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会議の効率を上げるコツ

2009年6月 05日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

毎日の仕事の中で意外にも大きな稼働となっているのが会議です。朝スケジュールを見るとその日1日のうち、ほとんどが打ち合わせ予定がみっちりと入っていることも珍しくないという人もいるのではないでしょうか。

その打ち合わせですが、なかなか要領を得ずに参加者が次第に活力を失ってしまうようなものや、「なんで自分がこの会議に参加しているのだろう」と思うようなものも少なくありません。最近会議の効率的な進め方を指南している書籍が増えているのもこのような現状に危機感を感じている人が多くなっているからではないでしょうか。そこで、今回は効率的な会議とはどのようなものかについて考えてみたいと思います。

効率的な会議といっても、会議によってその目的もアウトプットも異なるため「効率的」という言葉の定義をしっかりとしておく必要があります。ここでは2パターンについて会議の進め方を考えてみます。

◆パターン1「関係者との合意」
最も多いのがこのパターンではないでしょうか。会議の主催者がある決めたいことを持っていて、それを関係者へ提示し合意を得るための打ち合わせです。
・目的: 関係者から内容について合意を得ること
・進め方:
 1. あらかじめ会議で使う資料は関係者へ展開しておきます。
 2. 会議が始まったら、まず会議の趣旨と目的を主催者は説明し方向性を統一します。
 3. 議論の中でキーマンとなる人には事前に軽く説明しておくとスムーズに進められます。
 4. 議論は大枠から進め、時間に余裕がある場合には細部に及ぶような進め方をします。
 5. 主催者は、時間を常に意識し、会議が脱線していないかを監視します。
 6. 出席者は、ただ出席して聞いているだけでなく自分の意見を述べます。懸念点があれば問題提起します。
 7. 主催者は、決められた時間の中で大枠の方向性が固まっていたなら決定事項としてまとめ、後は別途会議が必要かメールベースでもいいのかを判断します。
 8. 主催者は、時間前にそれぞれの宿題事項、決定事項の整理を行い、会議を終えます。
出席者は事前に資料を読むことが大切です。読み合わせを行うだけで時間は数十分程度掛かってしまうこともあり、会議時間そのものが延びてしまうからです。しかしなんと言っても大切なのが主催者です。この進め方次第で会議はマンネリ化せずに済むのです。みんなが意見を言って、同意している旨の言葉を引き出し、課題と感じているところも引き出すことによって、議論が活発になります。またタイムキーパーであることも忘れずに。

◆パターン2「アイデアだし」
上記の合意パターンの打ち合わせではなく、仲間等でブレストをするパターンの打ち合わせです。
・目的: アイデアの方向性を定めること
・進め方:
 1. 時間を決めます。この手の打ち合わせはエンドレスになってしまう傾向があるので。
 2. 必ず書記役を定め、ホワイトボードなどに議論した内容を書き込みます。
 3. なるべく議論をまとめようとせずに、考えたことを言い合うようにします。ただし注意としては、ネガティブな事は絶対に言わないようにします。ネガティブ発言はアイデアの創出を阻害してしまいます。
 4. 主催者は、時間を考慮して時間になる頃に議論のまとめを行います。

アイデア出しの打ち合わせは、面白いのですが必ずまとめることが大切です。ホワイトボードに書いたものを必ずまとめておきましょう。そしてどのような方向性が決まったのかを書いておくと次の会議でその先に進むことができます。

このように会議は目的によって様々な運営方法があります。共通するのは主催者がその違いをはっきりと認識し、議論を正しく進めることなのです。そして一番大切なのが参加者が打ち合わせに遅れないこと。遅刻してしまうとそれだけで他のメンバーのモチベーションも下がってしまい、悪影響を及ぼします。また、参加者は参加したからには必ず発言しましょう。発言せずに後で批判することがあってはいけません。

