あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



篤姫 第19回「大奥入城」

2008年5月 11日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今日は何とも落ち着いた回でしたね。

とうとう入城した篤姫は、周りの混乱をよそに次々と古いしきたりをなくして合理的に替えていきます。篤姫にとっては慣れない環境に置かれる状況は何度も経験しているので、大奥といえども自分のスタイルを変えることなく振る舞っているんでしょう。さすがですね。

その分、篤姫の盾となろうとがんばる幾島の姿が逆に痛々しいですね。これまでこういう経験をあまりしてこなかったため、様々な場面で虚勢を張っているように思えてなりません。おそらくすっごく疲れるでしょうね。

いい物は取り入れ、悪いところは改める柔軟な姿勢が大切なんだと改めて思い知らされます。滝山を演じる稲森いずみが怖い雰囲気をうまく醸し出していてGOODですね。たばこを吸いながら怒りに震える姿はこちらまで続々と来てしまいます。

最後の頼みの綱である本寿院に、愚痴を言いに行きますが世継ぎが産まれればそれでいいと知らんぷりしています。女性だけの世界は色々ありそうですね。始めて本寿院と篤姫があったときに、篤姫が下座に降りていって挨拶した時に、本寿院がすごく恐縮していたところを見ると好印象だったんだと思いますが、今後はこの二人の嫁姑問題が勃発するんでしょう。

怖い状況が続きそうです。

薩摩にいる尚五郎も平穏な今を「これでいいのか」と悩み続け、時々死んでいるようだと言っています。尚五郎だけでなく、それに従う大久保や西郷など現状に満足することなく、日本をよくする男達はこの頃からその片鱗を見せてくれています。

今後の彼らがすごく楽しみです。

歴史街道 2008年 06月号 [雑誌] 歴史街道 2008年 06月号 [雑誌]
(2008/05/07)
不明

商品詳細を見る

篤姫 第18回「斉彬の密命」

2008年5月 04日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回の大きな話題は2つありましたね。

まず尚五郎ですが、小松家に入ってお近さんと夫婦になるという話を斉彬から依頼され、小松家に入ることは快諾しましたが、お近さんと結婚することに対しては、「決め手がない」と悩み続けます。

この時代の結婚とは、政略的なものも多くあまりお互いの感情を考慮した結婚がないんだと思うのですが、本来であればやはりお互いにこの人と一緒にいたいと思ってするものですよね。

それを一番大切なことだと考える尚五郎の誠実さをすごく感じました。中途半端な気持ちで言われるがままに結婚したのでは相手に対しても失礼だし、幸せにすることなんてできやしません。

悩んでいるとお近さんがやってきて「自分は取り柄なんてない。諦めてくれ」と伝えますが、それを慰めているうちに尚五郎はお近さんのいい面を再確認し、自分が守ってあげようという気持ち、その決め手を得ることになります。

これで世に名をとどろかせる小松帯刀に近づいてきましたね。周囲からも今は、篤姫のことを吹っ切れているかどうか不安がられていますが、お近さんという伴侶を得て、将来が楽しみです。

2つ目の大きな出来事、それが篤姫の輿入れです。

安政の大地震で輿入れが延期になってしまい、周囲の環境もハリスが下田にやってきたり、様々な出来事があってごたごたしていましたが、ようやく話が進み始めました。

江戸にある薩摩藩邸での最後の夜。

これまで疎遠だった母上様から達者でという激励を受けます。この人も篤姫がいたからこそ、自分を見失う寸前で世のすばらしさを再確認できた人の一人ではないでしょうか。

さらに、斉彬からもこの婚姻における篤姫の最大の使命を伝えられます。

それは、篤姫がもし家定との間に世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう家定や大奥の人々を説得せよというものだったのです。

おなごしかできない事があることは知らされていたんですが、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る篤姫でした。

大奥から迎えに来た滝山も、波乱を予感させますね。でも、もう篤姫としては3回目の出来事なので、おそらく屈強もはねのけてくれると思います。稲森いずみが少しまだ慣れていないかなという印象を受けましたが、これからでしょうね。

「篤姫」オリジナルサウンドトラック 「篤姫」オリジナルサウンドトラック
(2008/02/20)
TVサントラ

商品詳細を見る

篤姫 第17回「予期せぬ縁組み」

2008年4月 27日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今日は、尚五郎DAYですね。

いよいよ江戸に来ることになった尚五郎さん。行く際に大久保達にお札や野菜(!?)をもらうのですが、こういう時ってものの高価さではなく、自分に気を遣ってもらえているという心意気が本当に嬉しいんですよね。いい仲間を持ったなぁと思います。

その頃江戸では西郷が幾島の厳しい命令に従って篤姫の嫁入り道具集めに奔走しているのでした。西郷にそんな時代があったというのを始めて知りました。着物の知識などがもともと西郷にはなかったと思うので、一生懸命勉強したんですね。知識がなくっても勉強すれば何とかなるんだということを教えてくれています。このことが後にすごく役立っていくんでしょう。後の時代を知っている自分たちから見ると、なんかこそばゆい気がします。

尚五郎も江戸に到着し一生懸命勉強していた矢先、斉彬に呼ばれ小松清猷が赴任先の琉球で病死したため、清猷の妹・お近と結婚し、小松の家を継ぐようにとお願いされるのでした。これはきっついですよね。斉彬のお願いでは断れないし、お世話になった先生のためでもあるし、YESしか答えのない質問だったような気がします。藩主のお願い=命令なんですよね。自分で選ぶ事なんてできやしない、自分がもう少し江戸で勉強したいと思っていてもそれは許されないものだったのです。

薩摩に帰る前に篤姫と語る尚五郎。改めて篤姫は自分が心から信じられる友だと確認し、御台所に行く決心をするのですが、さすがに今回尚五郎がお近と結婚することはわからなかったみたいです。囲碁の最中に察するかなって思っていたんですが、少し残念です。

ここっていう決心の時に、囲碁はすごい重要なアイテムになっていますね。囲碁を指導したのはプロ棋士の梅沢由香里さんで、ヒカルの碁のときも指導した猛者です。次にいつ会えるか分からない二人。その時にはきっともっと大きな二人になって会えるんでしょう。

最後に、薩摩に到着した尚五郎を迎える大久保達の目が少し怖かったのが、なんか悔しいですね。早く誤解を解いてあげないといけないのに、この場面で終わるなんてNHK、もどかしすぎます。

篤姫 有田焼 焼杉台付焼酎サーバーセット n_ama-668244 篤姫 有田焼 焼杉台付焼酎サーバーセット n_ama-668244
()
不明

商品詳細を見る