するブログやSNSだけではなく、個人が発信するサイトでも気をつける必要があるのです。

公職選挙法の規定では、公示や告示後に選挙管理委員会の証紙を張ったチラシや法定はがきの他は、候補者や政党への支持や反対を示すなどした「文書図画の頒布」を禁止していて、これは政党や候補者だけではなく一般市民も制限されているのです。総務省によるとブログやホームページ、電子メール、SNSを利用することも不特定多数の人に頒布していることとしていることから、公示後に安易に政党や候補者に対して応援、批判をしてはいけないのです。

ただし総務省や警察庁によると、書き込み内容のどういった内容が支持や批判にあたりNGなのかといった境界線は明確ではなくケースバイケースになっているそうです。このようなあいまいな判断基準は後々問題になる可能性を大いに秘めていると考えられます。

選挙期間中の公職選挙法について、候補者や政党だけではく一般市民のレベルにまで言論や表現の制約を受けることに対して自分たちも意識しておく必要があると共に、どこまで当局が徹底できるのかをという疑問を感じざるを得ません。これだけ普及したネット社会において、取り締まる対象があまりにも大きく、具体的な取り締まりとしては特定の違反者を取り締まることによって、他への抑止とする以外ないのではないでしょうか。今、この公職選挙法のあり方について、改めて議論する必要があるのかもしれません。

【参考】日本経済新聞 2009年8月21日

事例解説 すぐわかる選挙運動 ―ケースで見る違反と罰則― 事例解説 すぐわかる選挙運動 ―ケースで見る違反と罰則―
(2007/05/15)
三好 規正

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メールの読み書き時間を計測するソフト

2009年8月 20日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

メールタイムウォッチ

ビジネスの世界において、今やメールはなくてはならないものとなっています。様々な情報共有、仕事の依頼のほとんどはメールが使われていて仕事の起点になっています。そこで朝から晩までメールの読み書きに関する時間がどうしても増えてしまっているのが現状ではないでしょうか。

しかし、メールの確認時間が延びてしまうことから本来しなければならない資料の作成やお客様と接する時間が少なくなってしまい、本末転倒になってしまうことにもなりかねません。出来ることであればメールの確認をするための時間は必要最小限にすることが求められるのです。そのためには、今自分がどのくらいのメール関連稼働がかかっているのかを把握しておく必要があります。

そこで登場したのが、ラスターワークスが提供しているメールの利用時間を計測できるソフト「メールタイムウォッチ」です。試用目的であれば無料でラスターワークスのページからダウンロードして利用することができる点も嬉しい限りです。このソフトをインストールすると、Outlook Express等のメーラーに「状況」「履歴」ボタンが表示されます。「状況」ボタンはソフトを起動してからメールの読み書きに費やした時間を表示し、「履歴」ボタンはその日の使用履歴を表示します。

どのタイミングをもってメールを読み始めたのかを把握するのかは難しいところではありますが、メーラーのウィンドウがアクティブになって、メールを表示している間は読んでいた時間、新規メール作成ボタンを押してから送信ボタンを押すまでが書いていた時間になるのでしょう。この読んでいた時間と書いていた時間を一定の間隔で平均してグラフ化することができるので、自分がどのくらい使っているのかの傾向をつかむことができるようになります。

メールタイムウォッチ(グラフ表示)

このソフトはここまでなのですが、メール確認時間がかかっていることが分かったときに具体的にどのような対策をすればいいのかを含めてツール化してくれるともっといいのではないでしょうか。メール処理の本は様々な所から出版されていますが、その多くが受信トレイに未処理分だけを残し、あとは処理済みの適切なフォルダに移動してしまうというもの。移動する行為自体も時間がかかったり面倒だったりするので、このソフトを使うことによってもっと便利になれば、メール処理に悩んでいた多くの人が喜ぶのではないかと思います。

【参考】
・BCNランキング
 http://bcnranking.jp/news/0908/090820_15006.html
・ラスターワークス
 http://www.lusterworks.co.jp/systemsolution/mailtimewatch.html

恐ろしい薬の取り違えリスク

2009年8月 05日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

徳島県の病院で、患者さんに抗炎症剤である「サクシゾン」を投与しようとしたのですが、誤って筋弛緩剤である「サクシン」を投与してしまって患者さんが亡くなってしまうという事故が発生しました。サクシゾンは解熱効果がある薬なのですが、サクシンは麻酔の際など筋肉の動きを弱める薬です。

医療に従事する関係者の証言を色々と調べてみると一様にありえない間違いだとしていますが、人間が行うことなのでミスを想定した対策が求められてきました。この問題について製薬会社はサクシンの名前を「スキサメトニウム」と改めました。しかし、厚生労働省によるとこの他にも名前が類似しているために取り違えてしまった薬が存在しているそうです。以下にその組み合わせについて示します。

◆アマリール(糖尿病=血糖降下薬)
 アルマール(高血圧症、狭心症=降圧薬)

◆タキソール(卵巣ガン、肺ガン=抗ガン剤)
 タキソテール(乳ガン、肺ガン=抗ガン剤)

◆ノルバスク(狭心症、高血圧症=血管拡張剤)
 ノルバテックス(乳ガン=ホルモン療法剤)

◆アロテック(気管支ぜんそく=気管支拡張剤)
 アレロック(アレルギー性鼻炎=アレルギー治療薬)

◆ウテメリン(切迫早産、切迫流産=子宮収縮防止)
 メテナリン(人工妊娠中絶など=子宮収縮促進剤)

◆テオドール(気管支ぜんそく=気管支拡張剤)
 テグレトール(てんかん=抗けいれん剤)

◆プレドニン(副腎皮質機能不全=ホルモン剤)
 プルゼニド(便秘症=下剤)

新薬を承認する際には既存の薬と混乱しないかを確認するのですが、すでに存在しているものを変更するのは製薬会社としても難しいとしてきたそうです。しかし今回のように死亡事故が明るみにあって必然的に対応を迫られているのが現状なのです。まず第一に考えるのは患者のことであり、それを支える医者のことを考えた製薬事業が求められます。

よく見ると上表の中では、類似した名前にも関わらず降下が全く逆のものが存在することから、利用者としては確認を十分にすることができないため恐ろしい状況といえます。利害関係が多く存在するこのような場合には、厚生労働省などがトップダウンで薬の名前に関する是正を求めていく必要があるのではないかと思います。すべては患者のためなのですから。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090725-OYT8T00565.htm

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小林 輝明

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