有益な会議が行われ、無駄な会議がなくなり時間が効率的に利用されるとき、モチベーションも上がり結果も伴うのではないでしょうか。

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「無料」をうまく利用したビジネス

2009年6月 03日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

サービス提供者の立場になったとき、お客様に無料でサービスを提供することは、その裏に必ず仕組みを持っていることにつながります。例えば、単純にお金をばらまいていたのでは赤字になるので、その見返りを考慮して最終的に儲けることを考えます。

そのことを強く感じる出来事として、フランスの宝飾店「モーブッサン」による先着5000人に0.1カラットのダイヤモンド裸石1個プレゼントキャンペーンが挙げられます。このダイヤモンド1個は5000円相当になるといい、これが欲しいという人が朝から2キロも銀座に行列を作ったそうです。中には、電車賃の方が高く付きそうな所からやってきた人もいるらしく、このご時世もあってか怒号飛び交う修羅場と化したそうです。特に最後尾の方は恐ろしいことになったのではないでしょうか。

このキャンペーンもモーブッサンの立場から見ると、儲ける仕組みをしっかりと持っていたのです。その秘密はダイヤモンドの裸石だということにあります。裸石ですから、このまま持っていてもいいのですが、どうせなら指輪やペンダント、ネックレスなどの宝飾品として持っていたいという人もいるでしょう。仮にこのような人の単価が5万円だとして、全体の1割が購入するとすると、2500万円の利益を得ることができるので計算上は元をとることができます。客単価をもっと上げることができれば、これ以上の利益を期待することができることから、プレゼントした人への勧誘は相当のものと想像できます。

「モーブッサン」日本法人のヤニック・デリアン社長は、もっと凄い試算をしていて1億円の利益を見込んでいるそうです。さすがにここまでの利益を得ることができるかどうかは不透明なところではありますが、ここに無料を利用したビジネスの典型を見ることができます。

裸石のように無料でもらえると嬉しいのだけど、それをきっかけによりよいサービスをお金を払ってでも得たいという欲求に刺激を与えるものの例として、健康食品の販売、1話目無料の動画等が挙げられるでしょう。宝石という商品だけでもダイヤモンドの他に真珠など利用できると思います。

このようなビジネスモデルは、始めはマイナスから始まるため大きな賭けの要素を含んでいます。つまりハイリスクハイリターンなのです。ビジネスとして継続していくためには、マイナスを如何に少なくしてリターンを得るかが大切になります。そういう意味で今回のダイヤモンド裸石がどこまで成功するのか見守っていきたいと思います。

【参考】FNNニュース
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00156309.html


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本当に「お疲れさま」なのか

2009年5月 20日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

会社や学校から帰るときに必ず交わす言葉といえば、ほとんどの人が「お疲れさまでした」なのではないでしょうか。この言葉は、相手の性別や上下関係、立場のようなものにはほとんど影響を受けずに使うことができるとても便利な言葉です。自分も会社で電話先の他の部署の人に電話をする際に必ず接頭語としてこの言葉を使います。

少し脱線しますが、自分は同じ会社内であれば電話先の相手に「お世話になっております」という言葉は使わないようにしています。相手がそう言ってきても必ず「お疲れさまです」と返します。自分なりの考え方として同じ社内であれば他社のような壁を作るべきではないという思いからきています。「弊部」というのも少しおかしい気がします。

「お疲れさま」と同じような感じで使う言葉として「ご苦労様です」というのもあるでしょう。しかし考えてみて下さい。相手にお疲れさまですと言われて、嬉しいのでしょうか。いたわってくれているなと感じるでしょうか。答えはNoではないでしょうか。

それはあまりにも頻発して使いすぎていることと、心がこもっていないからだと思います。お疲れさまと言われて「自分は疲れてないんだけどな」などと答えるのもなんだか野暮ったい気がしますが、思いとしては無意識にスルーするか、「別に疲れてないよ」と感じてしまうかのどちらかだと思います。

慣例上どうしても「お疲れさまです」と言わなければならないときもあるとは思いますが、せめて1日1回は心の底から「今日もお疲れさまでした。明日もよろしくお願いいたします」と言える自分でありたいと思います。

【参考】日経Plus1 2009年5月18日


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